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『金沢の「棒茶」がとてもいい』


   


     11月 19th, 2019  Posted 12:00 AM



私はコーヒー、紅茶より、緑茶が自分にはあっています。
金沢美大に入った頃、下宿屋さんから通っていましたが
母への最初の電話は「何か、金沢のお茶はちょっと違うよ」でした。
金沢のお茶は、「棒茶」といういわば、
茎ばかりなので茎茶という緑茶の一種。
「今度帰るときに持って帰る」と、すっかりはまりました。
これまでのほうじ茶より格段に香りも良い「加賀棒茶」でした。
北陸と言っても、福井と金沢には味も方言も、
もちろん気質も違っていました。
さて、北陸新幹線の影響でいいことも多いのですが、
残念な面ではお土産物商品化したり、
観光客目当ての値上げが目に余ります。
それを考えると金沢や富山の街の整備や賑わいはありますが
福井に北陸新幹線は来て欲しくありません。
でも、変わらずしっかりと味わいそのままに「棒茶」は最高です。
だから、コーヒーより、私は「棒茶」が上手いと考えています。


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『チームより「一人っ子」気質がとっても大事』


   


     11月 18th, 2019  Posted 12:00 AM



球技を観るのは大好きです。
が、球技は大抵、スポーツの中では「チームで戦う」のです。
最も、最近はラグビーがブームになりました。
もちろん私もにわかブームに乗りました、
「ワンチーム」も心に響きました。
でもチーム球技のスポーツは、私には、絶対に向きません。
私は勝負事だったら、
自分の能力での勝ち負け以外好きにはなれないのです。
どうでもいいのですが、例えば、「汗が混じり合う」こと、
さらには「赤提灯で一杯」とかも、苦手です。
求められる協調性や、
コミュニケーションが一人っ子気質の私には欠落しているのでしょう。
よく、デザインも「チームでやる」とか言うチームワーク志向も、
私にとっては「自分の能力であり、強いリーダーシップ、リーダー志向」なのです。
それ故、戦術も戦略も私次第です。
ともかく、自分の力ならば、負けてもOK、納得なのです。
チームなりの良さも感じられるのですが、
私は、美大では空手部でしたが、
みんなの胴衣洗濯といった下働きはしましたが、
自分はあくまでも
「一人っきり」のスポーツ大好きだと認識しました。


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『画素・ピクセルは「正方形」になるダヴィンチがいる』


   


     11月 16th, 2019  Posted 12:00 AM



点描の技法といえば、ジョルジュ・スーラを思い浮かべます。
また、ワシリー・カンディンスキーの『点・線・面』は、
私のバイブルでした。
「点はやがて限りなく正方形に近づく」は
コンピュータ画面ピクセルの形状につながったのです。
2点が線となり、その線で囲まれた面となります。
光造形では線には幅があり、面には厚さがあり造形として、
クラインボトルにもなりました。
スーラは、光学的手法とはいえ、短い生涯の作品がすべてで、
テキストあるいはバイブルとなることばとしての
理論が私には届いていませんでした。
ダ・ビンチは、没後500年の今年は最大の展覧会が開催されますが、
最新の科学を通して様々検証が重ねられています。
筆の跡さえ残さなかった彼の技法は、
それこそ、コンピュータの如く、画素であり、
そこには全ての光を閉じ込めた跡がありました。
おそらく、スーラもカンディンスキーも、
ダ・ビンチのことは知らずして、
ピクセルの形状のような正方形、点を通して、
絵画は突き詰められていました。


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『気障と美とデザイン』


   


