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『デザイナー能力の格差が拡大している』





デザイナーの能力が想像以上に低下しています。
これはデザイナー教育の教員能力が低ければそのまま学生に反映、
デザインコンペも審査委員能力が低いと、受賞は低レベルです。
ところが反対に、熊本の収束が見えない連続する大地震に、
直・現場の崇城大学のデザイン系教員と学生、
九州大学のデザイン系教員(レジリエンスデザインがテーマ)と学生は、
目の前で起こっている被災状況に必死で取り組んでいます。
あるデザイン系大学では「防災もデザイン?」とか、もう呆れかえります。
自分は「コンシリエンスデザイン」を昨年、正式に訴求してきました。
しかし、大企業のデザイン部門では、
「デザイン思考」が社内では理解されているわけではないけれど、
他部門は、企業ビジョンとか、イノベーションがデザイン思考で改善する、
かもという期待感が最もらしくブームになっているとのことです。
とても、造形言語=designing language、
形態言語=designed languageによる、形態デザインと制度デザインが、
デザイン意図・デザイン内容で、その社会的なプライミング効果がある、
このような論理展開はまったく通じないことだと思わざるをえません。
あるデザイン事務所が小冊子130号出版をやり終えていました。
この中身は、それこそ、言語論であり、記号論でした。
素晴らしい小冊子を発行されてきましたが、
この書籍を読了不可能なデザイナーがリスペクトされないのは当然です。
40数年デザイナー、そしてデザイン学者として生きてきて、
果たして、まもなく動物実験結果がわかり、
製品と論文と、そして制度設計が待ち受けている
プライミング効果としての期待をされるデザイナーが育成不足です。
デザイナー教育に大問題があるのでしょう。
デザイナー能力格差が激化しています。


*『記号論でのコンシリエンスデザイン』
*『かたちの意味・造形言語と形態言語』
*『『007』形態言語を変更した新たな造形言語の失敗事例』
*『『形と性能』・デザイン成果=造形言語と形態言語』
*『特別講義・多摩美術大学『制度設計と形態設計』』


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3 Responses to “『デザイナー能力の格差が拡大している』”

  1. Kazuo KAWASAKI's official Blog | 企望を「までい」実現へ
    1:01 AM on 6月 25th, 2016

    [...] *『「パラシリエンスデザイン」でのプライミング効果予』 *『デザイナー能力の格差が拡大している』 *『100円ショップの廉価性と品質性と影響性』 [...]

  2. Kazuo KAWASAKI's official Blog | 企望を「までい」実現へ
    12:21 AM on 11月 19th, 2016

    [...] * 『「KK塾」の対談と質問はイニシャルで方向決定』 * 『デザイナー能力の格差が拡大している』 * 『シュンペンターと象形文字を同次元に考える』 [...]

  3. Kazuo KAWASAKI's official Blog | 企望を「までい」実現へ
    12:39 AM on 12月 29th, 2016

    [...] * 『コンセプトで「美」、その創出は不可能である』 * 『デザイナー能力の格差が拡大している』 * 『ある効果とある理論を実際に問題解決=デザインへ』 tag: Back to the [...]


This entry was posted on 金曜日, 4月 22nd, 2016 at 12:00 AM and is filed under ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Responses are currently closed, but you can trackback from your own site.