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Archive for 8月, 2020


8月3日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     8月 3rd, 2020  Posted 12:00 AM

8月3日 先勝(戊寅)

『分別としてのデザイン』

文化とは
無知と差別への見識闘争であり、
それだけに
「分別としてのデザイン」は、
我らが東洋の理想に
対象化出来るジレンマからの
開放の論理となるだろう。

artificial heart:川崎和男展


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『やたらと大学が増えていますが疑似大学生多い』


   


     8月 2nd, 2020  Posted 1:06 AM

大学での学びは専門知識の習得と、実習や研究など
知の創造があり、社会への扉を開く人財を養成、育成しています。
やはり本格的な「研究」は、大学院からで、前期課程となる修士
でも足りず、後期の博士課程になってからでしょう。
例えば、芸術・デザインは、知の「創造」と「創出」だけがありますが、
これは医学や法学、経済などとは異なり、出口での資格制度がないので
あくまでその才能の可能性にかけて送り出しています。
大学は入学競争で、AからFのランク付けがあります。
私は総合大学で大学人だったので、芸術系に限らず
この大学のランク付けはとても気になります。
AからCまでが大学入学資格の学力基準を満たしていて
それ以降は高卒未満あるいは中学程度の学力です。
特に日本人は「少子化」ですが、D以下の大学がいっぱいあるのです。
今後は国立、公立が増えます。
私立ならDからFランクの大学はこれまでの大学ではありません。
大学を減らすことを論議しなければいけないでしょう。


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8月2日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     8月 2nd, 2020  Posted 12:00 AM

8月2日 赤口(丁丑)

大学資格制度ぐらい
絶対にほしい。
少子化なのに、
大学がとても多い。

artificial heart:川崎和男展


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8月1日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     8月 1st, 2020  Posted 12:00 AM

8月1日 大安(丙子)

『分別としてのデザイン』

文明の経済効果が
世界をジレンマに落とし込み、
差別化のために翻弄されたデザインは、
文化の基盤を幻影で
追い求める知恵遅れの
職能になるだけでしかないだろう。

artificial heart:川崎和男展


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