kazuo kawasaki's official blog

『若き日、「東京家具見本市」で二人は学んでいた』





フローリング、あるいはフロアライフというのは、忘れられていますが、
あのライフスタイルは福井県の当時は小さなインテリアメーカーだった
マルイチセーリングの背もたれだけのソファーから生まれたのでした。
そのメーカーの小林社長はタケフナイフビレッジで活動開始の私に、
ソファーデザインを任せるだけでは無く、
私提案ながら、「東京家具見本市」全てを委ねていただいたのです。
私は人間工学を東芝時代にヘッドホン設計以来、疑問だらけでした。
同時に車椅子のための身体保持にはなんとしても椅子やソファーの知識、
そのデザイン設計が必要でした。
ともかく見本市会場で最大のブースに
「TONTON」というこの椅子を高さ違いで、展示したのです。
商品としては、一段二段三段だけでしたが、
ブースには銀色パラシュート素材でいわゆる華美絢爛さを演出しました。
ソファーテーマは「休息」でした。
気づいたのは休息が最も持てない人達、それは兵士たちでした。
彼らに休息を与えるには、
カモフラージュ柄の軍服を脱いで砲筒を曲げて、
戦闘不能にすれば休息が来る。
この椅子はまた丁度New Yorkのブルックリン(犯罪多発地)都市計画で、
インターナショナルインテリアセンターが完成し、最初の椅子展では、
世界各国から「新しい椅子」が厳正に200点集められて、
私の「TONTON」は日本代表の展示4点(少ない)の一つになったのです。
しかも最終選考に残ったことで、渡米しましたが、発表は、
New Yorkの親友彼の「プールチェア」、悔しかった思い出があります。
私はマルイチセーリングで、東芝時代に鍛えられた
見本市ディレクションを発揮ししかもソファーを学んだのです。
マルイチセーリングのあの最大のブースには、
当日、雨が降り、コウモリ傘を預かるコーナーまで出来ました。
それは東京支店長だった高島氏のアイディアだったのです。
来場者は、全てが見本市会場では最大の紙袋を持ち、
それにはマルイチセーリング文字入り、
そして雨傘を預かるというのは、
以後も見本市でのブース設計では当然の仕掛けになりました。
高島氏が事業開始時は小林社長が後押ししていたと聞きました。
東京家具見本市では彼の存在は、他の社員を引き離すオーラがあり、
コンパニオンガールは福井で3日間研修までさせた展示会でした。
若き日、私も高島氏も本当に懸命に、商品のあり方や
興味を持ってもらうことを時代感覚で学んだ大きな思い出です。
現小林会長には二人とも今も感謝をしています。


* 「ヘッドホンから始まりました・・・」
* 『哀しみのためから楽しみのための電動車椅子開発へ』
* 『HUSATとInternet of Medical Thingsのデザイン言語 』
* 『なぜ、私がヘッドホンにこだわるのか』
* 「わが国の展博・コンベンションデザインは遅れている」


tag: New York, TONTON, あり方, アイディア, インターナショナルインテリアセンター, インテリアメーカー, オーラ, カモフラージュ, コウモリ傘, コンパニオンガール, ソファ, ソファー, ソファーデザイン, タケフナイフビレッジ, ディレクション, デザイン設計, フロアライフ, フローリング, ブルックリン, ブース, ブース設計, プールチェア, ヘッドホン, ヘッドホン設計, マルイチセーリング, ライフスタイル, 世界各国, 事業開始, 人間工学, 休息, 兵士, 兵士たち, 小林会長, 展示会, 感謝, 戦闘不能, 新しい椅子, 日本代表, 時代感覚, 最終選考, 東京家具見本市, 東京支店長, 東芝時代, 椅子, 椅子展, 演出, 犯罪多発地, 研修, 砲筒, 福井県, 紙袋, 背もたれ, 興味, 若き日, 華美絢爛, 見本市, 見本市ディレクション, 親友, 身体保持, 車椅子, 軍服, 都市計画, 銀色パラシュート素材, 開始時, 雨傘, 預かる


目次を見る

2 Responses to “『若き日、「東京家具見本市」で二人は学んでいた』”

  1. Kazuo KAWASAKI's official Blog | 企望を「までい」実現へ
    12:01 AM on 8月 21st, 2017

    [...] 能美はデザイン」からは離脱させるべきと私は考えています。 * 『若き日、「東京家具見本市」で二人は学んでいた』 * 『デジタル表現の基礎は、烏口や用紙感覚も必要』 * 『 [...]

  2. Kazuo KAWASAKI's official Blog | 企望を「までい」実現へ
    12:01 AM on 11月 5th, 2017

    [...] もっともっと整合性構築に向かって革新されるべきと考えています。 * 『若き日、「東京家具見本市」で二人は学んでいた』 * 「自動車デザインはもっとビジネスジェット機から学ぶべきだ」 [...]


This entry was posted on 火曜日, 7月 18th, 2017 at 12:00 AM and is filed under ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Responses are currently closed, but you can trackback from your own site.