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『カメラも大変革ですが、今のM8を絶対に使いたい』


   


     4月 6th, 2020  Posted 10:54 PM



今では「スマホ」があるから、生活、暮らし、趣味、仕事と
どこでもアプリで相当の事が出来ます。
ともかく、スマホカメラも十分な性能を発揮しますが、
やはりカメラも大変革ですが、手放せません。
私の愛用品としてライカM8 標準とマクロレンズを持っています。
と言っても、私はM8を使いこなせていません。
ライカでは限定品でM10で白黒オンリーが出ています、惹かれます。
腕前は、名品の精度をここぞと披露できるほどではなく
それは表現者=デザイナーとしてのそれなりなのです。
普段はライカやハッセルブラッドのデジタルの機種を使っていますが
レンズやボディの実装などブランド技術があり、
中身はパナソニックやソニー製であるためちょっと高額機種です。
ライカでは駄目、ハッセルブラッドと海外で言われました。
このブログ用に撮る写真もほとんど駄目ですが、
本当の憧れは「土門拳」です。
「宇治の平等院へ撮影に行った帰り、
鳳凰堂に別れを告げようとして振り返ってみたら、
茜雲を背にたそがれている鳳凰堂は、静止しているどころか、
目くるめく速さで走っているのに気がついた。
しばし保然となった私は、思わず「カメラ!」の美でした。」
土門拳の『古寺巡礼』の一説です。
駆け抜ける一瞬を逃さずなんとしてもM8を
もっと練習して、「見せられる写真」を撮りたいです。


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『「摩訶般若波羅密多心経」しばらくぶりでした』


   


     4月 5th, 2020  Posted 6:33 PM



「摩訶般若波羅密多心経」を久しぶりに書きました。
たった278文字です。
これは3月に70歳で亡くなった妻の叔父を供養するためでした。
成仏、天国へ行くまでの不安定な御霊が道に
迷わないようご加護をお願いします。
これまでで供養のためには5枚書いたことがありますが、
この出来にはおそらく父からは怒られていたでしょう。
本当に毎日練習をしたら、もっと出来上がっていたでしょう。
私は正直、あの世は無いと思っていますが、
幽体離脱を経験したり、ある場所で落ち武者に遭遇したり、
ICUで重篤中には祖父と会話して「もう来るか」と
手が伸びてきて「駄目よ!」と
母の声で静止されたといったこともありました。
それでも、夢想でしかないと思っていますが、わかりません。
義理の叔父の最期は心臓が止まり、
それでも家族が呼びかける度に脈を打つ状態を3度も繰り返し
4回目には「もういいよ!」とみんなで笑って納得したそうです。
私は文字を書いた後、必ず色鉛筆で、直線を入れ込みます。
そして般若心経を書いたことで、
自分の心を整えることができました。




* 『美しい運筆を体現すれば美しさがわかりそうだ』



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『すでに「観光都市」は絶対に代えることです』


   


     4月 4th, 2020  Posted 8:07 PM



私は「観光都市」という呼称やあり方に
懐疑的だとこのブログでも何度も言ってきました。
「観光都市」=Tourist city、Sightseeing cityなどは
全世界で観光を産業とする都市ですが、
これには、厳しく「乞食(こつじき)都市」とまで、
過激なことを言ってきました。
というのも、水物でない観光産業を目指すべきだとして
日本がバブルの頃には、地方への企画書に
「何度も通える場所」その考え方を書いていました。
ともかく、私の企画に対して
「難しい」といった反応の連続でしたが、
海外の特派員が絶賛して取材を受けました。
実際その地方は、国内で観光都市でもなく、
いつでも容れる場所、温泉もない、神社仏閣もなく、
風向明媚でもないけれども、ともかく「通える場所」、
もう一度訪れたい場所であることを企画しました。
それこそ、ユネスコ都市なんぞ目指すこと無い、
守りたい継続したい場所にではなく
ユネスコに分担金、拠出金、登録料を流し込んで、
認めてもらう必要があるのでしょうか。
「何度も通える場所」には、まったく違う呼称が必要です。


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『最悪のシナリオから「知性」思考はこれだ』


   


