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Posts Tagged ‘キティちゃん’


『アニメキャラクターとそのグッズにあるkawaii』


   


     1月 4th, 2018  Posted 12:00 AM




東京駅には地下道があります。
かつて車イスは業務用エレベーターで新幹線ホームに出ていました。
最近はこの地下道も整理整頓されています。
その地下道を通ることが私には可能なのです。
ところで東京駅には丸の内側と八重洲側があります。
駅を通常横断するにしても8~10分かかります。
ともかく東京駅地下道はもちろんのこと、この横断路は重要でしょう。
そして、丸の内を通り抜けて八重洲側の地下街に、
思いがけず「クレヨンしんちゃん」グッズのお店を見つけてしまいました。
もう今さらと思いつつ、このアニメグッズ店に入ってしまいました。
マンガとkawaiiがまさに一致している日本の代表作だと思っていますが、
まさか、「クレヨンしんちゃん」があるとは思っていなかったので、
ついつい長居をするほど、そして少し買ってしまいました。
「キティちゃん」、「ドラえもん」などは講義かのであり、そのグッズは、
そろそろ断捨離の時期ながら、よくもこんなにと思うほど持っています。
時折、「クレヨンしんちゃん」はTVアニメも見てしまいますが、
あのアニメには何事かがあるのです。
日本の漫画・マンガそしてアニメの脈略はグッズにも繋がっていますが、
日本発のこうしたマンガキャラクターと
そのグッズに潜んでいるkawaii=かわいいというある種感性刺激があります。
そして日本の中に根付いている何にでも「かわいい」という評価、
これにはデザイナーとして私は自分のデザインにはこの評価は求めません。
そして、アニメキャラクターは、今ではLINEにまで氾濫しています。
しかし、自分デザインに求めないことへの、大げさに言えば、
私なりのデザイン美学の「美しさ」にはしていません。
が、なんだかアニメキャラクターとそのグッズには惹かれるものです。


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『来年は干支は羊なり』


   


     12月 31st, 2014  Posted 12:00 AM



ここ数年、私は太陰暦そして陰陽五行説をかなり真剣に読んでいて、
たとえば腕時計もムーンファエイズに限るとかに決めてきました。
そして、まだまともな時計が生まれていないことも知りました。
五行説が西洋も東洋もそれぞれの組み合わせでコンセプトの
下敷きにすることができます。
正直、干支についても毎年、年明けのシンボル程度の認識ですが、
そろそろ、来年は未年とかといえば、12年後を考えてしまいます。
そして、日本人には干支への認識はすでに遺伝子記憶だと思います。
その大きな理由を私なりには三つほどあるのではと想像しています。
まず、干支の動物は日本人のマスコットシンボルです。
それこそ「ゆるキャラ」の発想には、
この命名者である人物の仏像好きが背景にあり、
干支以外のゆるキャラが人気を集めています。
そして、猫は干支に含まれていないだけに「キティちゃん」が
もはや世界的なキャラクターモデルになっています。
理由は簡単でしょう。干支には厳密な精神面的なシンボル信仰があり
この信仰から解放されているから、
現代的なシンボル解放が成功しているのでしょう。
それこそ、血液型や干支での性格分析は全く科学性がありません。
それは、占い的な荒唐無稽さがあたかも乗っかっているだけです。
だからといって、私は総否定することはまったくありません。
ともかく、来年は「ひつじ」をキャラクターにすることを
楽しみたいと思っています。
羊のディフォルメされた形態や漫画性、あるいは形態模写性や
スタッフとこのシンボルなら、
羊が一匹、羊が二匹・・・・Z・Z・Z・Zって、
キャラクター性のおとぎ話的な要素の表現に決めました。
私の性格には、とても似合わしくない年=未年がやってきます。


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「『招き猫』の正体を知りたいってつくづく思う」


   


