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「想像力の尊大さをリドリー・スコットに観る」


   


     9月 6th, 2012  Posted 12:00 AM

映画の専門誌で依頼原稿を書いたことがあります。
「好きな映画監督特集」でした。
当然、私はリドリー・スコットを取り上げました。
今回、彼の新作「プロメテウス」を京都で楽しみました。
彼のテーマである「未来の地球と人間」、
さらに「人類・人間へのまなざし」がテーマでした。
彼自身がRCA(英国の有名なデザイン系大学)出身ですから、
特に、プロダクトデザイナーは観るべき映画だと思いました。
私は月に4~5本は映画を観ています。
それもわざわざ京都で観るのです。
理由は車椅子でのアクセシブルは、京都か金沢だと思っています。
それはともかくとして、
デザイナーとして、何を観ているかというと、
無論、映画のテーマとそのストーリー性から、
映画セット・背景・小道具から、
最近は3D技術やCG編集力まで総合的です。
「プロメテウス」の宇宙船からビークル、装備品などは、
時代設定から、まだそんなカバンや手袋なども注目。
未来の手術装置や、コンピューターでのホログラム表示、
ファッションの未来的イメージも対象です。
そして、リドリー・スコットのイマジネーション才能の素晴らしさ。
しばしば、デザイナーの友人が「映画監督」をやってみたいと聞きますが、
私は、職能としての「映画監督」には興味がありません。
しかし、クリエイティブな活動として、映画表現は興味がつきません。
「想像力に尊大さ」を自分の内面にある創造のための想像力と比較し、
その映画コンテでは確実に表現された装置から登場するモノの造形性など、
そうしたことに、自分の想像力と創造的な造形力照合するのです。
シド・ミード的なレンダリング世界が、
映像として、さらに3Dとしても、今回も流石だと思いました。
そこまでの手術装置は有るべきだけど、
デザインも発想力がスゴイとかを確認しました。
ブレード・ランナーからすべからく、
彼の未来への想像力は学ぶことや、再吟味すべきことを発見しました。
プロダクトデザイナーは是非、観るべき映画だと推薦しておきます。


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「海外旅行用の電源変圧機器が進化しているかも」


   


     9月 5th, 2012  Posted 12:00 AM

海外での電源変圧では、なんどか失敗しています。
最近だと、北京でいきなりホテルの部屋、
そのブレーカーまで火花を出す始末でした。
全くの不注意に過ぎません。
だから、海外用の変圧器がなんとか進化してくれないかと
いつも新製品を見つめてきました。
最近は、USBでの充電を目的に性能開発ができたおかげで、
変圧器もより小型になり、システムとしても良くなってきたようです。
Macはどこに行っても、変圧の必要がありませんから、
プラグのみの交換で間に合います。
すべからく電気製品はこうなってほしいと思っています。
最も、日本の電源が二分されているのは島国であって、
国際的には時代遅れです。
根本的な解決には相当の制度設計を革新しなければならないでしょう。
ヘアードライヤーなどの電気製品など、
日本製はとても優れた性能を持っていますが、
この消費ワット数を考えると、海外使用には限度があります。
願わくば、USBでの電源供給や変圧技術を革新すれば、
それこそ「省電力・節電機器」の開発が可能になるかもしれません。
そして、最終的には電磁誘導での電源供給と
変圧技術そのものの大発明が必要だと考えます。
そのためにも、海外旅行には、
バッテリーで十分に持ちこたえる電気製品の開発=革新性が必要です。
私は先進国しか海外旅行の経験がありませんが、
電力の不安定な後進国でも十分な電源・変圧・送電方式は、
きっと、日本が発明して国際的な標準化ができるのだと思っています。
3.11を体験したわが国の経験則が
こうしたシステムの創出が可能なはずです。


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「今気に入っているウェブカメラとヘッドセット」


   


