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「来年の手帳は選びましたか?」


   


     12月 1st, 2011  Posted 12:00 AM

iPhone、iPad以前、PalmTopの時代にも、
「手帳を持ち歩く」ことは辞めようとしてきました。
しかも学生時代・就職後も毎年毎年「手帳選び」には
悩んできました。
iPadで、すっかり手帳を辞めると決意しました。
しかし、どうしても手帳はなんとしても必要と判断しました。
私のスタッフ・学生も全員、iPadを使っていますが、
昨年、私から、自分がこの人からのメモという場合には、
絶対にノート、手帳、メモ形式、筆記具も含めて選び抜くこと。
このようなルールを作りました。
それは、手書きメモの重大さと文字を美しく書くという身体化を失う。
私自身、iPadでの手書き文字に美しさが無くなると判断したからです。
最近は、スタイラスの進化ですっかり「草書体」・「楷書体」まで、
iPadでは可能になりました。
この季節=歳末年末には、書店・文具店始め、websiteでも
様々な「手帳」が膨大に店頭やお知らせが満載です。
11月に入ると、私は二つの手帳を注文しました。英国製と日本製
これまで、日記帳・手帳はどうしても迷い抜いて、
「一つ」に決められませんでした。
これは不幸です。
「手帳で望みがなんでも適う」という類いの書籍もあります。
それはその人だけの自己修練、
男ならダンディズムが決定した人の特権。
私は、ようやくそろそろ人生引退の季節になって、
二つの手帳に出会いました。
いづれ、私の使っているモノを紹介したいと思っています。
しかし、これはやっと私がたどり着いただけに、
極めてプライベート、プライバシーのことかもしれません。
なにしろ、デザイナーとしてのSketch BookやMemoなど
膨大に悩み膨大に収集までしてしまっているというわけです。
筆記具、絵の道具、書道具からデジタルペンまで、
この収集は、ワイフから「また買ったの」と言われる始末です。
万年筆・硯と筆・和紙、そしてデジタルペンも、
語り尽くせない私の世界です。
オーディオ・鉄道模型から、デジタルペン、青い小物、
だから「手帳」もほとんど世界的な歴史や伝統性を
自分自身にも照らし合わせて考え。選び、使いこなして、
いや手帳に限っては「使いこなしてきた」とは言えないのです。
しかし、ここ数年、手帳は決定したモノを使ってきました。
2011年、わが国は多くの同胞を失い、国家が破壊しました。
なんとしても、来年に向かって、
この「国難」に対する自分自身のジャーナリズムツール、
それは「手帳」でしょう。
ジャーナリズムとは「日々の記録」です。
そして、「手帳」と「手帖」は日本の記録ツール、
明確な伝統性があります。
あらためて「手帳」、
来年の「手帳」への態度を決めたいものです。

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「韓国の勢い・16茶より17茶という意気込み」


   


     11月 19th, 2011  Posted 12:00 AM

仁川国際空港から、KAISTの街までは直線道路。
まさしく臨戦態勢の高速道路は、
そのままジェット戦闘機の離着陸が可能です。
防衛体制は無論のこと、
私が、韓国の勢いを感じる一つの事例をあげておきます。
日本の十六茶に対して、韓国は十七茶があります。
一つ先を行こうという想いなのかどうかは分かりませんが、
私はいつも韓国でこのお茶をみると、
日本より一つでも多くをという姿勢、すなわち勢いを感じます。
それこそ、MacOS Xなのに、Windows7は、
その名称ですでに遅れている感があるようなものです。
もし私が商品戦略をするならWindows11にします。
関西国際空港や中部国際空港と仁川国際空港を比較しても、
仁川の方が建築的にも、設備的にも、
デザイン的にも熟慮されていると私は思っています。
私が子供の頃に、まさか韓国に行くようになるとは、
正直思ってもいませんでした。
軍事政権で常に内乱がありました。
米国の大学で韓国からの留学生と出会う頃から、
彼らはきっと韓国を繁栄させるのでは、という印象。
現在はまさにそのような国になりました。
スタッフで、日本のデザイン系大学院卒の韓国人がいました。
EIZOブランドをスタートしたときのメインメンバーでした。
今、彼は韓国の母校大学で教授になっています。
彼も飛び級で韓国の大学を卒業後、日本に留学し、
デザインスタジオ2年経験をして、韓国に戻りました。
彼が、私のスタジオで一番苦しかったのは、
週報を日本語で書くということだったと帰国直前に告げてくれました。
休日でも出勤し、デザイン能力はとても優れていました。
今もスタッフには韓国人がいますが、
精神的な強さにおいては同世代の日本人より強いと思います。
それは徴兵制があるからではないかとさえ私は思います。
隣国である韓国とは国際関係においても、
理想的なパートナーシップを持ち続けるべきでしょう。

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「駅構内エレベーターについて」


   


