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『セルロース戦略とカーボン戦術は発電も可能だ』





地球環境を二酸化炭素=温室効果ガスとして、
このガスこそ、地球存続のためのサーキュレーションとした
国際的な決定である「パリ条約」は見事な取り決めでした。
しかし、この条約厳守は全く困難なことであり、新たな手法が必然です。
わが国の決定事項はほとんど不可能だと評価すべきでしょう。
それは産業経済での化石燃料の排出を80%も削減し、
樹木での吸収を20%という、この曖昧さに起因しています。
だから、2030年には26%、2050年には80%というのは、
あまりにも無謀であり、正直、メチャクチャな協定を納得したと判断します。
まして、この協定契約がこれまでの学術的な裏付けと
さらにはデザイン界ではほとんどが無知なことです。
2050年にはもう私は存在していないでしょう。
となれば、次世代デザイン界、それもコンシリエンスデザインの理念と
デザイン技能を知り尽くしたデザイナーに語り継ぐことが義務でしょう。
私にはそのアイディアがあります。
それは「セルロース戦略」と「カーボン戦術」として置き土産にするつもりです。
このアイディアは、3.11という天災人災から学び取ることができました。
セルロースの実際的手法は広島の土砂災害で実証することができました。
そして私の寄附講座に新たな招聘教授をむかえ入れて、
昨年末、今年度最初の実験でたどり着いています。
セルロースパウダーを低温で焼却することで、
この焼却時間で発電すら可能かも知れません。
低温焼却ゆえに気化することなく、セルロース+廃油は
炭化して、それを土壌改良までが可能になってきたことです。
3.11の哀しみを私たちは、この経験から学び取ったことを
「パリ協定」に日本から、問題解決のアイディアにすることです。
せめて、2050年への実現を私の置き土産にしたいと考えています。



* 「2010年米国原子力計画は光景である」
* 『コンシリエンスデザイン事象を創出する職能』
* 『サスティナブルであるための原意と欠落点』
* 『SF映画が示唆していること=その真実性と想像性』
* 『地球環境の変動と株価変動でみる企業意識』


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This entry was posted on 月曜日, 1月 16th, 2017 at 12:00 AM and is filed under ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Responses are currently closed, but you can trackback from your own site.