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『デジタルスケッチを学ぶためには書の世界から』






あなたにとって何が美しいですか?、ともし尋ねられたら、
ここ2年ほどは空海の般若心経で、空海の書から編集された名筆集、
これをあげることにしています。
書く・描くという行為を私は職能にしてきました。
だから鉛筆から毛筆までは常に自分には修行のごとく取り組んできました。
それは私の生涯にとってとても幸運なことであったと思っています。
鉛筆、ボールペン、万年筆などは、私がよく言うのは、
ペン先は指を傷つけるほど硬いことです。
ところが毛筆は、指先には心地よいほど柔らかいのです。
幸いにして美大では鉛筆デッサンからあらゆる筆記具と対峙してきました。
それでもやはり書の世界観は、私自身が望んで永平寺第一道場:吉峰寺で、
中学・高校と学ぶことができたのです。だから、
これは私の手先指先の運動神経は鍛えられていると確信しています。
そして最近、私はデジタルスケッチも徹底して訓練してきました。
ところが、iOS11になって、私が最も訓練してきたSketchbook Expressが
もはや使えなくなってしまいました。
しかし今、もうや通常となっているSketchbook Proの訓練をしています。
そのためには、Apple Pencilに慣れなければと思って、
このトレーニングには、書の訓練が私は最適だと推薦もしているのです。
結局私は自分の最も持ちやすいApple Pencilにカバーを使っています。
それは毛筆ではそれこそ面相や矢立での筆の細さまで慣れていますが、
最も万年筆の太さで最適な経14mm、これに適合しています。
今しばらく時間はかかるかも知れませんが、年内にはプロとして、
さらにデザイナー教育者としても
紹介し手本になりたいと自分に言い聞かせています。
ともかく、理由は簡単なのです。それは空海の筆跡を学びとり、
それをデザインスケッチ、それもデジタルスケッチにしたいということです。
結局、自分にとって主観的にも客観的にも「美しい」ことは、
デザイナーあらば身体化することだともっと断言したいからです。


* 『美しい運筆を体現すれば美しさがわかりそうだ』
* 『書そして運筆なら空海がお手本になる』
* 『運筆練習に最適な学習ノートの充実ぶりに感嘆』
* 『私のデジタルアイディアスケッチとスタイラス』
* 『デジタル表現の基礎は、烏口や用紙感覚も必要』


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This entry was posted on 日曜日, 10月 15th, 2017 at 11:45 PM and is filed under ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Responses are currently closed, but you can trackback from your own site.