     9月 4th, 2012  Posted 12:00 AM

最近はSkypeよりもハングアウトやFaceTimeが人気です。
しかし、私は使い慣れたSkypeが映像もいいと思っています。
もっとも映像はウェブカメラ性能で決定です。
今はほとんど論文指導ではSkypeオン状態で、
明け方まで学生たちとやりとりをしている状況です。
常に、これまで気にしてきたのはウェブカメラの解像度です。
改善される度に買い求めて、テストしてきました。
それは、たとえSkype映像でも十分にスケッチや素材、
素材仕上げ程度の確認が可能になってきたからです。
そして通話も様々に試してきましたが、
ヘッドセットを使った方がはるかに音質、
そして雑音の軽減が可能になりました。
このウェブカメラは720pixelsでのHD映像が可能になりました。
HDについては、
いち早く、PCモニター開発デザインで随分と詳細を知ることができました。
最近はHD本来の意味が曖昧になり、
性能がいい加減なモノも出始めてきていると判断しています。
HD=High Definitionとは、
現在は少なくても解像度画数が、
720pixelsから1920pixelsを実現すべきでしょう。
さらに、これからはHDを超える画素数実現の技術も見えてきました。
通話に関しては、
願わくばB&Oの電話機で実現しているクリア音質がほしいと思っています。
現在は、Jawbone ICON HD+NERDがようやく実現してくれたようです。
このヘッドセットシステムはこれから、
ウェブカメラとともにまず「形式」が変革し、
その結果としての新しい形態が発明されてほしいと思っています。
ともかく、ウェブカメラとヘッドセットは
まだまだ未開発の領域だと思っています。


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「USBからワイヤレス化と電磁波空間」


   


     9月 3rd, 2012  Posted 12:00 AM

明確に記憶していますが、
レガシーインターフェイスからバスインターフェイスが汎用化される。
こんな情報を1993~4年頃に、
当時、EIZOモニターをデザインしていましたから、
私はとても興味と期待を持って待っていました。
USB=Universal Serial Busになって、
本当にPCはじめデジタル機器のコードコネクションは便利になりました。
最近は、miniUSBやmicroUSBでコード・マネージメント、
これはEIZOブランド商品で私が提示しましたが、
おおよそ、この写真にあるようにほぼ5種程度でいいようです。
無論、
私にとってはオーディオ用のUSBコードの進化に最も注目しています。
USB性能の進化は、転送速度と機器間の相性問題があります。
だから、安易なコードがUSB3.0といえども、私自身は信用していません。
オーディオ用のUSBケーブルが、miniやmicroになり、
しかもノイズ対策が完備してほしいと思っています。
機器設計デザインの立場だと、
microUSBが基盤実装上でも効率的なレイアウトが可能です。
つまり、データー転送の信号ケーブルと電源コード、
ローパワーデバイスとハイパワーデバイスだけでなく、
さらに、
各種機器間のコネクションケーブルになってほしいと思っています。
しかし、将来は、USBコネクションもワイヤレス化が望まれますが、
これも空間の電磁波問題は、まったく見通しもついていません。
私としては、このUSB進化の系譜が
そのまま「医療機器」のコードコネクションをまず完成させ、
そのワイヤレス化、当然電力デバイスへの進歩であり、
この時の電磁空間が与えるであろう人体への影響です。
私には、ICDが身体に埋め込まれていますから、
電磁波空間は生死に関わっています。
明言すれば、
電磁波空間も放射能空間も同次元・同位相なのかもしれません。
考え過ぎかもしれませんが、
それでもUSBは大きな進化だったことは間違いありません。


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「進化著しいスピーカーシステム」


   


