kazuo kawasaki's official blog

『「KK塾」の対談と質問はイニシャルで方向決定』





「KK塾」スタートは米国から、すでに大阪大学招聘教授である
濱口秀司氏の講演と私との対談、観客からの質問により、
予定時間を大幅に超える熱気の中で行われました。
講演内容は、林信行氏が、
会場から同時間のままSNSアップをしていただきました。
この実況があったためか次回参加者の申し込みが殺到しました。
したがって、ここでは私が彼との対談や観客への回答を
記述しておきたいと思います。
私からの対談テーマというか質問は、
IoTの今後、特に人工知能の可能性でした。
私は彼のプレゼンテーション映像や彼が認知している、
特に彼は「Bias的手法での成功例」や、
阪大親友・石黒教授との合作である2体のロボット会話、
その会話に、人間が加わるだけで、
2体ロボットには、全く人工知能化はいらないことを説明。
そこで、私の持論となりつつある「人工知能無理説」、
つまり、DNAと神経がロボットに実装されない限り無理を
人工心臓デザインの実際や、エボラ出欠熱がRNA破壊など
そうした実例での人工知能の無理説、無謀論を述べました。
人間細胞を決定している遺伝子=DNAはすでに解釈されていますが、
DNAを制御しているRNAを破壊するエボラ出血熱は
ほとんど医療治療は不可能です。
これは100億人を地球環境がとても支えられないことへの
自然淘汰なのかもしれません。
濱口氏の回答は明解でした。
ともかく仕事としての問題があれば最適解を必ず出しますという姿勢。
これこそ、私がデザインを学術性と芸術性を統合出来る能力者、
こうした次世代を大阪大学大学院の私の講座、
「コンシリエンスデザイン」で育成したいテクノロジストです。
そのお手本がまさに濱口秀司氏でした。
観客からの質問は二つに集約できました。
濱口氏は「ともかく練習・訓練が必須」でありその方法論紹介でした。
そして、私にも向けられた質問は、
自分の提案が拒否された場合は?でした。
これは私がデザイナーとしての40余年間の生き様でした。
私の提案が拒否されたなら、
「拒否する人物の社会的存在そのものを総否定する」ことです。
この意見には濱口氏も賛同をしていただきました。
理由は簡単です。
私はデザインからのイノベーション定義こそ必要と考えます。
イノベーションの提唱者であった
「社会階級論」著者・シュンペンターは、
革新ではなく、コンバイネーション(独)、
「新結合」でした。
これこそ、コンシリエンスであり、
これも18世紀の造語であり、対語であったレジリエンスを
現在の大学機構、特にデザイン系大学では
この教育が無いことです。
だからこそ、
私は「KK塾」でも一般的な認知論を開講したのです。
次回からこの講演レポートを配布します。

講演実況 by林信行氏*http://togetter.com/li/893475


tag: 100億人, 18世紀, 40余年間, Bias, DNA, IoT, KK塾, RNA破壊, SNS, アップ, イノベーション, イノベーション定義, エボラ出欠熱, コンシリエンス, コンシリエンスデザイン, コンバイネーション(独), シュンペンター, スタート, テクノロジスト, テーマ, デザイナー, デザイン, デザイン系大学, プレゼンテーション映像, レジリエンス, ロボット, ロボット会話, 一般的, 不可能, 予定時間, 人工心臓デザイン, 人工知能, 人工知能無理説, 人物, 人間, 人間細胞, 仕事, 制御, 医療治療, 参加者, 反論, 可能性, 合作, 問題, 回答, 地球環境, 大学機構, 大阪大学大学院, 大阪大学招聘教授, 姿勢, 学術性, 実例, 実況, 実装, 対語, 対談, 必須, 意見, 成功例, 手本, 手法, 拒否, 持論, 提唱者, 提案, 教育, 新結合, 方法論, 明解, 最適解, 林信行, 次世代, 殺到, 決定, 濱口秀司, 無理説, 無謀論, 理由, 生き様, 石黒教授, 社会的存在, 社会階級論, 神経, 簡単, 米国, 紹介, 統合出来る能力者, 総否定, 練習, 育成, 自然淘汰, 芸術性, 著者, 親友, 観客, 解釈, 訓練, 記述, 認知, 認知論, 説明, 講座, 講演, 講演レポート, 賛同, 質問, 造語, 遺伝子, 配布, 開講, 阪大, 集約, 革新


目次を見る

2 Responses to “『「KK塾」の対談と質問はイニシャルで方向決定』”

  1. Kazuo KAWASAKI's official Blog | 企望を「までい」実現へ
    12:32 AM on 4月 1st, 2016

    [...] *「『イノベーション』大衆化した原意も疑う」 *『「KK塾」の対談と質問はイニシャルで方向決定』 *『サイエンスの限界にある美学性をさらに造語化』 tag: 1927年, 1929年, [...]

  2. Kazuo KAWASAKI's official Blog | 企望を「までい」実現へ
    12:16 AM on 11月 19th, 2016

    [...] 人として、 選び抜いた講演者で昨年の「KK塾」を進化させます。 * 『「KK塾」の対談と質問はイニシャルで方向決定』 * 『デザイナー能力の格差が拡大している』 * 『シュンペ [...]


This entry was posted on 水曜日, 11月 4th, 2015 at 12:00 AM and is filed under ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Responses are currently closed, but you can trackback from your own site.