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『伝統工芸ではない「越前箪笥」を一度創造すべきです』





「越前箪笥」は伝統工芸品ではありません。
伝統工芸法をよく読んでほしいと思います。
尤もこの法律に対して私は大反対です。
そのことが無視されてきたことを理論的にも証明します。
戦後、ミシンの木製丸椅子を武生市(現在の越前市)近郊で作成。
それが全国的に大ヒットしました。
そのことが日本包丁の朴ノ木(持ち手)につながりました。
それ以後は、箪笥=3点セットの生産企業が生まれました。
しかし、越前箪笥は生まれていません。
それがこの頃では越前箪笥というと、伝統工芸になっています。
おそらく、昔からの木工関係者やインテリア業者もよく知っています。
それこそ、箪笥ならば三国の船箪笥がありました。
しかし、これも間違いだらけでした。
これは地元で船箪笥が必ず浮くということを実験したことがあります。
それは私自身が地元のTV局と実験をして、沈んでしまいました。
日本には箪笥の歴史があります。
これにはいくつかの長所があり、しかも国際的にもモバイルなのです。
それこそ春日井の桐箪笥は、火をかけても中身が燃えないと言います。
しかし、今では春日井の桐箪笥は一辺に燃えます。
丸倚子も作れない人たちには、丁度良かったのは包丁の朴ノ木でした。
あの素材こそ、包丁を駄目にする素材でした。
私自身が朴ノ木という素材は絶対に使いませんでしたから、
ステンレスで鋼をサンドイッチ化して、ステンレスでの一体化に、
私は進化させることができました。が、ただし、
この一体化では全く分からないことがあまりにも多いのです。
ともかく、越前箪笥は伝統工芸でもなく、
本来はミシン用の丸倚子だったことから、
改めて、新・越前箪笥を打ち上げるべきです。
日本の箪笥の長所短所から新しいデザイン要素が必要です。
越前にはもっと必要であった鮎釣りの明快な箪笥がありました。


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This entry was posted on 金曜日, 8月 31st, 2018 at 3:53 PM and is filed under ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Responses are currently closed, but you can trackback from your own site.