3月 11th, 2011 Posted 12:00 AM
花粉症と間伐材
この季節は花粉症に苦しむ人が多勢です。
国策、林野植林計画が招いてしまった結果です。
日本列島=「花綵の国」の自然環境が変わってしまいました。
花粉症がその最たるものでしょう。
杉を植林すればその育成には手抜きができます。
残念ながら林業の衰退が立ちはだかった結果です。
ということで、杉の花粉が都市に吹きまくり、
さらに間伐材の処理に困り果て、
なんとか間伐材の利用がデザインに求められている状況です。
間伐材の使い道も見つからずという国策の貧しさをみます。
というより、本来、日本列島に最も大事なブナ林や里山の保全には何の国策もありません。
結果、土砂崩れが起こり、河川形状が異変し、
日本の森林破壊はそのまま都市環境にまで多大な影響を及ぼしてしまいました。
私も、WiFi-City計画など安閑と提案していますが、
このWiFi電磁空間が及ぼす人体への影響は分からぬままですから偉そうなことは言えません。
利益相反の難問解決デザイン
問題は、自然環境の保全というのは、実際は「何が問題なのか」ということは、
人類が抱え込んだ最大難問でしょう。
CO2 問題も、学識者意見は二分されています。
この自然環境・対・人工環境は、
人間その生体との適合性ということに集約と収束されているようですが、
このこと事態が問題だということになります。
都市計画や環境デザインに欠落しているのは、この自然・対・人工という利益相反性が、
すべて産業経済論に持ち込まれたとき、難問はほとんど迷宮入りになるということでしょう。
結局、資本主義イデオロギーが無視してきたことは、
自然・対・人工という利益相反性だったということになります。
環境デザインを有効ならしめるには、付加価値設計論ではなくて、
利益相反性設計論だと私は思っている次第です。
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12月 8th, 2009 Posted 11:49 PM
私が、「花鳥風月」に心酔していくとは思わなかった。
「花・鳥・風・月」が、日本人デザイナーとして、
本当に真剣に取り組み出したけれども、
まだ、それらを自分のデザインに取り入れてはいない。
しかし、私には独立すぐに、ある連載がありました。
「流行通信」でした。
二回で降ろされました。
MusicとAudioのページをいただいていました。
1980年です。
これを覚えていただいている人がいました。
当時は、赤坂にstudioがありました。
匿名的なデザインで、
かなりのヒット商品を出していました。
Musicもレコード会社から新譜が届き、
AudioはすでにMusic Synthesizerに取り囲まれて、
JBL4343も手に入れていました。
それは今も4回半、チューニングして使っています。
「流行通信」で、「景観論」を書いてしまい、
編集部から、すぐに、連載はストップでした。
さてこの当時に私は「花鳥風月」に入っていきました。
景観は、「風」と「月」の異変に、
本来の意味があることに辿り着いたのです。
そこから、私は「景気」という言葉と「景観」に、
大きな「花綵の体系」が伝統美学となっていると
確信をしました。
「月」には満ち欠けがあります。
「月食」は、古代にはとても恐怖だったことでしょう。
「風」は、花綵の国には微風から台風まであります。
「景観論」と「景気論」は、
ある連関方程式があると思っています。
それを、「美しい方程式」とすれば、
私のデザイン造形=造形言語は、
「デザイン数理学」の一つになるでしょう。
もし、私がそこまで行き着ければ、
マルクスの「資本論」を絶対に、
「デザイン」という手法で
「モノのデザイン」で超越してみせます。
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12月 8th, 2009 Posted 10:00 AM
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12月 7th, 2009 Posted 10:00 AM
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