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Posts Tagged ‘バーチャル’


『ドクターウォッチ・アプリのバージョンアップ』


   


     2月 6th, 2017  Posted 12:00 AM




私は頻拍性の心臓障害を持っています。
それゆえにICD(除細動器をもう2度埋め込み)も経験しています。
ほぼ一年前にICDが作動して一旦心臓停止し、
再度心臓駆動をしていますが、ドクターから
「眠っていて一旦は心臓停止していますね」と言われました。
この心臓病は、名市大時代に推測していましたが、
阪大ではこの原因は交通被災でした。
そんなこともあり、心臓駆動、
いわゆる心拍数にはとても注意をしてきました。
そこで腕時計に心拍数計測が可能となることも考えましたが、
腕時計って私にはかなり重要なモノゆえに、
時計メーカーブランド相手は?と考え、iPhoneアプリにしました。
iPhoneアプリの開発は最初にNHKの時計アプリを見たときに、
「自分の壁掛け時計」これは20世紀の「The Clock」に、
NYのクーパーヒューイット美術館に永久展示でしたから、
まだデザイナーの誰もやっていない時計アプリを開発。
先般は「黄金比の計算機」もバージョンアップしたところです。
幸いにして研究室には防衛省キャリア予定のY女史がインターンゆえ、
iOS10に対応、再構築してもらうことができました。
私の理想は、次世代のプロダクトデザイナーは、
iPhoneアプリ=バーチャルと実際のプロダクトが在ってしかるべきです。
だから、アプリ開発もデザイナーの実務領域になるべきと考えています。
前回に比べて、画像精度も随分と明確にアップしました。
そしてこれはPKD=Peace-Keeping Designの活動資金へと考えています。
次世代デザイナーには絶対にアプリ開発とその実現は、
もはやプロダクトデザイナーの職能実務と考えています。

●Doctors Watch 使用方法


* 「除細動器埋め込み入れ替えより生還」
* 「ICDは経皮充電可能である、しかし」
* 「心電図波形が意味すること・意味されていること」
* 「私の必須道具だから・iPhoneアプリにしてみた」
* 『自分デザイン代表作はアプリでも展開、そして無念。』


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『自分デザイン代表作はアプリでも展開、そして無念。』


   


     9月 12th, 2016  Posted 12:00 AM



正直なところ、打ち合わせの連続で、
自分もやや体調すぐれずでした。
そこに美大後輩から訃報が届きました。
この歳になると突然に周囲の知人、友人が旅立ちます。
「タカタレムノス」高田博社長の突然死そして同世代。
生きることは死んで行くこと、だからそろそろ終活、
しかし、まず、「なぜ?、あの置き土産は?」が昨夜から・・・・・。
「タカタレムノス」最期に会ったのは阪大まで彼が相談に来たからでした。
「タカタレムノス」と言えば、デザイナーにとってはなんといっても、
デザイン力量を試せるクライアントになってもらえる企業でした。
その企業の立ち上げに最初に関わり、その代表作でした壁掛け時計は、
NY・クーパーヒューイット美術館で「The Clock」称号を受け、
永久展示になりました。
EIZOで商品化したFORIS.TVと同色もHOLAにはあります。
そして、バーチャルでアプリにまで展開している壁掛け時計は、
おそらく、世界でも唯一だと思います。30年前の作品です。
9/11に彼は旅立ちました。
会社からも電話を受け、急いで花を手配、電報を打ちました。
「あの置き土産、君がいないと出来ないよ」と・・・・
企業立ち上げと同様に、彼は最期の企画を自分にぶつけてくれました。
もう、残しておくことをまたも突発にも彼が自分に言ってくれるとは、
全く思ってもいませんでした。
合掌せざるをえませんが、無念至極です。

「タカタレムノス」沿革

* 『「時計」はデザイン対象、デザイン力量が試されている』
* 「iPhoneアプリ・もう一度知らせます」
* 「『まさか』=想定外をめざす詳細造形」
* 「背面に仕組む製品記号論」
* 1月11日Staff Blog


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『コンシリエンスデザイン事象を創出する職能』


   


