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『日本人の根本的な倫理観、その原点を見つめ直す』





日本人にとって、最も規範性を決め、倫理観の原点を探ると、
私は二つあると判断しています。
その一つは武士道と商売道であり、武士道とは忠誠と生死への態度、
商売道とは儲けることよりも、儲けたことで何をなし得るかです。
今や、世の中はメチャメチャだと言わざるをえません。
まず、なんと言っても武士道も商売道も「家訓」としてさらに、
その詳細と制限、不自由さを取り決めています。
自由であることを不自由にすることこそ実は幸不幸を決定しています。
なんといっても、鎌倉時代、武士という職能、御家人時代の倫理、
それは「御成敗式目」51箇条は、すべてを漢文とせず、
ひらがなも用いられていて制限は警察権と裁判権に集約されています。
その制限は道徳の正当な論理性は、自由さを制限していますが、
私が最も共鳴するのは、裁判裁決の平等性です。
たとえば、裁判の迅速性であり、20日以上かかってはならないこと、
これに私は脱帽せざるをえません。現代は、裁判とは長期どころか、
生涯の闘争になってしまっています。
しかも有力者によって庇護されたり、損得が決して起こらないこと、
まるで現代とは大きな違いがあります。
「御成敗式目」の不自由さの根幹は、必ず死を迎えること、
あるいは死を持って購う潔白さという美しさこそ武士の正義。
正義には不自由さで制止されることこそ、極めて重要であり、
不自由さゆえの解放は、倫理性、正義性を身体化するからこそ、
真の自由さを存分に出来るという理念、思想、道徳、倫理です。
よって、自由さを制限する暴力性などは非在なのです。
解放された自由さにある不自由度には、平等感があるということです。
御成敗式目には、暴力と嘘への裁決がとても明白に規定されています。
私は、この御成敗式目、武士道規範に立ち戻るべきだと主張します。
私は嘘つきには、成敗するために武力発動は当然であり、
これはまったく暴力ではないということです。


「幸不幸の連鎖の中で」
「あらためて『幸』文字の意味をかみしめる」
「テロという名の殺戮に怒りを込めて」


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4 Responses to “『日本人の根本的な倫理観、その原点を見つめ直す』”

  1. Kazuo KAWASAKI's official Blog | 企望を「までい」実現へ
    12:01 AM on 5月 22nd, 2016

    [...] 、商品アイテムにはやはり、 最高品の枕を実現するつもりです。 *『日本人の根本的な倫理観、その原点を見つめ直す』 *『素材産地のダブルブランド・「羽二重」HUBTAE』 *『布と衣 [...]

  2. Kazuo KAWASAKI's official Blog | 企望を「までい」実現へ
    12:02 AM on 11月 21st, 2016

    [...] た象形です。 この話を次回のKK適塾に繋いでいくつもりです。 * 『日本人の根本的な倫理観、その原点を見つめ直す』 * 「幸不幸の連鎖の中で」 * 「あらためて『幸』文字の意 [...]

  3. Kazuo KAWASAKI's official Blog | 企望を「までい」実現へ
    1:53 AM on 4月 22nd, 2017

    [...] * 「モノづくり・コトづくり=デザインの源流でもう一度メモ」 * 『日本人の根本的な倫理観、その原点を見つめ直す』 tag: 三位一体, 不在, 不在性, 事物, 仏教, 円, 制御, 反応, 図像, 多角形, [...]

  4. Kazuo KAWASAKI's official Blog | 企望を「までい」実現へ
    12:50 AM on 9月 9th, 2017

    [...] * 『「時計」はデザイン対象、デザイン力量が試されている』 * 『日本人の根本的な倫理観、その原点を見つめ直す』 * 「幸不幸の連鎖の中で」 tag: GPS, ミサイル発射, ミサイル誘導, [...]


This entry was posted on 土曜日, 10月 25th, 2014 at 12:00 AM and is filed under 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Responses are currently closed, but you can trackback from your own site.