     9月 2nd, 2012  Posted 12:04 AM

私はスピーカーシステムには病的なほど拘りがあります。
IPadやiPhoneはすっかり音楽視聴のスタイルを革新してくれました。
かつては小型スピーカーシステムは、
「ブックシェルフ」と読んで、書棚に収めて配置するモノでした。
いくつかの名作があります。
故・瀬川冬樹先生にJBL4343と聴き比べて紹介された製品は
もう使えませんがまだ所有しているほどです。
最近では、この一体化したステレオスピーカーユニットになりました。
この二つは、音楽を使う小さな教室では十分な音圧と再生が可能です。
海外ブランドで著名なモノも結構、日本製ですが、
このメーカー・Jawboneはヘッドセットからスタートしましたが、
デザインの緻密さと正当性は高い評価を得てから、
とうとうスピーカーメーカーに進化しました。
JAMBOXは周波数特性もあるメーカーに依頼して測定したもらいました。
想像どおりでしたから、B&W zeppelin airにはおよびませんでしたが、
なかなかの特性を持っていました。
私が小型スピーカーでは、特にf0に拘っています。
ところが最近の商品カタログではこの性能記述無しを見かけますし、
ショールームでも答えられない店員さんが増えています。
確実にHi-Fiスピーカーシステムと呼んでいいと評価しています。
講演会などでは、
本格的なJBLやBOSEなどを
PAシステムまでスタッフが持ち込んでいましたが、
これからは、BIG JAMBOXで十分かも知れません。
ワイフは自分の講義では、iPadとBIG JAMBOX-Redを使っています。
今は、このBIG JAMBOXをいくつか会場に配置すれば、
それなりの「音場効果」が出るのではないかと模索中です。
それにしても、Jawbone社のモノづくりは、
商品デザインとして本当にまとまっていると評価しています。


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「喧嘩とは、自分に売ることが基本だ」


   


     9月 1st, 2012  Posted 12:00 AM

私は、「喧嘩師デザイナー」だと自称もしています。
だから、誰にでも喧嘩を売るということで怖がられています。
デザイナーは喧嘩師であれ」でもしっかりと記述していますが、
まずは、「自分に喧嘩を売る」ことを
根本的な原則にしなければなりません。
喧嘩を売る、とはチャラけた言い方だと「自己啓発」でしょう。
「自己啓発」類の本やその著者は、
私に言わせれば、高校時代に出会っていれば殴っていたでしょう。
この系譜で言うと、「仲良しクラブ的なこと」は大嫌いです。
表向きのチャラけた連中を見る度に、
現在は公的立場でもあるからもの凄く我慢します。
チャラけた発言などはひたすら無視することにしています。
「腹が立つ」とは、武士道における「腹こそ心の在処」だからです。
「切腹」とは「腹=心」の清廉潔白さを
最終の自死をもって証明する美学的精進だと考えます。
しかしこれこそ、
「自分に喧嘩を売っている」ことにもつながっていますが、
今では許されない行為ですが私は認めています。
「自己啓発」なんて言葉自体がだめです。
せめて、「自己鍛錬」・「自己精進」です。
鍛錬と精進は、
仏教的な精神的な自己犠牲を強いる、これこそ「勉強」です。
心臓発作を経験する40代半ばまで、
「睡眠時間4時間」を自分に強いてきました。
それはほとんどが、読書とスケッチでした。
「本を徹底的に読む」・「スケッチを毎日描く」・「文章を書く」、
これが、私の鍛錬と精進の核心です。
だから、毎日ここでのブログも精進の一つの形式にすぎません。
私の毎日の記録は、手帖・メモ帖・スケッチ帳が、
鍛錬と修練の「喧嘩ツール」になっています。
なぜ「帖」であり、「帳」なのかも、
勉強ゆえに区別されるべき詳細な日本の美学の証なのです。


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「毎日の喧嘩相手は薬だ、日常的な自分との喧嘩でもある」


   


