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「このポスターに見たデザイン界の「差別」」





1980年からの「国際障害者年」正式ポスターです。
ちょうど私はリハビリトレーニングを終え、
「車椅子生活」をスタートさせたときでした。
大きなショックを受けました。
健常者=真っ直ぐなローソクに、
折れ曲がったローソク=障がい者が寄りかかっています。
これを世界のデザイン界トップ連中が選んだポスターだとは?
私は世界のデザイン界ですら、
象徴的ビジュアル表現とは「この程度でしか無い」とは、
デザインの本質はまだ見いだしていないと思いました。
おそらく、このデザインをしたデザイナーは健常者でしょう。
私は、折れ曲がったローソク側の人間です。
たかがポスターで、
これほど見事な表現と思われるかも知れません。
しかし、障がいを背負って生きて行く立場の者には酷です。
私の決意は障がい者デザイナーとして、
国際的にもデザイン界ですら、
人間の無知と差別感に立ち向かうことでした。
健常者だったときには、
思いもしなかった差別感はこのポスターでのショック以上を
これまでどれだけ体験し感じ取ってきたことでしょうか。
とりわけインターネットの裏側での差別発言は残酷世界です。
私は車椅子になったことがどれほどの「幸運」でしょうか。
まず、ふるさとに「内部障がい者」の存在があること、
国際的にも11月には中国でも、
デザインの本質から、
私のデザイナー的人間社会の差別感解消、
その結論を話すつもりです。


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2 Responses to “「このポスターに見たデザイン界の「差別」」”

  1. Kazuo KAWASAKI's official Blog | 企望を「までい」実現へ
    12:23 AM on 7月 27th, 2016

    [...] * 『ユニバーサルデザインの原意』 * 「このポスターに見たデザイン界の「差別」」 tag: 1980年, 28歳, disability, handy-cap, impairment, この世, イベント, [...]

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    Kazuo KAWASAKI’s official Blog | 企望を「までい」実現へ


This entry was posted on 金曜日, 6月 29th, 2012 at 12:00 AM and is filed under 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Responses are currently closed, but you can trackback from your own site.