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「石巻市へ『までいProject』の提案プレゼン」




一昨夜最終便で仙台に入りました。
それからも最終プレゼンの準備をし、
昨日、石巻市副市長に「までいProject」のプレゼンをしました。
ポイントはいづれ具体的に進行していけば、
明らかにすることが出来ると思います。
プレゼン後に、石巻の現在を日和山山頂から眺めて、
海岸線にはまだまだ残存している瓦礫を見て回りました。
一年経っていますが、やはり、唖然とせざるをえませんでした。
プレゼンにはこれまでの私のデザイナー体験をすべて込めて、
三つの提案を聞いていただきました。
「ブレークスルーのアイディアと具体策と原資計画」を
話した直後でしたがあらためて途方にくれています。
この日本がこんなことになって、
もう一年になろうというのに、
復興どころか、復旧さえまだかなってはいません。
確かに、相当の努力成果で、
瓦礫も巨大なままに捨て置かれたままですが、
復興にはいつとりかかれるのだろうという思いでいっぱいになりました。
副市長はじめ、復興室のみなさんからは、
デザインとしての発想は受け入れていただけましたが、
この具現化に向かう私自身のエネルギーを
維持していかなければなりません。
企画書づくりの間にも、
「本当に可能だろうか」と何度も躊躇しましたが、
私の信念として、
「楽園国家だった日本」をなんとしても取り戻したい、
この思いを保持し続けてきました。
もう一つは、被災地の子供たちの憧れの職業は、
アスリートや芸能人、自衛隊員、消防団員でした。
決して、デザイナーや建築家ではありませんでした。
私はデザイナーとして生きてきましたから、
なんとしても、デザインの力で「復興」ができることを知らしめたい、
それが職能家としてデザイナーの義務だと考えてきました。
これから具体策に突き進んでいく気持ちを
維持していきたいと思いますが、
石巻から女川まで見て回り、
女川はさらにひどくて、今夜は立ち直れないほど疲れています。
しかし、「なんとしてもやってやろう」と、
今、自分に言い聞かせています。


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This entry was posted on 金曜日, 3月 30th, 2012 at 12:00 AM and is filed under 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Responses are currently closed, but you can trackback from your own site.