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「『オスプレイ』形と性能・デザイナーから見れば」





昨日、自動車関係の論文で、
私は車両の「形と性能」に関する依頼論文が発刊されました。
そうしたら、またまた大阪市長の提案発言が社会問題です。
これはわが国が「敗戦」結果、日本が背負い込んだ大問題です。
それ以前に、私は、この飛行物体を評論するべきと考えました。
水平飛行=飛行機と垂直飛行=ヘリコプターの融合体です。
アイディアとして、垂直と水平を結合させることは当然です。
また、デザイナーとしてとりわけ飛行機やヘリコプターは、
私にとって、生きがいを感じる物体=モノです。
無念なことは武器であり兵器だということです。
だからこそ、社会問題をさらに厳密にしています。
私としては、ずばり、「安易な飛行物体」と切り捨てられます。
それは、飛行機としてプロペラ機であることは、
人類の知恵が辿りついた解答であったことは認めています。
さらに、上昇飛行としてのヘリコプターも、
航空工学的には、まだ未解明部分が残っていても、
安全な飛行物体であることも諒解することができます。
しかし、この水平と垂直、両方を飛行機とヘリコプターの構造を、
一つに統合して、形にそのまま性能を表現したデザイン、
この安易さを私は疑わざるを得ません。
私が最も危険と見なす点は、
飛行機としての飛行翼先端に駆動機があること、
これは水平飛行するときの揚力と抗力の制御が不可能です。
そして、ヘリコプターとしての上昇において、
駆動機が横並びでは気圧変動差の制御に不安感があります。
これは縦並びで水平飛行を補助すべき配置であるべきでしょう。
そして、最も肝要なことは、
垂直と水平への移行が駆動機であるプロペラが、
垂直から水平へと変化に進化した何かが欠落しています。
したがって、ヘリコプターでたとえば戦車をぶら下げて移動、
こうした軍事訓練は、けっして海洋でなければ困難なはずです。
韓国へ行けば、高速道路は長距離で真っ直ぐです。
高速道路が、そのまま滑走路機能になっています。
比して、わが国の高速道路にその機能はありません。
それこそ、大阪八尾空港の滑走路は最大6t許容までです。
まして、オスプレイ16t許容はすでに無理だということです。
だからこそ、このアイディアはデザインで進化させるべきです。


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This entry was posted on 土曜日, 6月 8th, 2013 at 12:00 AM and is filed under 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Responses are currently closed, but you can trackback from your own site.