kazuo kawasaki's official blog

『デジタル表現の基礎は、烏口や用紙感覚も必要』





私にとってデザインのためには、
スケッチ作業が最も重要です。
なんといってもMacとの付き合いは自分の人生、それもフリーになってから、
Mac128kから始まり研究室に最近、MacPlusと白黒PowerPointを透明液晶、
それをオーバーヘッドで映写するMacintoshSE30を出してきてありますが、
正直、どうやって使うのかを忘れていました。
このSE30が、いわゆる最初のMac形態の最終のかたちであり、
起動ソフトも探しださなければいけない状態です。
結局、iPad Pro12インチと10インチでのスケッチには、
ApplePensilがそのホルダーでようやく私の手に馴染んでいるのです。
これには、人間工学では無理で、シーティングエンジニアリング。
これにたどり着いた美大時代級友・光野氏からも
私には、これまでいわゆるペンシル軸経が深く関わっていて、
これをグリッピングエンジニアリング(仮称)の体系化が必要でしょう。
特に、スケッチをボールペンとしてきた私にとって、
現在はBicのボールペンになっていますが、
この書き味には、Bic社が長年にわたる研究結果が表れています。
米欧のデザイナーもこのボールペンになってきていることからも明白です。
そして、このボールペン使用感覚を求めてきた結論が、
ApplePensileにホルダー装着に至ったのです。
そして、様々なアプリもデザインスケッチで使ってきましたが、
液晶で最大18インチ(ASUS)も使用してきましたが、
今ではiPad pro10インチで充分な気がしています。
そして随分製図台に向かってきていなくて原寸スケッチでなければとなって、
いわゆるPM PAD用紙がB2以上はなくなっていることに気づきました。
最も先般も「烏口」と表現したら、
読めないということで、「からすぐち」とふりがな表現をしたぐらいです。
さらにもっと重要なことは、
製図での実寸が0.6だとか、
破線や一点鎖線、二点鎖線、断面図ハッチングなどもアナログ性を
しっかりと伝えないといけないと思っています。
先般恩師(来年88歳)に烏口や製図での実寸表現はしっかりと伝えなさい、
そう言われました。だからiPadでのスタイラスは無論、
Pad内での色彩論理も再教育が必要と考えています。


* 『Padスケッチにすっかり馴れ親しんだ!』
* 『石ころとスタイラス』
* 『私のデジタルアイディアスケッチとスタイラス』
* 『iPadでのスタイラス先端が新たなペン先になった』
* 『ボールペンとスタイラス・私の親しんだ描画ペン』


tag: 0.6, 10インチ, 128k, 12インチ, 18インチ, ApplePensil, ASUS, Big, mac, Macintosh, MacPlus, PM PAD, PowerPoint, からすぐち, アナログ, オーバーヘッド, グリッピングエンジニアリング, シーティングエンジニアリング, スケッチ, スタイラス, デザインスケッチ, ハッチング, ペンシル軸, ホルダー, ボールペン, 一点鎖線, 二点鎖線, 人間工学, 使用感覚, 光野, 再教育, 実寸, 形態, 断面図, 烏口, 白黒, 破線, 色彩, 製図台, 透明液晶


目次を見る

One Response to “『デジタル表現の基礎は、烏口や用紙感覚も必要』”

  1. Kazuo KAWASAKI's official Blog | 企望を「までい」実現へ
    12:01 AM on 9月 10th, 2017

    [...] るコミュニケーションでの表現力は、 自分開発だけでしょう。 * 『デジタル表現の基礎は、烏口や用紙感覚も必要』 * 「手習いまだまだ諦めずに・・・」 * 「オノマトペ=感 [...]


This entry was posted on 木曜日, 6月 15th, 2017 at 12:00 AM and is filed under ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Responses are currently closed, but you can trackback from your own site.