kazuo kawasaki's official blog

『新作007・ボンドカーでも確認できた曲線美』





フランスのパリでは「非常事態宣言」を受けました。
が、「007・SPECTRE」試写会を観るために帰国。
これは外車ディーラーの主催で、
しかも新たなボンドカーが展示されました。
「007」映画シリーズは、おそらく私の生涯において、
何度も何度も見直し、しかも、シリーズのDVDまでいつでも観られる、
そんな状態にするほど大好きな映画です。
おそらく、スパイ、未来的ガジェットの武器や装備、ファッションです。
そしてなんといっても趣向を凝らしたボンドカーは、
とりわけ、工業デザイナーにとっては、たまらない魅力があります。
パリから大阪の試写会場映画館、そのデパートには、
ボンドカーが展示してあり、なんとも多くの人が写真を撮っていました。
だから、それほど近接して観ることができませんでした。
ところが、ディーラーのショップに呼び出されて行きました。
決してそういう場所には出かけないタイプの私ですが、
「じっくり、ボンドカー観られますよ」ということで、
出かけて、本当に触って全てを観て確認することができました。
007、ファッション、ボンドカー、未来的なガジェット様々は
男の夢の塊だと思っています。
正直、実は、試写会は時差ぼけもあったのか、途中で眠ってしまいました。
でも、どうせ何度でも観るからいいのですが、
今回初めてこの新作ボンドカーを専門家として、触って確認しました。
何と言っても風圧と車体曲線美の関係は側面から後部にかけての触感で、
「ああ、なるほど!」と納得することができました。
そして、SPECTRE用のこの車体デザインに活かされている曲面、
ハイライトラインから、この車種メーカーの拘りの確信を知りました。
この車体ラインを知ってから、それこそ、鉄道から車両全てで、
決して考慮されていない曲面カーブの極地を知った気がしています。
人生最期の車種はこのカーブで包まれているべきだと思いました。
私は、家具であれ、スーツであれ、靴であれ、掌中に感じ取る触感こそ、
造形美に取って不可欠と感じているだけに、この曲面カーブという性能こそ
求めきってようやく車体の機能美が、街の景観に溶け込むのだと思います。
ボンドカーによって進化してきた車のハイライトラインは
工業製品の技術表現だと思っています。


tag: 007, DVD, SPECTRE, カーブ, ショップ, シリーズ, スパイ, スーツ, タイプ, ディーラー, デパート, ハイライトライン, パリ, ファッション, フランス, ボンドカー, 不可欠, 主催, 人生, 何度, 側面, 写真, 場所, , 外車ディーラー, , 大阪, 家具, 専門家, 展示, 工業デザイナー, 工業製品, 帰国, 後部, 性能, 技術表現, 掌中, 映画, 映画シリーズ, 映画館, 時差ぼけ, 景観, 曲面, 曲面カーブ, 最期, 未来的ガジェット, 極地, 機能美, 武器, 状態, 生涯, , 確信, 確認, 納得, 考慮, , 装備, 見直し, 触感, 試写会, 試写会場, 趣向, , 車両, 車体, 車体デザイン, 車体曲線美, 車種, 車種メーカー, 近接, 造形美, 進化, 鉄道, 関係, 非常事態宣言, , 風圧, 魅力


目次を見る

One Response to “『新作007・ボンドカーでも確認できた曲線美』”

  1. Kazuo KAWASAKI's official Blog | 企望を「までい」実現へ
    12:05 AM on 10月 16th, 2016

    [...] * 『直線を徹底するために「曲線」を身体化してきた』 * 『新作007・ボンドカーでも確認できた曲線美』 * 『モダンデザインの造形に潜むスーパー楕円』 [...]


This entry was posted on 火曜日, 12月 22nd, 2015 at 12:00 AM and is filed under ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Responses are currently closed, but you can trackback from your own site.