     11月 15th, 2019  Posted 12:00 AM



私はデザイナーであり、常に思っているのが「デザイン」と「美」です。
「真善美」の中で、私が選んだのは「美」でしたが、
気障に見えるかもしれませんが、毎日「美」をともかく見ているのです。
私が音楽か美術に進みたいと言った時に、
「あなたはそっちが向いている」と母が後押ししてくれました。
そして美大進学のお祝いに「気障に生きなさい」と
指輪とブレスレットを買ってくれました。
また、書もそれこそ一流の禅寺で、
高校時代に自分から申し出て特訓しました。
この書は空海の寄せ集められた「般若心経」です。
そして、なにかにつけて、この書を見ます。
日々様々な物事があり、汚れやわだかまりなど
純粋な美だけを追求できなくなりますから、
心を空っぽにしてこの書を見たり、読んだり、書くことで知恵を授かり、
「美」を感じ取れる私自身となり、デザイン活動に戻れます。
時々の再起動を要します。
ともかく、「美」とは何か形あるものでは無くて、
この書の思い、考えを巡らせます。
それが、「美」に向かってきたことを確信できます


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『電気自動車には長い文化が必須でしょう』


   


     11月 14th, 2019  Posted 12:00 AM



かつて3億円の研究開発費をかけた電気船舶船が
海洋大学で開発され「Ship of the Year」で賞を受賞しました。
この開発はやがて電気自動車として、
しかも普及を目指した価格帯300万円程度で一般化されると
聞いていたのが何年も前でした。
電気船舶船は、絶対に海水が入ってはいけない機関室でも、
大丈夫であり、
電気船舶の漁船が日本漁業を進展させると私は思っていました。
最近では、日本のモーターショーの来場者が
280万人が7万人/日となり、
海外からの出展メーカーが撤退、
自動車産業の行く末を案じています。
が、おそらく、自動車産業の確かなコストダウンは日本産業の
大きなリエンジニアリングだと思っています。
今では、若者が「自動車に興味が無い」ということも
時代の変遷なのです。
自動車だけでなく、
家、服、モノへの欲がない、悟り世代とも言われています。
モノを所有しない「シェアの時代」、
自動車がやがては「シェアカー」になるでしょう。
ただし、私はこだわりのガソリン車で人生が終わるでしょう。
なぜなら、文化が確実にあるのです。


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『ローピングも出来ない、お祈りも出来ない、殺生反対』


   


     11月 13th, 2019  Posted 12:00 AM



YouTubeをほとんど毎日視ています。
中でも、「有害駆除」はチェックします。
これをあげる人には、ローピングも出来ない、生命へのお祈りも出来ない、
こういう人には免許を絶対に渡さないことを法で定めるべきだと思います。
有害駆除の名のもとに、鉄砲、罠などでも、小さな鹿や小さな猪を殺し、
駆除動物の冥福を祈らない連中は、
解体などでもちゃんした切れ味のナイフを使っていないなど、
すべて間違っています。また、この用途での鉄砲は卑怯です。
罠にしても一番なのは失神させて心臓を止めるのが、私はいいと思います。
がそこからが問題です、小さすぎる生命の殺生はいけません。
特に猪などは80Kg~100Kgならまだ仕方がないと思います。
そして、ロープワークも出来ない輩は絶対にあれは暴力です、
残酷・無駄な殺生を問いかけるべきです。


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『眼球は「目の差し金」でリンパ系はないのです』


   


     11月 12th, 2019  Posted 12:00 AM



メガネの専門デザイナーは、眼球について
その生理の詳細を知らな過ぎると私はずーっと思ってきました。
「メガネ」というのは「目の差し金」が、私は諸説の中でも、
これがまともなパロールではないかと思っています。
幸いにして私は眼球にも解剖学をやってきたので生理学をよく見ます。
そして、まぶたをあげれば、眼球という臓器の表面が体外に表れます。
この小さな臓器はむき出しの臓器なのです。
たとえば、血管系、筋肉系、神経系が走っていますが、
リンパ系が走っていないので、リンパを介在する癌は起こりにくいのです。
よって、筋肉系では、メガネの部品になっている「テンプル」は、
命を縮める重要な名称も引き継いでいます。
メガネのデザイン依頼を引き受けた当初、まずは1年間、
時間の猶予をもらいました。そして企業への提案として、
目で生きていくことの思いを「角膜移植の提供」の
意志表示をするというテーマをつきつけ、衝撃を与えました。
あれから、2020年にはメガネの私ブランドは35年を迎えます。
私には、メガネのデザインでは、たった一社だけが目を引いています。
次世代には私の「目の差し金」を伝えていこうと思っています。


