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Archive for 10月, 2014


10月22日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     10月 22nd, 2014  Posted 12:00 AM

10月22日 丙寅(先勝)

喧嘩するなら、
絶対に勝つことだ。
負ければ、
それは悲惨さしか残らない。

勝たないと分別したら、
逃げるに限るが、
逃げても、勝つ仕掛けを成し遂げる。

川崎和男「喧嘩道」


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『大津波、その対策が地元反対を無視して進行している』


   


     10月 22nd, 2014  Posted 12:00 AM

私自身、3.11の特に大津波の現状を石巻から女川までを
つぶさに見詰めて、正直、泣けて泣けて現代を共時している、
大きな悲しみをいっぱい味わいました。
しかも、前政権の防災大臣にプレゼンまでして、憤りました。
この政権は、国を滅ぼすと実感し、若いキャリアや、
田舎の行政マンたちに大失望をしました。
それから懸命にデザインプランを何度も書き上げましたが、
現政権になって、相当に期待しましたがこの写真のごとく工事進行。
地元全てが猛反対であることを確かに聞いています。
しかし、この無謀なコンクリートの防潮堤工事は進んでいます。
どう考えて見ても、いわゆる政治的に保護された土木工事です。
大津波は海から襲ってきます。
これを避けるだけ以上に、襲いかかってきた津波の引き潮力は、
6倍から60倍という報告も明らかにあるのです。
つまり、引き潮力対策無しのこの形状は、海岸線を破壊しています。
現政権こそ、女性の力を、外交力をという期待をこの工事を見れば、
知性無しを露呈しています。明らかに土木業者と政治屋の仕業です。
そして、野党も結託しているのではとすら思えます。
マスコミが左翼的であることを正義にしているならなおさら、
この工事を、彼らは、この商売の裏側すら調べていません。
東北方面のあの美しい海岸線をこうして壊してその結果を、
日本全土の海岸線に適用させることは大罪です。
琵琶湖周辺の液状化は起こるでしょう。
首都直下大地震に自衛隊は東京湾のどこから入れるのでしょう。
富士山は大丈夫でしょうか。
南海トラフでは2分間34mが襲ってくることも分かっていますが、
それがいつなのかは全く不明です。
確実なことは、この10年以内70%での天変地異は起こるのです。
海岸線工事には土木工業以上に造船工業が関与すべきであり、
「ハコモノ」行政には厳しい市民の目がありますが、
この「海岸ドテモノ」の下劣さを私たちは真剣に停止させるべきです。

『現地の反対があっても愚策の防潮堤建設』
「相当困難だと思う」
「自然との喧嘩・調和などありえない」


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『iPhone6 plusの意味と意義とファッション価値』


   


     10月 21st, 2014  Posted 12:00 AM

私の情報化はコンピュータとの日常化のなかで、
1972年、東芝入社での新人研修、Apple?で再学習し、
1984年、Macintosh128kからエバンジェリストになり、
そして、クパチーノApple本社でのコンサルタントから今まで、
そのほとんどがApple製品との関係で全てを構築してきたものです。
結果iPhoneも米国発売から私のケータイとスマホも連続しています。
昨夜、いろいろ批判あるMacOS Yosemiteもインストールしました。
まったく、今のところ、巷で話題となっている問題はありません。
それどころか、iPhone6 Plusは、最適なルイヴィトンの
本来はペンケースがそのまま転用することができます。
これまでも、特にコンピュータさらにiPhoneの機能性は現段階では、
これが最も正当であり、最適なファッション性を形成していると
私は確信をもって断言することができると発言してきました。
ケータイ・スマホの時代と共時するのは、ネットワーク回線という
そのインフラによって、「自分の情報性」の真正さにつきます。
真正さが企業の欺し広告で乱されることはあってはならないのです。
それはスマホの販売会社や電話会社の時代的な正義性と倫理性が
ファッションとして、正直性を真摯に訴求することです。
明らかに、このケータイ・スマホ販売は、機器とネットワークの
市場価格と企業それぞれの正当な美学的決断の社会化、効能性です。
しかし、この市場競合には、単なる儲け主義がはびこり、企業存在、
そのインチキが横行しています。今流に言えばブラック企業が
あたかもIT企業と自称し宣伝によりかかった企業存在があることです。
IT企業でベンチャー企業という自称は、国民への裏切りを散々見ます。
こうした企業を徹底的にこれから、私は正当な美学的な検証で
厳しく提示し批判していかなければならないと思います。
その最大の理由は、企業の商業主義を装ったブラック企業だからです。
盟友から「自死の日本史」を薦められ読み直しています。
彼が伝えてくれました。
いつの日からかこの国は誤りの商売で滅茶苦茶になってしまったのです。
だからオピニオンリーダーの一人として、
こうした企業を名指しで非難し討ち滅ぼす必要があります。