     3月 17th, 2015  Posted 12:00 AM


Phenomenaは私がComputer Graphicで実体験した現象・事象です。
バーチャルで夕陽朝陽、火炎、水蒸気、水の様々な動きでした。
この過程を米国で私は間近に見護ってきた経験があります。
したがって、その体験は現象や事象を現実視できることです。
私はこの過程では必ず記号論的な、
意味すること=designing languageと
意味されること=designed languageが働いていることを知っています。
だからこそ、コンシリエンスデザインという学際化の過程、
その「大切さ」は誰が、いやどのような職能が果たすべきかです。
「大切」ということがコンシリエンスデザインの要です。
それは、危機解決による安心安全である解答と
生命と健康を愛護できうる解答であるためには切断仕切ることです。
その覚悟を常に持ち得るプロフェッショナルは、
学術的背景・芸術的背景・文科系的基盤・理科系的基盤を持ちうる、
デザインディレクターであり、それはデザインテクノロジストです。
デザインディレクターという職能は数名が決めました。
しかし、今では、それがなぜそのような職能名が出来たのは、
忘れられていますから、あくまでも、どれだけの見識・胆識を
護り抜いて大切に出来うる能力が実績としてあるかどうかです。
ましてや、これからデザインの革新と変革は、
コンシリエンスデザインを少なからず看医工学が基幹です。
現象と事象を創造できるプロフェッショナルには、
大切さの覚悟を学際的に統合できる才能を私は求めます。
その才能が学際化して融合・結合・統合を仕切る覚悟が不可欠です。
学際化を基盤と背景にしたからこそ、簡潔に切り捨てる覚悟、
私がコンシリエンスデザイン看医工学で育成された職能家は、
デザインディレクターからデザインテクノロジストとして、
地球存続とエネルギー創発を求めます。


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「この技術はデザインによって大変革の時期がきた」


   


     8月 19th, 2013  Posted 12:00 AM



鏡面平板にキーボードをデザインしました。
Mac用には「Touching Feedback Keyborad」は実現しました。
しかし、すでにkeyboard入力に終焉をつけたと思っています。
もはや、映像照射されたキーボード入力にFeadbackが実現します。
かつて、触覚フィードバックをHAPTICと呼んでいましたが、
すでにこの言葉は企業名になりましたから、使えません。
だからと言って、この企業の技術進化はストップしています。
あらためて、触覚フィードバックは、
鏡面平板のキーボードからも解放されなければいけません。
つまり、技術進化の方向はデザインが一つの結論を出しました。
それは、空中に存在する映像=バーチャルな文字入力、
この入力時に「触覚フィードバック」が可能になってきたことです。
私はあらゆるキーボード、タイプライターからPCまでの、
きわめてエポック的なキーボードを使用してきましたが、
結論は、バーチャル的文字盤とその触覚性能でした。
私はこれらの技術進化をするのは「デザイン先導」だと思います。
まさしく、先般も米国との打ち合わせの中では、
デザインによる技術進化が求められその意味を実感した次第です。
現在、この映写技術には距離感があります。
この距離感を瞳孔距離と一致させれば、モノは消滅するのです。
必要な技術は「触覚フィードバック」と、
その使い勝手ユーザビリティに見合った相互性能性です。
すなわち、インターラクションデザインでの方向性提示です。
結局、最も重大なことは、技術進化を促すデザイン先導力。
そして問題はデザイナー自身の技術認識力になるでしょう。
確かに、インターラクションデザインは、
プロダクトデザインの大きな一分野になっていますが、
この力量が、websiteに反映されているだけでは無意味です。
是非とも、デザイナー自身がバーチャル領域での、
基本的なインターラクションとフィードバック感覚、
これらの実感的認識をモノの世界に持ち込むことだと思います。
たとえば、車の運転においても触覚フィードバック車両開発は、
国際的にも遅れていることは事実です。


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「HMDを『スカウター』と呼んでいる・商品化されたモノ」


   


     8月 11th, 2013  Posted 12:00 AM



メガネフレームのデザインをしている私には、
瞳孔距離の設定と顔面から頭部周囲の適合化をねらって、
私のブランドでの製造企業とベンチャー・スカラ社で、
HMDは「スカウター」という名辞をして今も販売しています。
深夜のテレビ番組で紹介されて一時ヒットしました。
この造形であるプリズム反射が今も応用されているモノ、
グーグルグラスなどには大不満が残っています。
つまり、このプリズムと瞳孔距離設定は困難です。
この当時に、「ドライ・アイ」の問題が浮上しました。
モニターを見つめることで、目に負担がきているのは、
青色反応の生理現象以上に、角膜の乾燥が問題なことであり、
モニターの青色よりも、むしろ私は近赤外線の問題があります。
特に、モニターが「プラズマディスプレイ」は大問題が、
総務省も欧州からも問題視されていて、
その頃、欧州は日本からプラズマ輸出に規制をかけました。
結局、当時厳しく批判していた私までバッシングをうけましたが、
すでに、国内企業はすべてプラズマモニター生産は撤退しました。
この当時からすでに商品化してきた系譜を現在生かしています。
根本は、液晶や有機ELなどを光学系にどう実装するかでした。
ようやく、今進めている画像表示は実像と虚像の組み合わせです。
バーチャルとリアル画面を眼前に、
それも瞳孔距離はすべての人が異なっていますから、
位置選択ではなくて、自分の瞳孔距離を自己決定できるべきです。
そういう意味では、この商品化はある段階でしたが、
今でも、自分一人で十分にスマホにある映画は楽しめます。
そして、これもすべてがβチタン製ですが、
顔面装着性能は確実な設計にしています。
これもその当時に工学と光学と実装を眼球にメガネ化しました。
この経験は非常に大きかったと思います。
これまでのプレゼンテーション画面は、
明らかに未来を創出する「統合デザイン」の実例設計です。
こうした経験が、新たな「スカウター」デザインに繫がってます。