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『鯖江市「高年大学の校章」は40年間続いている』


   


     11月 11th, 2019  Posted 12:00 AM



1988年(昭和63年)に開校した鯖江市「高年大学」の校章は、
私がデザインを引き受けました。
今年、開学40年を迎えた、社会人のマークです。
私の記憶では、当時「コシヒカリ」に重きを置いていると考えて
それをふまえてデザインしたと記憶していたのですが、
実際のデザイン意図は、鯖江市の花・ツツジでした。
ツツジのマークゆえに、デザイン意図は、
「総状花序の記号性を引用し、半円形の構成で
その重なった印象は人生経験のある
高年者の存在性を象徴するとともに、
生涯教育による限り自己啓発への意欲を垂直線で表現する。
そして、柔らかな楕円形態による造形は、
地域社会での高年者同士の親密感をイメージしている。」と
高年大学のしおり、本年度40周年記念号の歩み・文集にも
巻頭に、校章とともに掲載されています。
毎年、500名弱の高年者が様々な文化やら理工までのカリキュラム、
部活動に励まれています。授業料は年間3000円で、
60才以上から入学できます。
人生100年時代を生き抜く生涯学習の場です。
それこそ、私自身がその年代になっています。


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『綺麗な文字は、「書く」と「描く」は一緒のこと』


   


     11月 9th, 2019  Posted 12:00 AM



今では、警察官は米国式の警察カードです。
父が現役の頃は、警察手帳であり、
警察手帳には父のとても綺麗な文字が書き込まれていました。
「書は人なり」「書は心の画である」と、
絶対に綺麗な文字でなければと、私も叱られました。
仕事場でも、調書をとるときなどでも、
しっかりと漢字が書けないといけないので、
警察署内でも父が試験をしていました。
私が交通事故での調書があまりに汚く、随分と怒りました。
そのため、当然私は、ノートはすべからく美しい文字でなければいけなく、
それが、「勉強する」ということでした。
さらに、美大進学でしたから、「書く」と「描く」は一緒のことであり、
「書く」と「描く」は、大学入試の基本だと、今は私は思っています。
埼玉県の小学校で実施されている書写での
美文字訓練のことを知っていますか。
そこで採用されている「10 B 筆鉛筆」を使っています。
さて、これらはレプリカであり、米国内で使ったら犯罪らしいのです。
アメリカ連邦捜査官、CIA、FBIなのです。
「バッジだけかと思っていたら、また、そういうのよく見つけるね」、と
ワイフに言われました。


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『とても高額だから素材・仕上げ・使用と利用が出来る』


   


     11月 8th, 2019  Posted 12:00 AM



先般の「商品発表会」に、作家・政治家 田中康夫氏が来場してくれました。
その時に、様々な著作類をいただきました。
それで、私はブランドを知ったきっかけを思いだしたのです。
『33年後のなんとなく、クリスタル』は一躍、
旋風を巻き起こした『なんとなく、クリスタル』の続編。
『もとクリ』と『いまクリ』としてコメントや評価を受けるらしいのです。
『もとクリ』の頃、1980年代には、私は、福井を拠点として、
東京での定宿は東京プリンスホテルで、泊まる、会議、面談、食事会と
滞在中はホテルの中を転々とする出張を
20年余り続けていた頃がありました。
その地下には、ファッションのフロア、
西武PISAのとってもラグジュアリーな店舗ばかりでした。
ある時、Tシャツを買いにいきました。
3000円だと思って支払いをしたら、
実際は3万円で、とてもビックリしました。
それがランバン、ミッソーニやマーロ、それからエルメスでした。
一流品の余りの高額さで驚嘆しながらも、
素材や仕上げ、そして商品力を学びました。
そのエルメスの店員さんとは同い年で、
「絶対にこれは借金してでも買いなさい」とか、
「これはもう出ないから」と薦められました。
銀座、丸の内と店舗を移動されてもお付き合いは続き、
今は定年をむかえられましたが今も付き合っています。
そのおかげで、
生地、素材、ついつい最高のモノから手に取ってしまうのです。


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