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『極めつけの万年筆で「白」を確かめる』






「白」工業製品で確認するには、
この万年筆とボールペン・ローラーボールペンで明らかになります。
もういい加減にこの趣味は辞めるつもりですが、
カーデザインにしても、皮革の白にしても、「白」には、
実は大変な「白」が一杯あるということです。
右から、ベルサイユ、スーベレン白、そしてグレタガルボ、
私が万年筆で選び抜いた最高の白とその比較ができます。
ベルサイユでの金との組み合わせは、これは多分最高の商品性です。
スーベレン白は、やっと完成した最近の商品であり、
スーベレンというこのメーカーで、
ほぼなんとか出来上がったそんな気がしてなりません。
無論、万年筆の黒・ブラックには、つや消しと光沢仕上げで、
黒と言えども明確な差異性があります。
ところが、白に至っては、
スーベレンでもおそらく何度も試しことでしょう。
やっと商品が出来上がったという印象です。
グレタガルボについては、この形態言語での白と黒の対比、
形態=かたちにおけるまさしく女優ラインには、
造形デザインのある意味では極致性が明白です。
ともかくこの三つだけでも「白」には色んな色があるとわかります。
最も、ここまで拘って見詰めているのは、
昨今の車や新幹線、飛行機の白には納得いっていないからです。
たとえば、色彩論的な考察で考えると、
古典的にはマンセルとオストワルトがありますが、
これらはほとんどが減算混合でした。
しかし、デジタルの世界になってからは、XYZ系で
アナログとデジタル相互性が必要です。
おそらく、一般的には拘りがないかもしれませんが、
繊維で綿と絹ではまったく白が異なるように「白」はどうするかです。
エスキモー民族が一番白表現の言語を持っていると聞いています。
ともかく、たとえば皮革での「白」は日本でしか染色出来ない、
そのようなこと程度ぐらいは知るべきです。


* 「ボールペンスケッチのためのモレスキン」
* 「欧州の紋章とタータンチェックから学ぶこと」
* 『ペンホルダーある組み合わせの筆記具は自分表現』
* 『手づくりから物事デザインと事物デザインを決める』
* 「書くための万年筆の真の意味」


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This entry was posted on 水曜日, 11月 22nd, 2017 at 12:00 AM and is filed under ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Responses are currently closed, but you can trackback from your own site.