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「HMD1994年から取り組んで・・・絶対に勝つ!」


   


     8月 9th, 2013  Posted 12:00 AM



HMD=Head Mounted Displayのことです。
私はこの開発に取り組み未だにこの開発の商品化を狙っています。
かつては大手企業とまだ通産省とのベンチャー起業化しました。
その後、あるベンチャーでGマークも獲得しましたが、
その機種をGoogleにプレゼンして、
すっかり技術は追い越されたようですが、あの企業において、
まったく気づかれていないことがとても多いようです。
メガネフレームを30年もデザインしていますから、
目に近づける製品に欠かせないことが、
現在のエレクトロニクスデザインには大欠落が制度的にも欠落。
製造物責任に問われる設計が成されずには、
眼球保護と顔面保護にはデザインの未完成を多く発見します。
この画像は、HMDは必ず現実画面に情報がバーチャルであるべき、
つまり、通常風景視野に情報のアイコンから画像、映像表示です。
すでに商品化したモノは今も映画鑑賞で売られていますが、
やがて、私たちはこの画面でPCからケータイ、
さらには、この画像のような手術用HMDになるものと考えます。
この時、操作は音声か、触覚フィードバックで、
空中のアイコンや画像に実感的な触覚操作ができるでしょう。
そういう意味では、今後は、PCは勿論のこと、
Padもケータイも主要なモニター装置アイテムは変革します。
先日は関西JIDAで、あるベンチャーのすでに商品機器を見ました。
スタッフが質問したかったことを聞いて、
もう彼ならそこまで到達したデザインコンセプトがあるようです。
このところ、私の阪大講座の招聘教授が決まったり、
私が常に念頭に置いていた近代医学史の著者とその行動を成した、
故・大阪大学名誉教授の末裔の方が、このブログで発見されたり、
3D-Printing日本戦略への参画表明を三つの行政がOKです。
私は、この国難ゆえに、HMDにしろ、3D-Printingにしろ、
さらに、「危機管理デザイン工学」の集約は、
現在のすべての提案に結びついていることを確信しています。


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「iPhoneアプリ・もう一度知らせます」


   


     10月 10th, 2012  Posted 12:00 AM



PKD=Peace-Keeping Designをデザイン運動化するために、
私の研究室ではiPhoneアプリを開発し、
それをiTunes Storeで販売しています。
最初の動機は、自分の作品でもある壁掛け時計「HOLA」を
アプリにしてみました。
HOLA」は1988年に商品化し、
クーパー・ヒューイット国立デザイン美術館では、
パブリックコレクションです。
そして未だに販売されていますからロングライフデザインです。
まして、リアルな時計とバーチャルな時計になっている、
ひょっとすると唯一の商品でしょう。
それから、「黄金比の計算機」も、
思いついてすぐにアプリ化しました。
そのことで、これからのデザイナーは
アプリのプログラミングはマスターすべきと提案してきました。
わが研究室ではこのプログラミングは、毎年の伝統になっています。
自分の心臓管理のためには心拍計「Doctor’s Watch」を
当時阪大の未来医療センター長の澤教授のアドバイスでつくりました。
正直、これは私にとって必需品になっています。
また、私は車椅子で人混みを通過するとき、
いつも「すいません・スイマセン・・・」というのを
ややユーモアにと思って「HELP CALL」は、
サイレンや呼びかけが可能です。
だから痴漢撃退のツールにもなっています。
ブログで「手旗信号」のことを書いたら反応があって、
本格的な覚え方などをそのままアプリにしました。
そして、最も競合が多い「砂時計」を
徹底的に性能向上をねらってアプリ化しました。
さて問題は、円高のために、
最初は115円でしたが、今は85円です。
それでも、このアプリには三つの役割があります。
一つは、
これからのデザイナーはアプリプログラミングをマスターすること。
二つ目は、PKDという活動があるという広報にしていること。
そして、最後が、アプリ販売の利益はそれほどではありませんが、
毎月少しは入金があることです。
是非、iPhoneを使用されている方々には、
購入していただきたいと願っています。

http://www.kazuokawasaki.jp
このHPにアイコンがありますから、
ここからアクセスしていただければ、購入と
使い方は、YouTubeで確認ができます。


