kazuo kawasaki's official blog

『ファッション誌で知ってさらに自分ファッション』





高校時代は丸坊主が校則でした。
ようやく丸坊主から解放されたときにファッションが気になり、
最初の男性ファッション誌は「メンズクラブ」でした。
美大入学時には母が指輪とブレスレットを男なのに買ってくれました。
以来、私は指輪もブレスレットも母からの命令だと思って収集し、
身に着けていますから、デザイナーで良かったとさえ思っています。
車いすになってふるさと福井で仕事をしているときには、
白いワイシャツ、髪も短く、必ず、イタリア製ダブルスーツでした。
東芝時代は、東芝マンでしたがアロハシャツで出勤する態度でした。
ダブルスーツに拘ったのは、今もそれほど変わりませんが、
車いす姿、若いことで明らかに差別感を受けてしまっていたからです。
福井でも毎日デザイン賞を受賞してからは、
ワイシャツもカラーにし長髪にしたようなものです。
もっとも最近では明らかに差別感を感じたら周りにスタッフがいても、
必ず暴力沙汰寸前になるようにまで、
それこそヤクザさんにも絡みます。
というわけで、逆差別のやり方さえ覚えてしまいました。
ごめんなさい。
今、ファッション誌はワイフの女性モノが面白いですが、
60になってまた「メンクラ」を読むこともあり、
今回なんぞは40になったらなんて記事に、
そうか、自分の40代はこの程度をファッションなんて呼ばない、
ファッションは、浪費と勇気の見栄=見栄えだと思っています。
見栄というのは,浪費できることやその程度でも揺るがない自己表現です。
一所懸命と一生賢明がファッションの哲学であり、
それこそ浪費する自分が一所懸命と一生賢明であることの見栄です。
ちょうど私の世代は、アイビースタイルに憧れ、
それこそ大学時代にネクタイをするフォーマル性を磨きました。
カジュアル性の根本としてのジーンズも、徹底したモノの価値観があり、
昨今では、高級ブランドからファストファッションまで、
それぞれの価値観への浪費性に使用感と所有感があると考えています。
幸いにして、メガネは自分ブランドがありますが、
自分が最も興味を抱いている分野で自分デザインができる幸運さ、
これこそ自分のファッション価値観だと思っています。


tag: 40, ふるさと, アイビースタイル, アロハシャツ, イタリア製, カジュアル性, カラー, ジーンズ, スタッフ, ダブルスーツ, デザイナー, ネクタイ, ファストファッション, ファッション, ファッション価値観, ファッション誌, フォーマル性, ブレスレット, メガネ, メンクラ, メンズクラブ, モノ, ヤクザ, ワイシャツ, ワイフ, 一所懸命, 一生賢明, 丸坊主, 仕事, 以来, 使用感, 価値観, 出勤, 分野, 勇気, 収集, 受賞, 命令, 哲学, 大学時代, 女性モノ, 差別感, 幸運, 徹底, 態度, 所有感, 指輪, 揺るがない, 暴力沙汰, 東芝マン, 東芝時代, 校則, 根本, , 毎日デザイン賞, 浪費, 浪費性, , 男性ファッション誌, 白いワイシャツ, 福井, 程度, 美大入学時, 自分, 自分デザイン, 自分ブランド, 自己表現, 見栄, 見栄え, 解放, 記事, 車いす, 車いす姿, 逆差別, 長髪, 高校時代, 高級ブランド,


目次を見る

One Response to “『ファッション誌で知ってさらに自分ファッション』”

  1. Kazuo KAWASAKI's official Blog | 企望を「までい」実現へ
    12:01 AM on 8月 28th, 2016

    [...] ります。 これこそ、Consilienceな知性表現だと認識しています。 * 『ファッション誌で知ってさらに自分ファッション』 * 『持ち歩いてるペンたちが語っている文房四宝』 * 「景 [...]


This entry was posted on 木曜日, 9月 24th, 2015 at 12:00 AM and is filed under ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Responses are currently closed, but you can trackback from your own site.