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『私は橋本左内を語りつがなければならない。』





安政5年(1858年)5月27日の書状釈文です。
福井藩に招かれた横井小楠の活動ぶりから、
米価高騰・対外交渉・江戸情勢を伝え、
小楠に明道館の監督権を与えることが記されています。
それを榊原幸八と伊藤友四郎に宛てた
橋本左内の数少ない手紙です。
この書状は昭和5年に福井県が、
徳富蘇峰=日本で最初のジャーナリストが
奥付から買い取ったとなっています。
私は、この橋本左内の書状を見たことがあったので、
講演会の資料として必要となり、
福井県に問い合わせたところ、
まずは調べもせずに「知らない」との返答でした。
そこで、阪大での講演会で使うと言って、申し入れをしたところ
ようやく調べてくれました。
講演会で橋本左内のことを語れるのですから、真剣勝負です。
資料準備のおかげもあり、橋本左内のことなら、
私に任せてとばかりに講演会で語ることができました。
福井県には「五箇条のご誓文」由利公正の原稿もあります。
松平春嶽が、熊本藩の横井小楠を
政治顧問として福井に招いた話なんかも
講演がきっかけとなり熊本大学に頼まれました。
ようやく坂本龍馬をヒーロー像として書く教科書は消えました。
橋本左内は書状が少なく、若くで安政の大獄で斬首されました。
福井では啓発録も学び、橋本左内は地元のヒーローで、
私の最も敬愛する偉人ですからもっと語り継ぎたいのです。
そして、大阪大学はその左内が、学籍番号182番だった
「適塾」からのコンテクストを引きずっています。
これは私が語り継がなければと感じています。


大阪大学・講演会


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This entry was posted on 木曜日, 4月 25th, 2019 at 12:34 AM and is filed under ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Responses are currently closed, but you can trackback from your own site.