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『本物に出会う「漆器」にもささやかな未来が見えた』





岩手県に平安時代からの「御山御器」は浄法寺塗となりました。
「養生掻き」という自然保全を完成させた素晴らしい漆採取から、
明治期にやがては「越前衆」と呼ばれた漆掻き職人が加わり、
私はJAPAN=漆器の代表的な本命の一つとして注目してきました。
東京で偶然に飛び込んだ「漆器展」で、
浄法寺塗を受け継ぐ展示会を見ました。
若い女性の漆器作家の人に私の存在を知られて、
すっかりと話し込みました。
私のことを知らない漆職人作家の方とも今後のことを話しました。
展示会場で異彩を放っていた漆器作品を買い求めました。
フリーランスになってから、日本の伝統工芸である漆器は、
「越前木地師」をまとめて、この企業は、塗り物産業にしました。
伝統工芸産地の経済的効果は全国全て同じ悩みです。
私が知り得ることを相当に語りました。
すっかり、「土産物」になってしまったり、品質の劣悪さなど、
私は、手触り、香り、重量で、カシュー仕上げなど分かります。
だからデパートでも「これは偽物」と断定することしばしばです。
漆掻き技法から、漆樹木管理、木地づくり技、漆器仕上げ技法、
そして、現代ではもう取り戻せない技法の復活などを伝えました。
たとえば漆器でのコーヒーカップは、コーヒー味を活かせません。
しかし、カレーライスと漆器は素晴らしく相性がいいのです。
また、本物の漆器を日常使いにすれば、
絶対に生活習慣病の予防になることも一部では立証されています。
私は、浄法寺塗に、まだささやかかもしれませんが未来を見ました。
でなければ、私自身の生活道具には絶対にしないでしょう。
この産地に、「デザイン戦略」を伝えたいと考えています。
そして、もっともっと日本人は「漆器」を知るべきだと思います。
これから、ふるさとや北陸の産地に、
この岩手県にあの平安時代からの連綿とした漆器技法を伝えます。


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3 Responses to “『本物に出会う「漆器」にもささやかな未来が見えた』”

  1. Kazuo KAWASAKI's official Blog | 企望を「までい」実現へ
    4:02 AM on 6月 3rd, 2016

    [...] *『色見本・素材見本よりも重要なある規範を変えたい!』 *『本物に出会う「漆器」にもささやかな未来が見えた』 *『出版を「モノのデザイン」にしていくために』 [...]

  2. Kazuo KAWASAKI's official Blog | 企望を「までい」実現へ
    1:44 AM on 8月 22nd, 2016

    [...] * 「3Dプリンターの素材と成型精度」 * 『本物に出会う「漆器」にもささやかな未来が見えた』 * 「造形の言語道断」 * 「フリーランススタートの頃」 [...]

  3. Kazuo KAWASAKI's official Blog | 企望を「までい」実現へ
    12:06 AM on 8月 10th, 2017

    [...] * 『これは最適ではない・誤った車椅子対応車輌デザイン』 * 『本物に出会う「漆器」にもささやかな未来が見えた』 * 「インプリンティングされている私の「定食」」 [...]


This entry was posted on 月曜日, 10月 14th, 2013 at 12:00 AM and is filed under 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Responses are currently closed, but you can trackback from your own site.