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12月4日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     12月 4th, 2014  Posted 12:00 AM

12月4日 己酉(仏滅)

直感と直観、
この分別には
先天性と
後天性があるが、

分別をつける先天性が非常に大きい。

川崎和男「強い人間弱い人間」


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11月29日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     11月 29th, 2014  Posted 12:00 AM

11月29日 甲辰(大安)

ことばとかたちは、
ははとちちである。

はは、
ばば
おば、

ちち
ぢぢ
おぢ

ことばは女性詞であり、
かたちは男性詞である。

川崎和男「強い人間弱い人間」


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11月28日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     11月 27th, 2014  Posted 12:00 AM

11月28日 癸卯(仏滅)

職能に対して、
その職能倫理に徹する人間は限られている。

それは、
職能が人間を定めている。
そのことに気づかない者が多過ぎる。

川崎和男「強い人間弱い人間」


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11月26日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     11月 26th, 2014  Posted 12:00 AM

11月26日 辛丑(友引)

「やさしい」という言葉が
市民権をもっている。
しかし、
この言葉には、社会の曖昧性が取り憑いている。

「やさしい」とは、二つの意味がある。
「優しい」と「易しい」である。

つまり、
「優しい」=優美さと
「易しい」=容易さには
反対的な意味合いがあることを知るべきだ。

川崎和男「強い人間 弱い人間」


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11月19日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     11月 19th, 2014  Posted 12:00 AM

11月19日 甲午(大安)

私は、私なりに宗教は、
学問、あるいは哲学の対象でしかなかった。
理由は明快である。

多くの哲学者は、
宗教への全幅的な信頼を元にしたか、
あるいは無神論を確信したか、
そのいづれかである。

私は、宗教はひとつの熟考対象であって、
決してそれが信頼にも確信にも至らないと
考えている。

元来、思想や熟考は哲学であり、
それは宗教とは隔絶されていることが科学だと
思っている。

川崎和男「強い人間 弱い人間」


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10月21日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     10月 21st, 2014  Posted 12:00 AM

10月21日 乙丑(赤口)

デザイナーは明確に才能が要る。
教え子の才能は、
学生時代
就職した後
この二つの連続で判定できるようになった。

いづれの時代においても
人間としての正直さと真面目さが根幹である。
こうしたことから、
教え子の未来も見えるようになった。

こうしたことを「知る」と、
私の恩師も私をすでに判断していたと知り、
恩師をあらためて敬愛する。

たとえ、教え子であっても
デザイナー同業者として、
その行く末は見えているものだ。
恩師も私の今をすでに見通していたようだ。

「川崎和男 強い人弱い人」


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10月18日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     10月 18th, 2014  Posted 12:00 AM

10月18日 壬戌(先負)

デザイナーに突きつけられる
そのデザインテーマは、
相当に勉強をしなければなりません。
エンジニアリングの根本、
時代、社会、それぞれが対象として
切逸に要請しているか、どうか、

そして、
そのデザインが終わった時には、
まず、解説書としての
著作が出来るぐらいになっているものだ。

「川崎和男 強い人弱い人」


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10月16日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     10月 16th, 2014  Posted 12:00 AM

10月16日 庚申(先勝)

デザイナーの存在価値は、
コピー=盗作しないことである。
すでに、
過去の名作は忘却されているとして、
自分の作品化することは
決して許されない。

その最大の理由は
一端有名デザイナーになれば
それが許されるという
「人格的な倫理性」を
破壊することである。

「川崎和男 強い人弱い人」


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10月13日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     10月 13th, 2014  Posted 12:00 AM

10月13日 丁巳(仏滅)

美術系大学での
デザイン教育は教える側に
大きな責任がある。

ほとんどの大学教授は
教員教授であり、
自分が学生時代に学んだ課題実習から
全く離脱できていない。

学者教授に自らが再度勉強をし直し、
時代と社会、技術と営業、
それらの思想から
本当の「実務学」から
教育のデザインをすべきだ!

「川崎和男 強い人弱い人」


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10月11日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     10月 11th, 2014  Posted 12:00 AM

10月11日 乙卯(友引)

むかしは、ここまでデザインしまくった。
こんな話を次世代は
聞きたくもなく、
年寄りのパワーハラスメントというだろう。

私は、先輩デザイナーの苦労話が大好きだ。
なぜなら、
たとえそれが自慢話であっても
「デザイン体験」
経験の質は、自己デザインを育みからだ。

「川崎和男 強い人弱い人」


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