kazuo kawasaki's official blog

「資本主義からの逃走」
  「再生音源形態の進化と進歩に可視化を再確認」



進化・進歩
進化と進歩には違いがあります。
進化とはevolutionであり、
進歩とはadvanced、progress、improvementです。
和英を対照化すれば違いのニュアンスがわかると思います。
音源は、エジソンの蓄音機からスタートしました。
これは円筒形に刻まれた振動を再現する装置でした。
これがEPやLPというレコード盤に進化しました。
テープに音源が記録と再生のテープレコダーは、
カセットテープに進歩します。
CDも登場します。これは進化でした。
ところで、CDが直径11.5cmは、カセットテープの対角線と同じです。
これは人間が親指と人差し指で挟める幅の長さになっています。
ここで、最初のエジソンの「円筒形」を基本に見ていくと、
次のようなことが「形態発生論」的に見つけることができます。
円筒形を細幅テープ状にしたものが、テープ、カセットテープに進歩しました。
円筒形の断面が円盤です。
この円盤に溝があるのがレコード盤に進歩し、
円盤にデジタル信号が配列されたのがCDという進化でした。
そして、音源はこの形態発生的に大革新が起こりました。
これがシリコンメモリーです。
音源の進化と進歩は、物質形体の円筒形・テープ・円盤に、
アナログとデジタルの配列で、決定されてきたことになります。
見えなくなる・かたち
これらの形態的な配列は物質上で進化と進歩が、
歴史的に連鎖してきたわけです。
そうして、デジタル配列が物質を離れて、「情報化」されたとき、
音源は、すでに「見えない存在」になってしまったということです。
私が、あらためて、進化と進歩をもう一度確認する事例を「音源」の系譜で再確認しました。
物質・情報・エネルギー、
それぞれに「可視化」と「見えなくなるかたち」を追いかけてみたいと考えています。


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This entry was posted on 金曜日, 2月 4th, 2011 at 1:52 AM and is filed under 068 「音響と映像」, 資本主義から逃走せよ!. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Responses are currently closed, but you can trackback from your own site.