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「コントローラーのデザインはまったく進化していない」





関西の大手電機企業、そのTVデザインチームと仕事をしました。
当時の人たちは、今では二人が大学教授になっています。
その企業で「オン・スクリーン」の開発に参画しました。
今では当たり前になっている、音量や基局選択、時間表示など、
TV画面に表示し、そのコントローラーのデザインでした。
当時は、「ハイパーカード」を使ってMacでデザインをしていました。
ところが、TVコントローラーはその後、何も進化していません。
私は、この時の「オン・スクリーン」の経験を大切にしています。
そして、私がたどりついたのは、
四つのボタンとアイコン表示で充分であり、
それをトラックパッド的なコントロールで完成させることでした。
1990年代にApple社の
「メディアインテグレーション」で提案をしていました。
その後、私のデザインでEIZOにて商品化した液晶TVでも、
なんとか実現をめざしましたが市場的にはまったく無理でした。
そのTVはすでに商品化は終了しましたが、
今でも「映像表現とデザイン」は自分ながら、これを超えるモノ、
そんなモノは残念ながら全く登場していません。
問題は、現状のコントローラーは「すべて最悪」です。
デザイン思考不完全なモノが平然とデザインされています。
私の持論は、4つのボタンと「オン・スクリーン」で、
映像表示の選別は、簡単に制御することができます。
正直、液晶TVの地上波、そのインターラクションは不完全です。
どうして誰も指摘しないのでしょうか!
私自身、自宅のTVをコントロールするには、
4つのリモコンが必要です。
最も、このような使い方をしているのは特殊だと思いますが、
音響システム・ゲーム機・AppleTV、さらにはCATVまでを
コントロールしなければなりません。
そして、ワイフにいっぱい言い逃れを考えて、
ともかく「最高の音質と映像」が必要だと思っています。
そういう意味では、
このようなコントローラーの時代がともかく来て欲しいのです。


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2 Responses to “「コントローラーのデザインはまったく進化していない」”

  1. Kazuo KAWASAKI's official Blog | 企望を「までい」実現へ
    12:16 AM on 4月 12th, 2014

    [...] 「豊かな存在性」を最も大事にしたいと考えています。 「コントローラーのデザインはまったく進化していない」 「ブランドを語る前に、ブランドマーケッティングの大欠点」 tag: [...]

  2. Kazuo KAWASAKI's official Blog | 企望を「までい」実現へ
    12:02 AM on 7月 14th, 2017

    [...] * 「ジャンボ・ジェットは747-8が完成型だった」 * 「コントローラーのデザインはまったく進化していない」 * 『宝飾品を実際に確かめていた頃を思い出す』 [...]


This entry was posted on 土曜日, 6月 15th, 2013 at 12:00 AM and is filed under 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Responses are currently closed, but you can trackback from your own site.