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『記号論でのコンシリエンスデザイン』




1980年、記号という言葉は道元であったということが、
日本記号学会の最初の学会誌でその指摘があったのを思いだします。
当時、私は独立して赤坂のデザインスタジオでこの学会新設とともに
最初に学会員になりましたが、まだ駆け出しのデザイナーでした。
デザイン学では語りきれない学際化された日本で最初の学会でした。
記号論、記号学に最も惹かれていた論理的な思考でした。
現在、「デザイン思考」が論理考察の手法論になっていますが、
正直、記号論の学際性には及んでいるとは私は思っていません。
「造形言語」と「形態言語」を記号学的な領域にしてきました。
これはデザインすること、デザインされたこと、
この記号論的考察であり、デザイン結果を言語としての意味論です。
「造形言語」=designing language=design intention として、
デザイン意図、意味することです。
「形態言語」=designed language=design contentsとして、
デザイン内容、意味されていることを表しています。
つまり、デザインをする理由や背景、そこからの意図をもって、
結果、
デザインされた形・形態・形式には、その効用と効果があることを
明示しているという、記号論であり、記号学になりうる証左です。
デザインは学術+芸術×文科系+理科系を存分に背景・基盤にして、
言語化、すなわち記号としての意味することと意味されていることと
私はコンシリエンスデザインの位置づけ、定義は、確実に、
この言語化=記号としての、
制度設計論の言語化と形態設計論の言語化この二つの記号学が成立。
結局、コンシリエンスデザインでの安心と安全、危機解決の記号化が
看医工学を中核として、これからの学際化、その実務を
明確に定義することを断言しておきます。


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4 Responses to “『記号論でのコンシリエンスデザイン』”

  1. Kazuo KAWASAKI's official Blog | 企望を「までい」実現へ
    12:01 AM on 4月 22nd, 2016

    [...] デザイナー能力格差が激化しています。 *『記号論でのコンシリエンスデザイン』 *『かたちの意味・造形言語と形態言語』 [...]

  2. Kazuo KAWASAKI's official Blog | 企望を「までい」実現へ
    12:02 AM on 4月 24th, 2016

    [...] 手」で描かれた発想表現が プライミング効果になるということです。 *『記号論でのコンシリエンスデザイン』 *『かたちの意味・造形言語と形態言語』 *『記号論は脱構築に向か [...]

  3. Kazuo KAWASAKI's official Blog | 企望を「までい」実現へ
    12:18 AM on 4月 25th, 2016

    [...] *『デザインは記号論的な「造形言語と形態言語」での論理化』 *『記号論でのコンシリエンスデザイン』 *『まず、ニュートン的力学の隠喩としてのデザイン』 tag: designed language, [...]

  4. Kazuo KAWASAKI's official Blog | 企望を「までい」実現へ
    12:01 AM on 4月 29th, 2016

    [...] ナー能力がこうした小誌の読者であることの 重大さを書きとどめます。 *『記号論でのコンシリエンスデザイン』 *『デザイン言語表現がコンシリエンスデザインになる』 *『C.I.デザ [...]


This entry was posted on 月曜日, 3月 16th, 2015 at 12:00 AM and is filed under 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Responses are currently closed, but you can trackback from your own site.