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10月21日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     10月 21st, 2014  Posted 12:00 AM

10月21日 乙丑(赤口)

デザイナーは明確に才能が要る。
教え子の才能は、
学生時代
就職した後
この二つの連続で判定できるようになった。

いづれの時代においても
人間としての正直さと真面目さが根幹である。
こうしたことから、
教え子の未来も見えるようになった。

こうしたことを「知る」と、
私の恩師も私をすでに判断していたと知り、
恩師をあらためて敬愛する。

たとえ、教え子であっても
デザイナー同業者として、
その行く末は見えているものだ。
恩師も私の今をすでに見通していたようだ。

「川崎和男 強い人弱い人」


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10月20日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     10月 20th, 2014  Posted 12:00 AM

10月20日 甲子(大安)

喧嘩は
感情的になった行為では行わない。
あくあでも、
口喧嘩であるから、
感性的な知性で演じることである。

大声で罵ることが出来る、
その演技力は、
知性でしか養われない。
しかも、
「負けてはいけない」のだ。
「勝つこと」が知性的に必須である。

川崎和男 「喧嘩道」


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『天空と深海で何が起こっているのだろうか?』


   


     10月 20th, 2014  Posted 12:00 AM

地球温暖化、これは平均気温4.2度Cがアップしているそうです。
おそらく、現代の高密度な情報時代で私たちは、
とても具体的な異変を知る、知らされることができるのです。
天空では、オーロラが本来出てはいけない地域で見えるそうです。
リュウグウノツカイとかいう深海魚が出てきてはいけない地域で、
この天空と深海では明らかに地球と成層圏内で
こうしたおかしな現象が起こっているという記事を読みます。
気候異変、地震予測、火山爆発という自然現象は、
見ることが不可能だった場所からオーロラが見えてしまうこと、
しかも、このオーロラそのものが異常であること。
深海魚は日本海沿岸どころか、しかもその場所には居てはいけない、
そんな具体的なことを結びつけると、感染症・パンデミックどころか
エボラ出血熱です。
RNAを破壊する、というこのことが大問題であり、この流行性は、
確実にこの医療従事者をも確実死させるという有様です。
このFBでも抜けきるような青空と白雲は、見事さとともに、
私にはとても異常さを感じてなりません。そのことをTLに流せば、
「私も異常さを感じる」というフォローが出てきます。
オーロラ・深海魚・エボラ出血熱は一直線だと思います。
本来、パンデミックというのは感染症の言葉ではありませんでした。
私は「危機」とは、最悪な事態と定義し、
その最悪な事態とは、想像外に死に直結してしまうことです。
死とは、たおやかで天国に行ける話では無いと確信しています。
死を迎える本当の苦しさこそ、もっと科学的であるべきです。
というよりも、宗教的な稚拙さを排するべきだと私は考えます。
なぜなら、死を迎えることを避けることの方が肝要なこと。
科学性そのものがまだまだ怪しいことを、
宗教的に隠匿している知性や感性こそ疑わしいと考えます。
RNAを破壊するとは、
DNAでプログラミングされたことを抹消させることですから、
地球と人命が真実、「死」を強制されているということです。

「金融工学の始祖はマルクスだった」_14
「結果原因・原因結果からの予知と予測」


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10月19日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     10月 19th, 2014  Posted 12:34 AM

10月19日 癸亥(仏滅)

喧嘩するには相手が必要。
その相手とは「裏切り者」である。
裏切り者は敵である。
しかし、
敵をつくれない人間には
決して味方は出来ない。

しかも、
味方だと思っている、信用していても
その味方ほど
敵=裏切り者になりやすい。

ところが、
喧嘩して解放されれば、
裏切り者だったはずが、味方になる。
これは生涯、味方者になるものだ。

川崎和男 「喧嘩道」


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『なぜ、あえて「日本刀」と呼ばれたのか?!』


   