     11月 5th, 2011  Posted 12:00 AM

車椅子移動は困難なこととても多いのです。
バリアフリー法や、ユニバーサルデザインブーム以前に、
ある国会議員の秘書の方と、
国土交通省に直訴したことがあります。
結果、当時の扇千景大臣が初めて東京駅を視察。
東京駅は敗戦直後の地下道が車椅子誘導に使われていました。
大阪駅も時折地下道(写真下)を通らなければなりませんが、
やがて改善されるでしょう。
大臣は地下道やその環境にとてもびっくりされ、
駅構内にエレベーター設置が、3年後から始まりました。
最近ではJRの駅構内にはエレベーターが設置されました。
ところがローカル線ほど駅員の方や、
エレベーター利用では、
駅員の方や他の乗客の方々にはマナーと親切さがあります。
大阪はじめ大都市でのエレベーター利用では、
乗客や駅員には親切心どころかマナーがありません。
このエレベーターを「我先に利用して憚らない人」は、
大都市ほど多いのです。
特に若者でカップルが荷物も無いのに平気で乗り込んでくる、
こんな場面になると私は注意をします。
最近は、スタッフやワイフも「刺されるかもしれないから」と、
心配してくれます。
ローカルの駅員さんは、
身障者や妊婦さん高齢者優先を告げてくれますが、
大阪駅は乗客のエレベーター利用のマナーは最低最悪です。
これが大阪の「倫理観無し、ひき逃げ事件多し」、
こんな事件多発につながっていると私は判断しています。
先般、新大阪駅構内で人身事故がありました。
結果、新大阪駅では駅員が北陸線ホームにはまったくいなくて、
発車時間優先のために、私は無理矢理下車させられました。
ホームと列車の間にはスロープが無ければ、
危険極まりないにも関わらず、無理矢理下車という危険さです。
間違えば、私自身がホームと列車の間に挟まる寸前でした。
当然に、抗議をしましたがその対応に呆れています。
JR西日本の体質が見え隠れしているのです。
今日、正式な謝罪が電話でありましたが、
私は、根本的な問題解決は、
もっと制度上にあると判断しています。
当然ながら、ハードとしてのエレベーターのデザインも
大きな問題があると思っています。
エレベーター設計とデザインは根本から革新すべきです。
折角私は車椅子に乗っていますから、気づくこと多しです。
これからは一段と高齢者で車椅子使用者は格段に増加です。
だから、ハードからソフトまでの「制度設計デザイン」を、
発言と提言、デザインを提案していきます。

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10月10日Staff Blog


   


     10月 10th, 2011  Posted 2:06 PM

10月10日

メンテナンス順調入院中の
BOSS(川崎和男, Kazuo KAWASAKI)
病院食もおいしくなって快適ですが、
さらに、充実入院食にこちらを使用。
ちょうど新米の時期に教え子兼、
元スタッフご夫婦から
自家製合鴨米をお届けいただいたので、
HOTデシュラン! の出番となりました。
炊きたてご飯で、パワーアップです。


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12月28日Staff Blog


   


     12月 28th, 2010  Posted 3:31 AM

12月28日

BOSS(川崎和男, Kazuo KAWASAKI)
自宅にて、ここ数年恒例の忘年会。

スタッフ、研究室、
総勢10人参加の会になりました。

BOSSこだわりの
乾杯のための一杯は「Bollinger」。
興味のある方は、
007 Bollinger」で検索下さい。
007は小道具も含めた「モノ」にこそ
注目すべし、とのこと。

ちなみに年末なので、
スタッフがよくごちそうになる
牛めし弁当もいつもより一つ
グレードアップです。


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8月7日Staff Blog


   


     8月 7th, 2010  Posted 1:51 PM

8月7日

オーザックスタッフ
BOSS(川崎和男, Kazuo KAWASAKI)、
煕子さん(@hirocok )で
お弁当を囲みながら打合せ。

気になるBOSSのチョイスは、
かつ重弁当でした。


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7月12日Staff Blog


   


     7月 12th, 2010  Posted 10:04 PM

7月12日

iPadを利用した仕事環境の構築を目指す、
BOSS(川崎和男, Kazuo KAWASAKI)。

スタッフの月曜日は、
iPadでの日程確認から始まります。

入力された全てのスケジュールは
“Over The Air”で即座に、
BOSSと煕子さんも含めた
全員のiPadに同期されます。


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6月24日Staff Blog


   


     6月 24th, 2010  Posted 5:00 PM

6月24日

ある時、知り合いの社長が
クラシカルな少しそぐわないような
時計をされていました。
尋ねると、生まれ年に生産された時計で、
見つけるのに数年、オーバーホールに
数年と多額の費用をかけた、
とっておきの逸品でした。

同い年の時計を相棒に
時を重ねるモノと人の素敵な物語に
BOSS(川崎和男, Kazuo KAWASAKI)も
スタッフに勧めます、
相棒となる同い年の時計を持つべきだと。

BOSSの相棒1949年生まれの
Patek Philippe カラトラバ。


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12月31日Staff Blog


   


     12月 31st, 2009  Posted 6:46 PM

12月31日

冬期休暇中、スタッフ代理のブログ。

大晦日も片付け続行中。
「これ捨てていい?」尋ねて
BOSS(川崎和男KazuoKAWASAKI)
から大目玉!!
VISONIK DAVID 50 Germany、
名器、名作とのことでした。
デザイン資料損失するところでした、
危うし。
091231david50


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12月31日Staff Blog


   


     12月 31st, 2009  Posted 6:38 PM

12月31日

冬期休暇中、スタッフ代理のブログ。

大晦日です。
朝早くに、手打ちのお蕎麦が
福井から届きました♪
BOSS(川崎和男KazuoKAWASAKI)
の同級生坂野さんからです。
やはり、これは福井ならでは、
暖かい部屋で、冷たいおろし蕎麦で
いただきたいと思います。感謝です。
091231soba


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