kazuo kawasaki's official blog

「健康は失い薬づけだが幸運なり」




28歳交通被災で車椅子生活。
交通被災時に心臓も直撃されたために心臓障害。
これが私の宿命でした。
絶望だけはせずに、自分を諦観の中で生きてきました。
ところが、幸運だったのは大学人になってさらに、
名古屋市立大、大阪大でもそろぞれの附属病院で、
詳細に体調管理されていることです。
入退院、手術は幾たびも、しかも敗血症まで、
こんな重篤も乗りこえることができました。
これは幸運なことだと思っています。
だから、「幸不幸」はコインの裏表みたいなものです。
「幸不幸」から幸運や幸福をつかみとらなければなりません。
毎月病院で診察を受けます。
これは体調が良いときです。
体調が悪いと診察にも行けないのです。
敗血症から生還してきたとき、
病院の待合室で大勢の患者さんを見ていてこう思いました。
「病苦で自死を選ぶ」というきもちがつくづくわかりました。
毎月毎月、死ぬまで病院通いなんていうのは耐えられないし、
常時食前食後就寝前に服用しなければならない薬を見ると、
きもちはすこぶる落ち込みます。
ICDを入れる前に比べると、格段に薬の種別も激減しましたが、
それでも常に万一を考えると、薬づけの生活です。
だからこそ、「薬」の形態や色彩のデザインが不可欠です。
そして薬の形式をもデザインで変えてしまうべきと考えています。
なんとしても「ドライパウダー化」して経肺吸引が目標です。
現在は、ワクチンをミスト吸引するシステム開発が進行しています。
機能食品という名の「健康維持のサプリメント」ブームです。
しかし、サプリメントととの最適性などは、
もっと確実にしていく必要があると考えています。
いづれ、私の常備薬がドライパウダーになってくれたらと思っています。
自分のための造形された、デザインされた薬が必要です。
デザイナーとして、
こんなことに気づかせてくれたのは「幸運」だったと思ってきました。


tag: 28歳, ICD, コイン, サプリメント, システム開発, デザイン, ドライパウダー, ドライパウダー化, ブーム, ミスト, ワクチン, 不可欠, 交通被災, 体調, 体調管理, 健康維持, 入退院, 名古屋市立大, 吸引, 大学人, 大阪大, 宿命, 就寝前, 常備薬, 幸不幸, 幸福, 幸運, 形態, 待合室, 心臓, 心臓障害, 患者, 手術, 敗血症, 最適性, 服用, 機能食品, 生還, 病苦, 病院, 目標, 経肺, 絶望, 自死, 色彩, , 薬の形式, 裏表, 診察, 諦観, 車椅子生活, 造形, 進行, 重篤, 附属病院, 食前, 食後


目次を見る

One Response to “「健康は失い薬づけだが幸運なり」

  1. Kazuo KAWASAKI's official Blog | 企望を「までい」実現へ
    12:55 AM on 7月 18th, 2016

    [...] * 『コンシリエンスデザインの認識に向けて』 * 「健康は失い薬づけだが幸運なり」 * 「泡・バブルって、やっぱり凄いんだって思います」 [...]


This entry was posted on 木曜日, 1月 12th, 2012 at 12:00 AM and is filed under 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Responses are currently closed, but you can trackback from your own site.