     4月 3rd, 2020  Posted 1:35 AM



最悪のシナリオです。
毎日、新型コロナウイルス禍が拡大し続けていますが、
私には「覚悟」が出来ました。
阪大の医師たちが「遺書」を書いたのです。
これこそ「知性」でしょう。私はガーンと打たれました。
「もし、生き延びたら、上手い酒を飲もう」というのです。
阪大の循環器系はトップですから、残酷な現実への「知性」的判断でした。
最悪のシナリオ、世界の三分の二の死亡を見据えて、
助かる見込みの高い、未来がある誰かに治療をという命の選別に、
私自身が71歳だから、手を上げようと「覚悟」しています。
多分、日本中が生き延びることこそ大事ですが、
「世界システム」の変革ですから、
「経済」とかサービスは崩れて再構築です。
これこそ、「経済」はつぶれて3〜5年はかかる、
大きな大革新になるでしょう。
最良のシステムと最悪のシステムを両方思考することです。


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『色彩の徹底的な実務と故・大智浩教授のこと』


   


     3月 30th, 2020  Posted 4:45 PM



工業デザインの私の基礎は、
「大きさ(出来るだけ小さく薄く)・素材(新素材と普通素材のコンビ)」
そして「色彩の決定(新しい意味づけ、文脈、存在)」です。
これは、大学で職業訓練のように様々な基本を徹底して仕込まれました。
その色彩は、故・大智浩教授のいくつもの論理を受け継いでいます。
美大の非常勤だった大智浩教授が余りに影響力が大きくて、
デザイナーとしては、誰の目で見ても
「ファッション」も素敵で配色が圧倒していました。
当時は、あの先生が「キリンマーク」を手掛けていました。
が、先生を引き出せば、キリンの広報は違っています。
私は先生目当てにNHKの市民講座を、
ほとんど年配のおば様方の中に混じって受講しました。
講演終了後、一人青年として目立っていた私に先生は、
「君は金沢美大の学生か?」と尋ねられました。
「先生の大学の授業はつまらないけど、
今日の講演で色彩で分かりました!」
先生から笑われましたが、一遍に覚えてもらいました。
デザイナーとなり、色彩の決定について
デザイナー同士で話をすることもあります。
すでに経験値としてはかなり高いとは思います。
私の色彩デザインは徹底的な実習実技の美大での訓練と、
大智浩教授の色彩論理、
それも市民講座が足固めをしてくれました。


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『身体障がい者・心臓障がい者手帳を新調しました』


   


     3月 29th, 2020  Posted 12:00 AM



「身体障がい者手帳」を名古屋市から大阪市に新調をしました。
年季が入ったそれは崩壊寸前でした。それこそ、
新しい手帳はまさか28歳で手にいれた手帳と同じデザインでした。
「嘘だろう・・・!?」、
私は新たなグラフィックの手帳が望ましいと思っていました。
28歳から71歳まで、何も手立てのないデザインの手帳ですが
唯一、障害者だった表記が障がい者とひらがなになっていました。
「身体障がい者の第1級」
そして「心臓障がい者第1級」二つの証となります。
この手帳を貰う前、事故直前に、
会社に営業に来ていた生命保険会社と
契約し丁度1ヶ月納金したばかりでした。
契約上支払われる保険金を生命保険会社が出さないと言い始めて
当時のデザイン部長が、
「だっだら、デザイン部全員が契約を辞める」とまで
言ってくれました。
契約1ヶ月で、保険金は1500万円でした。
当時の私への診断は「廃出宣言」、脊髄損傷による下肢全廃は、
つまり死亡宣言で死亡と同額でした。
今は「廃出宣言」は取りやめているそうです。
そこで私はフリーになって1500万円をすぐに使い切りました。
そんなことに頼ることを裁ち切りました。
さて、新調したものの43年前と同様であきれました、
いい加減にデザインを代える事、やり直すことです。


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『もっとジャーナリズムは正確に報道すべき』


   


     3月 25th, 2020  Posted 9:48 PM



野口英世という細菌学者がいました。
ノーベル賞候補に何度もなり、伝染病の治療と
研究に生涯といのちを捧げた医学者の伝記をこどもの頃読みました。
私は以前から現金を持ち歩かないのですが、
聖徳太子、伊藤博文そして現在の千円札は野口英世の肖像です。
しかし、蛇毒、黄熱病の研究功績は、
ノーベル賞はもらえませんでしたが、世界の人々を病から救いました。
新型コロナウイルスは、肺炎が引き起こされますが
肺炎と言えば、細菌肺炎とウイルス肺炎、真菌肺炎があります。
基礎疾患がある人、高齢者は、肺炎での症状で死を迎えることが多く、
個人情報があると言っても、経路や接触者をオープンにできないことは
中国や韓国などと異なり徹底管理の妨げになっています。
米国のSOHOのギャラリー=これは国宝ですが、
オーナーからのメールで届いた写真です。
当初は、甘く考えていたために、今はこんな状態だと
生活が一変した状況を知らせてくれました。
世界はより身近に、同じ問題をようやく共有し、
とりわけ米国、イタリア、フランスの友人達と密メールをしています。


