kazuo kawasaki's official blog

『「企」とは、つま先立ちして目標を見定めている』





企業というのは何か?、
これを忘れた企業があふれていると言っても過言ではありません。
すでに日本では、かつての商あきないのルールが忘れられ、
企業ガバナンスなるなんともある意味では、
商倫理が反狂した制度だけが温存してしまったようです。
よって、製品も商品も分からず、ましてや企画も計画も区別できない、
そんな企業内日本語が氾濫しています。
「KK適塾」、この最終回で私は、「企画」「計画」を説明しました。
本来、商品をもって企業はその活動を社会化するべきです。
しかし、商品も製品も区別されないモノ販売とその経営の行き詰まりは、
見事にわが国の基幹産業を台無しにしてきました。
私がこの兆候に気づいたのはバブルど真ん中でした。
幸いにして私はApple本社のコンサルタントとして、
米国クパチーノと福井を往来している最中でした。
日本がおかしいし、もはや日本の経済はますます低迷どころか、
やがて基盤産業も失うであろうと予測しました。
一時、リーマンショックがあって、さらに3.11で日本は国土的にも
大惨事を迎え、それは今も南海トラフ、首都直下、竜巻と気候変動に、
日本の自然環境そのものが狂いだし、同時に家電から自動車産業すら、
最早危うくて基盤産業を失ってしまったと言わざるをえません。
果たして、改めて私は「企」について意味と定義を書き残します。
「止」=足跡が屋根印の下にあります。
これは明確に「立ち止まって背伸び=つま先立ち」をしているのです。
ということは、立ち止まって遠くに目標を定めているのです。
つまり、「企」とは未来に目標を定めているのです。
ということは「企業」とは常に
つま先立ちをして未来の目標を見定めているのです。
ということは、企業トップがマスコミ:大衆に向かってお辞儀をして
あやまっている段階でこの企業は
企業の社会的な存在を失っているということです。



* 『GRiD社キーボード位置をどう乗り越えるかだった』
* 『開発コードネーム・Popeyeからの拡大』
* 『メセナフィランソロピーが「ジン」酒造企業ではどうか』
* 「希望を企望に」
*  *産・官・学などありえない!・・・*


tag: 3.11, Apple本社, あやまっている, お辞儀, つま先立ち, クパチーノ, バブル, リーマンショック, , 企業, 企業ガバナンス, 企業トップ, 企画, 制度, 南海トラフ, 反狂, 商あきない, 商倫理, 商品, 基幹産業, 日本語, , 気候変動, 温存, 社会化, 立ち止まって, 竜巻, 米国クパチーノ, 自然環境, 製品, 計画, 過言, 首都直下


目次を見る

One Response to “『「企」とは、つま先立ちして目標を見定めている』”

  1. Kazuo KAWASAKI's official Blog | 企望を「までい」実現へ
    12:38 AM on 11月 10th, 2017

    [...] * 「 Media Integrationに向かってきた系譜・2 」 * 『「企」とは、つま先立ちして目標を見定めている』  tag: apple, G7, KK適塾, Return of Company, ROC, アライアンス・フォーラム, [...]


This entry was posted on 土曜日, 4月 8th, 2017 at 12:00 AM and is filed under ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Responses are currently closed, but you can trackback from your own site.