kazuo kawasaki's official blog

『最も基本・バイタルデータの「体温」はデータ化してきた』





入院をすると、朝一番に体温計測があります。
人間にとって生体データの基本は「体温」です。
この体温によって、入院しているときの一日の行動が決定されます。
私は交通被災をしてから、人一倍入院経験があります。
だから、この体温を誤魔化すことを覚えました。
朝最初に体温を計測して、その値を看護師さんが記述するとき、
「今日はちょっと熱があるからリハビリを休みましょう」、
こう言われると、退院が延びてしまいますから、
熱が多少あっても、それを水で冷やして通常にしておきます。
そうして、リハビリトレーニング中に倒れたことが何度かあります。
だから、私は体温計をみると、その時のことを思い出します。
なるほど、朝の体温計測には大きな意味がありました。
だから、今度は眠って居たいときには発熱を演じたこともあります。
いづれにしても患者としては、絶対にやるべきことではありません。
こうした経験からも体温計のデザインはいろいろ試してきました。
今では、iPhoneに繋いで、体温を決まった時間に計れば、
データ化されてそうした体温変化の意味が連続的な判断が可能です。
S女史デザイナーの液晶が大きい体温計は、
一つの大進化だったと思います。それから、今ではアプリで、
体温計測そのままのデータ化は、これからの入院や、
対症療法にとっても、また大きな進化を遂げていると思います。
特に女性にとってはいわゆる基礎体温の変動は、これまでも、
デザインコンペで優れた提案がありましたが、
ようやく、スマホによって、本格的なバイタルデータ化が出来ます。
そこで、これからの入院はもとより、もっとこの計測は
進化すべきだと考えています。
腋の下、耳穴、舌下での計測は、さらに進化を見せています。

生体情報として、体温・血圧の計測方法は進化しましたが、
私は最も知るべき、例えば血中を測定する方法は、
まだまだ発想すべきアイディアが必要だと考えています。

「私の必須道具だから・iPhoneアプリにしてみた」


tag: iPhone, アイディア, アプリ, デザインコンペ, データ化, バイタルデータ化, リハビリトレーニング, 交通被災, 体温, 体温計, 体温計測, 入院, 入院経験, 基礎体温, 対症療法, 患者, 朝一番, 液晶が大きい体温計, 生体データ, 発想すべき, 発熱, 看護師, 耳穴, 腋の下, 舌下, 血中を測定, 血圧, 退院


目次を見る

One Response to “『最も基本・バイタルデータの「体温」はデータ化してきた』”

  1. Kazuo KAWASAKI's official Blog | 企望を「までい」実現へ
    12:47 AM on 8月 20th, 2016

    [...] * 「健康自己管理としての血圧計の見直し」 * 『最も基本・バイタルデータの「体温」はデータ化してきた』 * 『講演テーマで最近もっとも多い医学とデザインの「範」』 [...]


This entry was posted on 金曜日, 11月 7th, 2014 at 12:00 AM and is filed under 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Responses are currently closed, but you can trackback from your own site.