     12月 14th, 2012  Posted 12:00 AM



私は猫派ではありません。
昔、猫好きの彼女がいた頃、そのペットを結構イジメていたと思います。
なんとなく、動物の猫はほとんど無視できる派です。
ところが、なぜ、猫は十二支にはいないとか、
キティちゃんグッズに惹かれるとかを考えると、
この「招き猫」なる存在が気になります。
このブログでも、奈良から帰宅途中のサービスエリアで、
縮緬ぬいぐるみの招き猫」をカメラに収めました。
そして、帰宅してから、購入してじっくり見つめてみたいと思いました。
もう一つは、「伊勢参り」に行ったことがありません。
日本人なら、
靖国神社から伊勢神宮・出雲大社にはmustでなければなりません。
そして、私の伊勢参りには「お土産を買うこと」です。
これは国内外の美術館や博物館に行っても、
必ず、ミュージアムショップの楽しさがありますから、これと同価値です。
さて、当然ですが、私は徹底的に「招き猫」、
その由来から諸説などは訳知りに一応なっています。
しかし、それをここで披瀝するよりも、
この商品=バカラ・ブランドであることに
注目しているかを述べておきます。
バカラはフランスのガラスメーカーとして、
世界的なブランドを構築しています。
ただし、現代、成功しているかというと
世界的な経済動向からは解放されてはいません。
モノづくりそのものも私はかつての技術力は停止していると思っています。
むしろ、競合企業であるスワロフスキーが、
市場的、時代的、人気度は勝ってきたと観ています。
そして、スワロフスキーには「招き猫」はありません。
バカラが、なぜ、日本市場向けにこのオブジェにまで気づいて
商品化しているかを想像憶測するべきでしょう。
少なからず、
バカラ社には「記号」としての「招き猫」に気づいているということです。
ガラスは宝石・貴石・鏡ではありませんが、
その材質に宿らせる「形態言語」=意味されていることがあります。
ただし、
それが何であるかを造形言語で発見することが
企業使命であることは確実です。
バカラの商品戦略は明らかに「記号」を選別していたということです。


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「アイドル・キャラクターのメタ・アンビエントへのコンテクスト」


   


     12月 7th, 2012  Posted 12:00 AM



日本のロボット学者には、「鉄腕アトム」への憧憬があるものです。
「鉄腕アトム」はそういう意味では、
ロボットというモノへのコンテクストを明確に築き、
モチーフ・主題的には、技術空間認識の根源として、
日本人のDNAの中には生き続けているモノと言っていいでしょう。
私たち日本人には、いわゆる漫画からのコード、
そのモード時代がとても強く意味されていることの認識力があります。
ディズニーランドへの果てしない欲求の根底にも流れています。
そして、そのコンテクストの代表というと、私は、
・「キティちゃん」
・「スーパーマリオブラザーズ」
・「初音ミク」が、その代表と言っていいでしょう。
まず、「キティちゃん」は、
明らかに3Dリアリティが日常的な「かわいさ」を敷衍させました。
かわいい=kawaiiはすでに世界語=ラングになってしまいました。
さらに、「スーパーマリオブラザーズ」ともなれば、
すでにその歴史性が構築されて、
「ゲーム」という、
バーチャル世界観を打ち立てた普遍的アイドルになっています。
まして、この創作者である宮田氏は、金沢美大の後輩であり、
工業デザイン素養は、
「マリオ」と「ルイジ」の名前にまで昇華されています。
天才的なデザイン領域の拡大を示してくれました。
そして、218カ国を凌駕して「初音ミク」にまで、
キティちゃんからスーパーマリオブラザーズが
コンテクストを構築していることを、
再確認すべきだと私は主張しています。
「メタ・アンビエント」とは、
マルチメディア、ユビキタス、クラウド、スマートグリッド、
これらを連鎖させているシンボルと見なすべきでしょう。
この三つのアイドルの経済効果は、
おそらく、マルクスもケインズも、
彼らの経済論からは逸脱し、
開放されている「もう一つの生産、もう一つの消費構造」だったはずです。
無論、乳幼児から小児には
「アンパンマン」が限り無いアイドルかもしれませんが、
このコンテクストは、別稿を準備しなければならないでしょう。
このテーマソングほど、
子どもたちにとって最も正当な教育性が満たされています。
そういう意味では、「キティちゃん」には聴覚映像がありません。
ともかく、私が現在の一つの結論であり、
さらなる「メタ・アンビエント」という
情報空間に日常性とその経済活動は、
この三つのアイドルが原点だと整理しておきたいと思っている次第です。


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「私のマサカのデジジャラ」


   


     4月 10th, 2012  Posted 12:00 AM


ケータイのデジジャラ。
すでにデジジャラという言葉は死語です。
デジジャラというのは、
ケータイ電話に様々なアクセサリーを付けることでした。
おそらくデジタルなモノに対する、
 「自分用」の明示性への願望なのでしょう。
かつて私は面白がって、ドラえもんのケータイに、
これほどキティちゃんグッズがあるという見本をつくったことがあります。
どれほどケータイアクセサリーになりうるかを見極めておく、
資料になりました。
本来、iPhoneにはカバーもつけるべきではないデザイン、
それがApple Designのデザイン意図として明快です。
しかしやはり、ケータイもスマホも、
「自分用=MyType」にすること、
それが人それぞれ、
自分用表現を望んでいることは一般的なことなのでしょう。
3.11後、「ふだん」と「まさか」というwebsiteを研究室でつくっています。
それは「まさか」の非常時に何を持ち出すべきか、
「ふだん」身に付けておくべき最小限のモノを情報化しています。
なんといっても、スマホは必要です。
スマホに健康保険証や運転免許証まで取り込んでおけばいいわけです。
それに最低限はホイッスルと印鑑です。
そこで、私は様々なホイッスルからLEDライト付きを選びました。
そして、印鑑も最も小さいモノとさらにedyカードを付けています。
日本人にとって印鑑は必要不可欠なモノになっています。
印鑑の歴史は日本人のルーツに関わる文明文化的な歴史性があります。
3.11のあの非常時に、
一番無くて困ったモノが、行政的な手続きで印鑑だったということです。
というわけで、現在私のiPhoneはこのスタイルになっています。
私は、自分なりの「ふだん」と「まさか」のデジジャラを
デザイナーとしてそれなりに考えると、
そこに次世代スマホの形式があるものと判断しています。


