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『資本主義からの逃走』
 「数理造形から見えてきたAtom時代の終焉 ・02」



ふるさと福井にもどらざるをえないほど、
私は体調を悪化させていました。
が、徐々に回復をし、越前打刃物へデザインを導入。
そのとき1984年にMacintosh128Kに出会います。
高校時代の親友は、福井キヤノン事務機の社長でした。
彼は、私をコンサルタントにしてくれていました。
彼の援助は、福井時代にわたって、
私の経済状況を支援し続けてくれました。
Macintosh128K
その彼のショールームで、Macintosh128Kは、
ものすごいインパクトを与えてくれたのです。
MacPaint・MacDrawはもとよりMacTerminalで、
初めてDAIALOG(ロッキード社)につながったのです。
国内メーカーのパソコンはまったく駄目でした。
当時のパソコン雑誌に米国に衛星回線でつながる、
という記事は全て嘘だったのです。
なぜなら、私はすべての雑誌社に確認をしましたが、
「おそらくつがるでしょう」、
という推定記事ばっかりだったのです。
最初の通信は、電話カプラー300bpsが、
机の上で鉛筆が転がっただけで通信不能だったのです。
福井の若手経済界は、福井にデザインの必要性をと、
福井市青年会議所の幹部メンバーから、
本格的なデザインスタジオ開設を求められました。
株式会社資本金2000万のデザインスタジオには、
Macintosh512KMacintosh XLで、
LANがつながり、
Exchange MouseとRed-riderが通信ソフトでした。
モデムも1200bpsから2400bpsで、
BBSも開設していました。
もっぱら、MacDrawで図面、Mac-FullPaintで、
ほぼ正確なレンダリングというように、
私はこれからの「デザインツール」だと確信しました。
そして、私は、EWSでのUNIXの独学を始め、
IRIS3030
本格的なEWS=IRIS3030(Silicon Graphics Inc.)が、
絶対に欲しい(1億4000万円/国内価格)と思い、
米国内の見本市・学会・まだベンチャーばかりの企業を
うろつくことに決めたのです。


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2 Responses to “『資本主義からの逃走』
 「数理造形から見えてきたAtom時代の終焉 ・02」”

  1. Kazuo KAWASAKI's official Blog | 企望を「までい」実現へ
    12:04 AM on 8月 24th, 2014

    [...] 『1984年からMacintoshとの付き合いが私の重大経験』  「数理造形から見えてきたAtom時代の終焉 ・02」 『Macの進化と自分の進化は使い分けるべきでしょう』 tag: 234ドル, Andoloid, [...]

  2. Kazuo KAWASAKI's official Blog | 企望を「までい」実現へ
    12:39 AM on 9月 22nd, 2017

    [...] * 『1984年からMacintoshとの付き合いが私の重大経験』 * 『資本主義からの逃走』「数理造形から見えてきたAtom時代の終焉 ・… * 「原点回帰と思っている作品」 * 「Power [...]


This entry was posted on 水曜日, 1月 20th, 2010 at 1:00 AM and is filed under 資本主義から逃走せよ!. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Responses are currently closed, but you can trackback from your own site.