kazuo kawasaki's official blog

『万年筆メーカーの商品となっているスタイラス』





筆記具は私のある種の病気のごとく大好きです。
「一本しか使わないのになぜそんなに集めて?」、と
ワイフにはいつも叱られますが、
万年筆はじめ各種ペンの類いには心惹かれてなりません。
だから、万年筆を見れば、その人の私は美学性を知ってしまいます。
私の収集物である万年筆には
最近では徹底したこだわりがあると自負しています。
ところが、ようやくiPadで書とスケッチは確実に鉛筆のごとく慣れました。
iPadでのスタイラススケッチだけの講座を開きたいほどです。
Apple銀座で「やるよ!」と言っていたのですが、
担当の方が辞められたのでその企画も無くなったようです。
私は、鉛筆ですら最近は削り方、持ち方、書き方、さらには、
描き方のコツを教えていないように思います。
今、ある高級ペンメーカーが、ライナーという名前で、
iPad用のスタイラス商品を3つ発売しました。
それを私なりに工夫していますが、
このメーカー独自のアプリケーションは、面白いことに、
万年筆タッチとボールペンタッチ、そして紙質も選べます。
あくまでも、これはデジタルですが、
アナログとしての使い勝手をマスターしていないかぎり、
使いこなすことは不可能だと断言しておきます。
スタイラスも、この万年筆メーカーに拘るのは、
万年筆メーカーだから気づいていることが、
グリップ感にあることです。
しかし、このメーカーの万年筆メーカーの限界もすでに現れています。
そんなことを確かめるために所有しているわけではありません。
確実に、このスタイラスゆえにスケッチの描き方や、
書の書き方も明白に変わるものと考えています。
いずれ、iPadでのスケッチ展でも開きたいものですが、
スケッチは人に見せるモノではなくて、
あくまでも私のデザイン、その発想のためであり、
この教育は小学生から教えるべきものです。
「デザイン思考」なんぞよりも重大です。


tag: アナログ, グリップ感, デザイン思考, デジタル, 紙質、ライナー、描き方、書き方、持ち方、削り方、Apple銀座、スタイラススケッチ、鉛筆、スケッチ 、iPad、収集、美学、万年筆、筆記具


目次を見る

Comments are closed.


This entry was posted on 金曜日, 6月 19th, 2015 at 12:00 AM and is filed under ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Responses are currently closed, but you can trackback from your own site.