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12月21日Staff Blog


   


     12月 21st, 2010  Posted 10:00 AM

12月21日

毎度、お気遣いいただきまして
BOSS(川崎和男, Kazuo KAWASAKI)
お気に入り「ご当地キティちゃん」
をいただきました。
ありがとうございます!
金沢限定、加賀とびキティちゃん。


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『資本主義からの逃走』
「Appropriationー”かわいい”という印象を引き込む危険性・2」


   


     4月 12th, 2010  Posted 12:01 AM

kawaii
「かわいい」という日本語はすでにkawaiiという世界語。
kawaiiは、日本文化として世界の若者に発信できる文化語です。
私はこれは素晴らしいことだと評価してます。
しかし、「かわいい」を
designしかもappropriationに結びつけることに意義があります。
まず、「かわいい」の意味を吟味しておくべきでしょう。
「か」という接頭語は「蚊」という生物名からも、「小ささ」を表します。
「川」すら、小さな「水分や渦」+わ「和」=大きさです。
幼さや小さなものへのいとしさが形容詞になっていることです。
愛らしさや愛らしいこと、愛情をもって大切にしたり、
殊勝さから、労しさ、痛々しさなど不憫さや可哀想だ
という形容動詞にまで連続している感情用語だということです。
この感情用語であることに、
まず、評価言葉としての不安定さを認めておくべきだと思います。
なぜならば、感情用語というのは、
感性を陰陽学でいうところの「陰」の世界観があるからです。
感情を単純に言い直すと、
「感性にドロドロとした汚れが流れ込んでくる現象」という解釈があります。
感情がきわまるというのは心が哀しみや怒りという理性では
留めようもないことが流れ込んでいっぱいになることです。
「悲しいから泣くのではない、泣くから悲しい」という、
ジェームス・ラング説があります。
不気味の谷・論
だから、「かわいい」という愛しさと悲しみには
連鎖性が心理的にあるということです。
ロボット表情学として、私の学生が修士論文で分析した、
「笑っている表情」、
その分析には、「怒りから悲しみ」が見事に分析され、
いわゆる、ロボット学での「不気味の谷論」をさらに詳細化しました。
私は、「かわいい、かわゆーい」というモノを所有する意識根底には、
「自分顕示」の置換性、転用性が起こります。
さて、私はこのことを非難しているわけではありません。
本質論としてのアブダクション的なデザイン面を語り切る論理が、
この「かわいい」から「きれい(形容動詞)」、
そして「美しい」へという手続きを明確にしたいからです。
ところが、この手続きやアブダクション性を転用するのに、
「盗用性」が加われば、これはさらに強化されることは明白です。
この「盗用的表現」+「かわいい」=欲望の刺激強化です。
そのことを私は指摘しておきたいと考えます。



無論のこと、私自身、キティちゃんからドラエもんまで、
「かわいい」と言われるアイコン性は、
日常への愛しさの反射対照性として容認し、
かつ、私自身がまず大好きです。
しかし、プロのデザイナーとして、
どこまで「かわいい」と「盗用と思われる表現」、
その隔絶性と融合性の線引きは、職能義務と考えています。


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11月24日Staff Blog


   


     11月 24th, 2009  Posted 5:21 PM

11月24日

BOSS(川崎和男)のお伴は、
iPhone、iPod
(音楽やPodcast、
英語で機種分けてあります。)、
MacBook
(1台の場合はAirを、2台ならProも)と、
ジョージ・ジェンセンの薬入れ、
(教え子からのプレゼント)
そしてチュッパチャプスです。
チュッパチャプスは、
「ジェネラル・ルージュの凱旋」からの
大きな影響のようです。
BOSSは、お財布は持ち歩いていません。

機密事項の詰まったPCは、様々なケースで
カスタマイズと保護します。
かつてフランスで盗まれた経験あり、とか。
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PCケースについているキティちゃんは、
防犯ベル!
ちょっと音が小さいと言ってます。
24_b


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