kazuo kawasaki's official blog

『たった一回逢っただけ、だけれど・・・・・』





いつか必ず、「あの長友啓典」氏に逢えると思っていました。
あの独特の手書きラインでの素敵極まるイラストレーション。
「クリネタ」という小冊子にインテリアデザイナーの森田恭通氏が、
私を連載対談相手に選んでもらって、一辺に長友氏と意気投合、
若いときは長友氏の相棒だった黒田征太郞氏とは講演をした記憶。
お互いにグラフィックD界とインダストリアルD界の今後を話しました。
その後、メールで「紙」についてのやりとりで来阪を心待ちにしてました。
「本当は教えないけどメーカー名も教えるね」
「来阪したら渡すね」などを、
たった一回の出会いでとても仲良しになれたのです。
入院?、すぐに退院だね、と思っていたら、逝ってしまわれたのです。
「クリネタ」に一文をと言われましたが、たった1回しか逢っていないから、
気が引けて、ブログで書きますと返事。
「追悼遺作展」にともかく駆けつけました。
展示会は本当に大変な混雑でこんなに皆が集まるんだ。凄い人だ、です。
グラフィック界の大先生や、同輩のデザイナー達とも逢いました。
夕食を森田氏とワインを傾けてホテルに戻って、これを書いています。
たった1回しか会っていませんが私を惹きつける人格者だったのでしょう。
彼の作品は工学院大学に収蔵されると聞きました。
「長友さん、工手学校が工学院大学ですよ!」と伝えます。
小説家・伊集院静氏の一文がまさにその通りの人物。
なんだか、この頃は別れが多いのです。


*  ‘クリネタ’
* 『光陰へはただ祈るだけだと思い想っています』
* 『新たなフォトコラージュはカオリンの磁器に展開』
* 『渡邉洪基というふるさと福井の大偉人』
* 『負のサイクルを即刻停止させるデザイン』


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This entry was posted on 金曜日, 7月 28th, 2017 at 12:00 AM and is filed under ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 未分類, 祈望から企望へ. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Responses are currently closed, but you can trackback from your own site.