     10月 19th, 2014  Posted 12:00 AM

私がふるさとで越前打刃物に関わり再びデザイナーに戻れました。
オーディオに関わり、刃物で復活できた私には、
アナログ・デジタルという技術と伝統工芸が私を鍛えたと思います。
その最大の核心は、ダンディズムを鍛え上げ、
どこまで、一心不乱に修練と精進を身体化させる全うさを学習。
すでに歩けなくなった体であっても生と美を真っ直ぐに見抜ける、
美でもって判断と評価できる力が備わってきた感覚があります。
その実例に、「日本刀」というモノのシンボル性を上げます。
世界中、どの民族も歴史を鍛える武器を持っていたことは事実です。
その武器の中で、なぜ「日本刀」が最高の技能表現であり、
わが日本では三種の神器でもあり、武器を超えて象徴、すなわち、
思想の頂点であり、なおかつ生と死を繋いでいるモノです。
それは一方で、偽物をいやというほど氾濫させてもいます。
特に、武田信玄は文字に最大に拘っただけに、彼の書状ほど、
偽物は多く、彼の刀も武者人形では鮮やかさで語られています。
武者人形は私は外孫一番だったこともあり祖父が買ってくれました。
しかも、当時の武者人形の刀は本物でした。
つまり模造品では無くその刀を引く抜くことが恐かった思い出です。
私は、日本刀は平安末期から鎌倉時代は実用品、武器そのモノであり
江戸時代には文化的な刀装が美しさを創りあげますが、
その模造品であったとしても、根幹の偽物やコピーは禁止でした。
つまりもはや作者不明であっても倫理性あって美学を語ったのです。
昨今では、作者が逝けば、モノ真似、コピー、いや盗作をして
平然としている者を見かけます。まず、倫理観を喪失しているのに、
あたかも自分の創作とは、大嘘つきです。
あたかも、武田信玄刀と言って武者人形飾りと同レベルですが、
時代は真の歴史性を無視する傾向が風潮化されていることを憂います。
結局、本物への真贋洞察には多大な知性を基盤にした感性が必需です。
これは創作者や表現者だけでなく経営者にも取り憑いています。
それが、現代の日本を台無しにしている元凶だと断定します。

「オーディオの恩師はダンディズムの恩師でもある」
「人形・ワイフのコレクションにみる『ブランド価値』」


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『ペットボトルの水=企業選定C.I.として』


   


     10月 18th, 2014  Posted 12:00 AM

今、国連に加盟している約150カ国内で水道水が飲料になるのは、
13カ国程度と言われています。
わが国の水道水は飲料水としても素晴らしく飲みやすい水です。
しかし、日本人もペットボトルの水が日常的になっています。
私は、身体の7割が水分と言われているだけに、
水には大きなこだわりがあります。母は47歳、大腸癌で逝きました。
当時は癌と告げることも出来ず手術をして医師が分かるという時代。
しかし、母は私と父宛の遺書に癌であること知っていました。
父は日本中の水を手をつくして鉄道運搬用のタンクで取り寄せ、
それが父の癌への最後の抵抗であったと思っています。
私はそのこともありペットボトルの水は徹底的に調べてきました。
イタリアの高級水(高級レストラン御用達)は今手に入りませんが、
私自身は、国内外どこでも確実な水を選んで自分の水分そのものを
この水にすることに決めていますが、これは重要なことです。
日本を代表する水、政府の国際会議は帝国ホテル、ホテルオータラ、
しかもこの水はすべて富士山の湧き水になっていますし、
ホテルがこの水の確保をどうしているかは調べておく必要があります。
だから、企業C.I.においてもその企業の水を決めさせてもらいます。
今回ニプロの研究所C.I.=iMEP=institute of Medical Practiceは、
企業カラーとその水は企業立地している滋賀県で最高の水を選定、
この研究所は、医師、看護師、医療従事者のトレーニング、
研修所機能をもった施設ですが、水はすべて地元で最高水です。
勿論、私が選んでいる自分の水、国家賓客用の水と飲み比べて、
まったく遜色のない水にしました。
もちろん、地元で最高の製菓やお酒も企業C.I.として決めています。
何分、身体の水分は徹底して決め抜いた水のペットボトルです。
正直、ペットボトルの形態そのもののデザインを変えたいですが、
流石にそこまでは許されていません。
いづれ、自分のデザインスタジオの水も決めたいと思っています。

『最も重要なエネルギーとしての「水」』
『水というエネルギーの国際化』


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10月18日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     10月 18th, 2014  Posted 12:00 AM

10月18日 壬戌(先負)

デザイナーに突きつけられる
そのデザインテーマは、
相当に勉強をしなければなりません。
エンジニアリングの根本、
時代、社会、それぞれが対象として
切逸に要請しているか、どうか、

そして、
そのデザインが終わった時には、
まず、解説書としての
著作が出来るぐらいになっているものだ。

「川崎和男 強い人弱い人」


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