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『機能食品である栄養ドリンクの本質』





デザインと言えば、必ず、「機能美」。
機能あるモノは美しい、と言われてきました。
しかし、私はこれこそデザインに大誤解を与えた元凶だと考えてきました。
機能の裏側には機械主義が歴然とあります。
機械工学と今なお大学、学会と大間違いをしているのです。
なぜなら五大機械というのは全て兵器・武器つまり「械」であるからです。
結局、文明を成し遂げた機械は、武器・兵器だったということです。
そこから、実は、これらの栄養ドリンク剤も、
その裏側には兵隊が食事なくとも、身体保持が大丈夫であるという
機能食品であるということです。
私は機械という浅はかさをずーっと発言をしその反感を買ってきました。
名指しで言われたこともありますが、
日本は「機器工学」でなければ、真の文明は語ることが出来ないのです。
そういう意味では、こうしたドリンク飲料は明確に文明のモノであり、
身体機能を支えるある意味では武器だと言えば、また反感を買うでしょう。
しかし、文明は「機」織りで、「器」はうつわなのです。
寒さは機織りで衣服をつくり、飢えは器を要求し,それが文明でした。
文明が文化になっていくのは、武器兵器で闘ってその国を支配してこそ、
やっと文化が生まれていったと明言しておきます。
機械工学にデザインがなじめなかった最大の理由は、
デザインは文明を文化にする手法であったことです。
私はそのことを最も語るために機能性食品の飲料をここに差し出します。
もっと端的に言えば、人間工学を考えればすぐに理解されるでしょう。
自分は安全に相手=ヒト・モノを効率的に機能化する学問でした。
したがって、第二次戦争後には、エルゴノミックスは一端廃棄されて、
ヒューマン・ファクターエンジニアリングになったことです。
機能性食品である、栄養ドリンク剤は未だ知らされずに開発されたモノ、
すなわち、兵器であり武器だと断言をしておきます。
まさに「征露丸」が「正露丸」となったこの見事な医学的薬剤は、
栄養ドリンク剤に連鎖していたと言っていいでしょう。
「機能美はデザイン」からは離脱させるべきと私は考えています。


* 『若き日、「東京家具見本市」で二人は学んでいた』
* 『デジタル表現の基礎は、烏口や用紙感覚も必要』
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* 『イスと空間、空間の質量を自在化するデザイン』
* 『HUSATとInternet of Medical Thingsのデザイン言語 』


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This entry was posted on 月曜日, 8月 21st, 2017 at 12:00 AM and is filed under ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Responses are currently closed, but you can trackback from your own site.