     8月 31st, 2012  Posted 12:00 AM

車椅子生活になって、途端に身体は弱くなりました。
さらに心臓障害もあるために、
体内にはICD(植込み型除細動器)も2台目を入れています。
一台目は電池切れで、また新規を入れています。
これでまた5年は生きられますが電池切れになればまた手術です。
心臓の制御薬は欠かせません。
だから、私が私自身へ喧嘩を売る日常性には必ず、
内服薬があります。
毎日、薬を見つめながら思い続けてきたことは、
「薬剤」にはデザインが無い、ということです。
だから、薬のデザインにも取り組んでいます。
一つは、ワクチンは注射薬として皮下注射を経肺吸入させるべく、
ドライパウダー化にも取り組んできました。
しかし、
さすがワクチンはドライパウダー化はまだ時間がかかりそうですが、
ワクチンのミスト化は可能になり、今はその開発中です。
もう取り組んで6年は経過しました。
まさか29歳からほぼ「薬漬けの生活」になるとは思ってもいませんでした。
けれども、薬漬けゆえに、新たな薬剤、薬剤摂取、経皮接種、経肺吸入など
こうしたことへのデザイン開発に辿りつきました。
ICDを体内に埋め込んで以来、アレルギー体質になってしまいました。
現代はアレルギーやアトピーなどが日常化している人に向けては、
絶対にデザイナーがこの難問解決に携わるべきだと考えています。
これだけ様々な薬剤と対決してくると、
その苦しみからみえてくるコトがいっぱいあります。
デザイナーが、こうした医薬関連、医工連携に取り組むのならば、
入院・手術・毎日の常用薬と絶対に
喧嘩してみるべきだと言い放っています。


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「自然との喧嘩・調和などありえない」


   


     8月 30th, 2012  Posted 12:00 AM

私はずーっと「自然との調和」などありえないと考えてきました。
3.11は1000年に一度、
現代を共時共有している私たちにとめどないショックを与えました。
今でも、あの大津波の映像を見ると胸がつまります。
昨日、中川防災大臣が「南海トラフ大震災」の予測を発表しました。
私は「までい-Project」を3.11直後からデザイン計画を書き上げ、
石巻市にプレゼンもしました。副市長は派遣された若手官僚でした。
この計画は相当に壮大ですが、やり抜かなければなりません。
石巻プレゼン後、中川防災大臣にプレゼンしたとき、
すでに、中川防災大臣直轄での
「南海トラフ予測会議」は20回目に及んでいました。
「南海トラフ大震災」は予知ではなくて、
すでに予測値が最大死亡者32万3000人までがシミュレートされています。
私自身も大阪市民の一人ですから、大阪市は7700人の死亡者予測です。
私の自宅マンションも8Fまで津波水害があると言われています。
結局、大震災が南海トラフという地震断層に、
東海・東南海・南海と三連続・同時ということです。
日本列島はコンニャクのような地盤です。
この地盤の上の自然と私たちは共生していく運命にあります。
「自然との調和」などはありえないのです。
ということは、自然との喧嘩が待っているのだ、とすら私は思っています。
自然相手に喧嘩なんて不可能かもしれません。
だから、私は、減災・防災・救災というレベル設定をしています。
私が考えている「までい-Project」では、
「人工地盤デザイン計画」と
「制度設計としての医療環境デザイン」を進めています。
「危機管理デザイン賞」の創設もその一貫でした。
自然相手の喧嘩は、喧嘩への志と態度です。
この志と態度に「知恵としてのデザイン」で
立ち向かいたいと考えている次第です。


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「喧嘩道・夫婦間では必ず敗北宣言をするべき」


   


