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『パイプ・喫煙文化に立ち戻るという憧憬あり』





老年期に入ってから、
この文化性に立ち戻ってもいいのではという憧れがあります。
飲酒と喫煙の復活です。
私は、母方も父方も飲酒は上戸で滅法に酒に強い家系でした。
喫煙も、タバコだけではなく、パイプや葉巻も大好きでした。
しかし、心臓を痛めてから、禁酒・禁煙を守ってきました。
特に、禁煙を周囲にもうるさく言い回っていましたが、
60歳・還暦になってからは、高齢になったのならば、
禁煙も禁酒も辞めてもいいだろうと考えるようになりました。
だから、私も僅かながらドクター了解で飲酒をしています。
さらに最近では、禁煙でも、パイプ喫煙もいいのではと思います。
パイプ喫煙には、私なりのタバコ喫煙同様に、
人類がタバコを欲して、それを文化にしてきた歴史があります。
しかも私はあるタイプのパイプを十数本、コレクトしていました。
けれども禁煙を決心した時にそのパイプは全て捨てました。
東京に銀座、新宿の大書店の裏に、パイプ屋さんがありました。
パイプは叔父とあるオーディオ評論家の先生に教わりましたから、
その形態・素材・仕上げ、パイプ喫煙のための環境のツール、
全てに美しさがありました。
パイプ喫煙をしたいとすごく思い込むのです。
捨ててしまったパイプたちを思い出します。
あるいは、あの画家が「これはパイプでは無い」という絵画、
その意味をしきりと懐かしくて憧憬を抱きます。
心臓を痛めてしまった私の身体には、正直なところ、
飲酒も喫煙もいけないのかもしれませんが、
人類、それも男の文化=ダンディズムだったはずです。
そんなことを抱くと「もう一度いいのでは・・・」、
なんてことをとても考え憧れ始めてしまうものです。

「酒とタバコと、そして・・・」
『タバコ・喫煙再開せず』


tag: 男の文化=ダンディズム、オーディオ評論家の先生、パイプ喫煙、還暦、葉巻、パイプ、タバコ、飲酒と喫煙、老年期、


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This entry was posted on 土曜日, 3月 15th, 2014 at 12:00 AM and is filed under 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Responses are currently closed, but you can trackback from your own site.