kazuo kawasaki's official blog

『インテリア商品のために、日本だから出来ること』





イスやソファーなどイスの歴史が日本には無かったとされています。
イスについて考える時いつも初心回帰、原点回帰です。
私はこの事に対して調べて書いていますが、
仏教伝来とともに、
「禅家所乗物」・「独搨(トクタツ)」・「發子(テンス)」
といった寄りかかる「倚子」がありました。
素材としての木に寄りかかる意味から
「椅子」という表記が一般的になりました。
その歴史や文脈を受け取り、作品も制作展示もやりきってきました。
今回、私の商品発表会は、会社創立70周年記念となる作品です。
新たな「イスとソファー」を組み合わせた造形を、
「先端的な素材」の性能から表現しています。
ウレタンフォームなど経年劣化をおこす、レガシーとして
ふさわしくない素材を使うインテリア用品は
美術館のパーマネントコレクションにはならなくなってきたのです。
歴史の断片として博物館を飾るモノです。
情報空間、音響、映像が錯綜するこれからの空間を対象とした
インテリア、室内装飾、デコレータなどプロが必要となるでしょう。
イスが置かれるこれからの空間も新しい提唱をしています。
クライアントから見れば哲学的だと思われていますが、
21年間の大学人から
再度、デザイナーだからこそ出来ると考えています。


tag: 70周年記念, ふさわし, イス, インテリア商品, インテリア用品, ウレタンフォーム, ソファー, デコレータ, デザイナー, パーマネントコレクション, レガシー, 仏教伝来, 会社創立, 作品, 倚子, 先端的, 初心回帰, 制作展示, 原点回帰, 商品発表会, 室内装飾, 寄りかかる, 性能, 情報空間, 提唱, 文脈, 断片, 映像, , 椅子, 歴史, 独搨, 發子, 禅家所乗物, 素材, 組み合わせ, 経年劣化, 美術館, 表現, 表記, 造形, 錯綜, 音響, 飾る


目次を見る

Comments are closed.


This entry was posted on 金曜日, 8月 23rd, 2019 at 12:00 AM and is filed under ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Responses are currently closed, but you can trackback from your own site.