     8月 29th, 2012  Posted 12:00 AM

男同士の喧嘩は、
その限界は暴力に至るでしょうがそれはバカです。
そして大問題は、
「男女間の喧嘩・夫婦間の喧嘩」に、
喧嘩道の結論があると考えています。
殴り飛ばしたい女もいますが、これは耐え抜きます。
しかし、夫婦となるとそうはいきません。
私は、あっさりと「敗北をすること」にしてきました。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
私は二度も離婚を経験しました。
浮気ではありませんことを断言しておきます。
「もうこの女性とは無理だな」と思ったら、
その女性に対しての責任を果たせませんから離婚をしました。
それは完璧な「敗北宣言」です。
だから慰謝料は言われるままでしたので、
一切裁判などにもなりませんでした。
ひたすら全財産を失ってきました。
喧嘩道には男女間そして夫婦間がありますが、
これは絶対に「敗北」を覚悟し決意して、
喧嘩の収束をすべきだと思っています。
私のような我が儘さを認めてもらってきて、さらにわがままに、
「貴女との生活はもう無理だ」と告白することは、
夫婦間の喧嘩からの逃避でもありますが、正直さだと思っています。
伯母に現在のワイフと結婚をする報告をしました。
「貴男ね、自分はモテるって錯覚しているでしょ、
いい加減にしなさい。貴男は捨てられたことを自覚しなさい!」と。
「だから、言われるままに慰謝料は借金してでも上げなさい」。
教え子に言います。
私のような生き方はダメだ。真似をするな、と。
女性の教え子には、
料理が出来なかったら浮気されても仕方がない、なんてことを伝えます。
もっとも、これまでの「ワイフたち」は、
流石に結婚しようと決意したわけですから優れた女性でした。
今回、喧嘩道の極地って何かなあってワイフに聞いたら、
「それは離婚での敗北宣言でしょ」って、あっさり告げられました。
それをブログでカミングアウトか、ワイフは書いておくべきだと。
とんでもないと存分に躊躇しましたが、喧嘩道のために告白です。
ともかく、男女間の喧嘩、夫婦間の喧嘩、離婚は、
喧嘩道において「敗北宣言」あるのみです。
読者諸兄の皆さんはビックリされていると思いますが、
喧嘩道を書き残していくにはここは避けがたいポイントです。
もう「敗北宣言」はしたくありませんので、
ワイフに喧嘩を仕掛けるなんてとても完全不可能です。
「捨てられるのは完璧恐怖ですから」・・・・。


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「大風呂敷という喧嘩手法、その肝心要」


   


     8月 28th, 2012  Posted 12:00 AM

祖父は誰からも信頼され、大きなリーダーでした。
そして裏切られても棟梁であることを護り抜きました。
裏切りというのは頼まれるとすぐにお金を貸し実印を押しました。
そして、莫大な借金を背負っていましたが、
私にはその片鱗も見せなかったので、
祖父は大金持ちだと高校生になるまで信じていました。
母から、
「なんでもおじいちゃんに買ってもらうことはやめなさい」
と言われました。
「おじいちゃんは破産しているから」
当時は全く意味がわかりませんでした。
確かに、幼稚園児の頃、
福井市から見える山の名前をすべて教えてもらいました。
そして、
「あの山からあの山まで無くしてしまった」と言われて、
「大丈夫だよ、僕が買い戻してやるから」
と答えていたことを思いだします。とても買い戻せないけれど・・・。
お祖母ちゃんが言いました。
「おじいちゃんは、大風呂敷を広げてみんなを庇ってしまうんだよ。
だから、あなたは大風呂敷を広げても肝心なことを忘れてはいけない」、
と教わりました。
「男は、いつでも大風呂敷を広げても喧嘩して護ることがあるけれど、
その風呂敷は必ず畳んで持ち帰られる大きさにしておくことが要」、と。
「おじいちゃんは大風呂敷を広げすぎてでもあんなに他人を庇うけれど、
畳めないほど大きすぎるから騙されるんだよ」。
デザイナーである私はプレゼンでは、
それこそ、大風呂敷を広げているなー、と自覚することがあります。
しかし、
その大風呂敷は必ず畳んで持ち帰られる大きさにしようと心掛けています。
大風呂敷で喧嘩をしますが、
すぐに、畳めて、
すぐに、立ち去れることを目指しています。
そうすれば、その大風呂敷は必ず、
大きな夢や相手を風呂敷でくるんでしまえば、
喧嘩相手をすっぽりと包んでしまいます。
大風呂敷という喧嘩手法には、
この重大な落とし前の付け方があるということです。
写真はワイフの風呂敷を借りました。


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