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「iPhoneアプリ、六つ目の開発」


   


     12月 19th, 2011  Posted 12:00 AM


1984年にMacintosh 128kと出会ってから、
私の知識と意識は日常的にAppleで支えられてきたとも言えるでしょう。
そのパソコンがiPhoneという新たな形式となり、
ソフトウエアは「アプリ」と呼ばれています。
私たちはそのアプリ開発をしてその配布販売をしています。
目的は、私が提唱し始めたPeace-Keeping Designの一つの戦術です。
PKD活動の具体的開発は「結核ワクチン」のシステムが今中心です。
その活動支援として、アプリを販売して資金の一部にしています。
今はアプリ一つが85円です。
すでに、5つのアプリを開発配布販売しています。
「時計」HOLA・「TheClock」称号を持つモノをiPhoneに入れました。
「脈拍計」=15回の脈拍で、1分間の脈拍が計測できます。
「黄金比計算機」=黄金比がすぐに計算することが出来て、
デザイン設計時の補助計算機になります。
「緊急時のコール」=HelpCallとして、
声が出なくても助けを呼んだりすることが出来ます。
「手旗信号練習マニュアル」=手旗信号は
知っておいてもいいかもしれない、という提案です。
そして、時刻計測の基本に戻って、
「砂時計」を新たに開発しました。
これら全ては大阪大学大学院の私の研究室で学生達が私のディレクションで
プログラミング化して認証を受けて配布しています。
私の狙いは、これからのデザイナーはアプリ開発も出来ること、
リアルな機器設計とバーチャルな機器設計能力を身体化してほしいのです。
そして、iPhoneアプリには、
知識と意識を良識と見識にするソフトウエアの力があると認めています。
PKDはまさしく、率直に良識と見識のデザイン活動であり、
「デザインが世界を変える」ということです。
その活動の資金確保としては微々たることかもしれませんが、
それでも、その販売利益を得るとともに、学生達の能力を高め、
しかもPKD活動の連続性を告知広報する訴求力をもっています。
アプリ開発は、デザインの根幹である利便性を徹底的に求める
「思いやり」を込めることができます。
是非、こうしたアプリを使っていただきたいと願っています。


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12月1日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     12月 1st, 2010  Posted 10:00 AM

12月1日 大安(乙酉)

文学とは、
恋愛の情景を学び取るために
ことばでその知恵を磨く
術なのかもしれない。

そしてこの知恵は
ほとんど体系づけることが
できないものなのだ。

これこそバーチャルな人間景観なのだ。
このバーチャル性を超えるゲームは
創造できないだろう。

『デザイナーは喧嘩師であれ』会者定離


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『資本主義からの逃走』
「物質と情報は、クロス化して同値的となる」


   


     5月 27th, 2010  Posted 1:42 AM

モノ・コト
単純に、「物質=モノ・情報=コト」と、一言にまとめておきます。
そうすると、モノとコトとの関係=構造化は、
価値的には同等だと考えることが可能になってきました。
例示するならば、
実物であるモノ・例えば、自動車や時計を考えてみましょう。
現物である自動車=リアリティ・モノは、
写真という仮想現物=バーチャル・コトは、
当然、現物と写真そのモノの価値は全く異なります。
しかし、現物が効果ならしめるコトと、
写真となっているコト=情報は、
現物のモノ仮想ですから、
「所有し、使用すれば」、価値性は同等です。
また、「モノとコトとの構造を認識」すれば、それも価値としては同等です。
したがって、デザインの役割も、
モノづくり+コトづくりの社会化が職能と20世紀後半から言われてきました。
結局、私はこのブログで何度も何度も、様々な視点から思考し考察し、
デザインするモノとデザインするコトが、
メディアでありツールでもありうるということに行き着くわけです。

● モノの効果→物質のメディア化
そこで、モノの効果としてのコトは物質のメディア化となり、
● コトの表現→情報のツール化
コトの表現としてのモノは情報のツール化になるというわけです。

メディアクロス・ツールクロス
現代は、メディア・ツールが混在し、
なおかつ補完し合うことが私たちの「日常性の環境」になっているということです。
デザインするモノが、メディアとなって、
デザインするコトが、ツールとなっていく、
このことが理解できない経営者はリーダーにはならないでしょう。
今、成功している経営者の経営手腕、
その経営姿勢や企業の商品・店舗などの表現形式と内容は、
確実に、
モノ=物質=商品と
コト=情報=広告や広報などには、
見事な「メディア・クロス・ツール」と
「ツール・クロス・メディア」という手法が実践されています。
現代、物質・情報・エネルギーというこの三大世界観に起こっているこのクロス性は、
資本主義経済社会を変更させていると考えます。


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