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『なぜ、PCR=遺伝子検査を正確に伝えないのでしょう』


   


     3月 24th, 2020  Posted 10:16 PM



阪大の「免疫学」の強さは、
月が丸いのは免疫学で証明ができる、とまで冗談で言われるほどです。
それこそ、永田町での重要課題専門会議のヒアリングでの
私への免疫学に関わる質問に「それは阪大に戻ればやりきれる」と
発言をした経験があります。
今回も、なぜ、遺伝子増幅技術による検出、
PCR検査が重要だということをマスコミは言えないのだろうか。
検査システムの不足は、ダイヤモンド・プリンセス号での
この感染症の初動対応のまずさ、厚生労働省とDMATなど
多様な組織での困難な対応時から指摘されていました。
私達は、国民の公衆衛生の意識の高さで、
持ちこたえていたとも言えるでしょう。
しかし、アメリカや韓国のように専門組織機関、
CDC疾病管理予防センターはなく、
そして自衛隊と医官は、感染することなくクルーズ船客と
乗員の病院搬送救援を完了しましたが、賛辞をもって、
その活動内容を多くは言わないのでしょうか。
マスコミ報道も偏重、限られているので
もちろんマスメディア、ネットワークメディアと情報をとるべきです。
阪大微生物研究所とワクチンメーカーが、ワクチン開発に着手したという
発表がありましたが、医療、製薬のオープンソース、
クラウドソースにて地球人一丸でこの治療薬の開発進展を願いたいです。


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『京都に2回出かけて寂しい別れをしました』


   


     3月 23rd, 2020  Posted 4:27 PM



先週に続き、今週も京都に訪問しました。
ワイフの叔父さんが重篤と聞き、病院に行きましたが
このままでは「死んで逝く」ことを待っているだけでした。
当初はこのような事態となる入院ではなく、
来月の彼の息子の結婚式招待状を返信したところでした。
すでに別れの挨拶のような見舞いから家に帰り、
知人の医師たちに状態を伝えて為す術はないのか、
やはり「寿命」なのかメールで判断を仰ぎました。
ずーっと「生理寿命」と「生態寿命」が教科書的に頭を巡らせていました。
4年前には何万人に一人の重病に陥り、
原因や治療方針の明確な説明がなかった病院から
データを受け取り、最善の執刀医を紹介してもらい
命をつないだことがありました。一応、医学博士の私を信用する人は、
私の事を信頼する人だと確信をしています。
4年間、命をいただいたありがとうございますとご家族から言われました。
同じ世代なので若い頃はジュリーのようだった彼は、
ワイフのことを懇々と私を信頼してくれました。
華やかな人脈と豪腕なビジネス人生を送りました。
通夜に行きましたが、止まった心臓が呼びかけで3回戻って
彼がどうしても「自宅に帰りたい」を表現していたらしく、
最後はもういいよと家族は見送ったそうです。
私自身の「寿命」も殊更意識しています。
今回も京都に出掛けて、世界でみんなが闘っている最中、
連休と待機疲れが桜の開花で気持ちが緩んだのか
自宅待機を全く守っていないことに、
私は「生物兵器」に、呑気だと感じました。


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『エア・コンディショナーが空気の質を変える』


   


     3月 17th, 2020  Posted 7:56 PM



今では冷蔵庫の背面は「平ら」です。
設置には必要なクリアランスをおさえれば
すっきりと空間に収まります。
しかし昔の冷蔵庫には、後ろ姿に放熱板がついていました。
東芝に入ってすぐの頃(1975頃)、ディレクターが、
冷蔵庫を真っ平らにしたのは、デザイナーの力だと力説してくれました。
ある時、グッドデザイン賞の審査会で、
「エアコン」を審査対象としていた委員達=建築家たちから、
「インテリアの邪魔になる、隠したい存在」と言われました。
その頃の「エアコン」では、室内はそれなりでありましたたが、
室外機のあり方も問う審査でした。
審査委員長だった私は「全てのエアコン」一律に賞を見送りました。
デザインの力で、解決すべきだと業界にその進化を促しました。
「エアコン」つまり「エア・コンディショナー」は、
外の空気以上として最適な室内温度管理、清浄な空気、森の中のような空気、
集中できる空気、海の波音を、感じさせる空気の質に変換しなければなりません。
「新型コロナウイルス」で、世界中が闘っています。
旅客機の空気循環システムは、高い空気清浄を実現しています。
「エア・コンディショナー」には、
室内と室外には、ウイルス対策の実装が要ります。


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