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Posts Tagged ‘パイプ’


『もう一度、とっても会いたい菅野沖彦先生』


   


     3月 27th, 2019  Posted 12:00 AM



昨年、10月13日にダンディズムとしてのオーディオ評論家、
その道を極められた菅野沖彦先生があの世に逝かれてしまったのです。
私は好き嫌いがはっきりとしています。
たくさんの評論家の中でも特に先生に傾倒していました。
東芝時代、若手のデザイナーとして私のデザインを、自社の営業より
評価、理解していただいた先生の期待に応えたいと通っていました。
オーディオ評論家という枠を超えて、
パイプ、西洋人形などの世界観を教えてもらいました。
菅野先生が提唱された「レコード演奏家」は必ず残っていくでしょう。
コンピューター雑誌に私は連載を2つ持っていました。
あるときに、新進のスピーカー企業に行きました。
前日には菅野先生からもアイディアをもらったことを聞き、
「S先生」とエッセイで、菅野先生との東芝時代の想い出を書いたところ、
「S先生」とは菅野先生のことではないかと、オーディオ雑誌の編集者、
M氏が、交通事故と東芝退社で、途切れていたご縁をつないでくれました。
先生の自宅にお邪魔しました。
懐かしい空間と、選び抜かれたオーディオから、
音響を何十年かぶりに体感しました。
ワイフは、息が出来ないという音質を感じ取りました。
そして、先生から、「レコード演奏家」として、
私を取り上げていただくことになりやはり部屋を改装し準備しました。
今では、この程度で?と、
残念なオーディオでありビジュアルの評論家が多いのです。
東芝時代には、まずは先生に試作を持っていき
なかなか通らない私のデザインを
東芝の偉いさんに先生から説得してもらいました。
無神論者である私ですが、
先生とこちらで再度会いたいと思っています。

先生との対談


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『介護看護環境のためのデジタルアッサンブラージュ』


   


     8月 10th, 2016  Posted 12:00 AM



2015~2025年に65歳以上は709万人増加します。
この高齢社会は世界的にも初めての地球上の人類の大問題です。
2012年に170万人の介護者が足らずに、それは
2025年には250万人の介護者が大不足していることは明らかになっています。
わが国が抱えこんでいるこの難問にデザインは真っ直ぐに
問題解決を、介護機器と介護環境によって与えていくことです。
このところ、阪大の「コンシリエンスデザイン看医工学」では、
IoTをIoMeT= Internet of Medical Thingsとして
次々と製品デザインを成し遂げています。
これは32インチの液晶TVを3台を仕込んだ、
自宅療養・訪問看護体制に「デジタルアッサンブラージュ」をめざした
医療環境のための機器です。
これにはもうすでに低コストになっている液晶テレビを
看護環境に配置する機器として製品デザインをしたモノです。
上部には病院と双方向の医療データがあり、
中央にはいわゆるTVですが、おそらく、現在のTV局ではなく、
インターネットTVの受像から、パソコンモニターにもなっています。
下部のモニターには、
介護や看護を受ける患者のデータが映像化されています。
しかもデジタルアッサンブラージュであることから、
LED照明はこの医療環境を自由自在にコントロール可能です。
さらに、重大なことは単なる液晶TVが3台設置してあるわけではありません。
一つは耐震性が考慮されています。機器中央の丸パイプは、
床から天井に対して
確実に固定可能になっています。
そして当然ながら、この機器をコントロールするリモコンも
まったく新たなデザイン。
最終的に人間が自分の力でどうすればこうした機器がコントロール可能かを
これも提示してきてから、この機器だけではなく、
ベッドや寝具デザインまでをリモートコントロールを考え抜いたモノも
すでに準備澄みです。
訪問看護体制と患者さんの医療データは、いわゆるBig Dataとしての
行政・病院・自宅・近辺へのシステムではなくて
IoMeTのダイナミックス体制を整えています。
これは私の母校・金沢美術工芸大学の
「金の美」展で正式に発表しようと考えています。

# 本製品の知財権は日本デザイン保護協会に登録済み

* 『自宅玄関には涼しさを「デジタルアッサンブラージュ」』
* 『改めて自宅玄関のデジタルアッサンブラージュ』
* 『KK塾での実務紹介=デジタルアッサンブラージュ』
* 『風神雷神図=風景から情景のアッサンブラージュ』
* 『デジタルアッサンブラージュでの映像音場照明空間』


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『葉巻を語り直すことで「グローバル化」の神髄に近接』


   


     5月 9th, 2016  Posted 12:00 AM



日本が「グローバル化」を国家戦略にして久しいと思います。
正直、自分には「グローバル化」と「ローカル化」は
同値の国家戦略だと考えてきましたが、
大きな違和感があったことは確かです。
なぜグローバル化ということの本質的で実務成果が見えないのか、
この理由を探していました。
そして気づいたのは、若い頃、海外での仕事では食事の時の話では
よく、オペラや現代美術での評判を話合う場面に自分がいるのです。
こんな場面で、こうした会話に望んでいる自分のことを思いました。
そんな思い出とともに、たまたま喫煙文化におけるタバコの歴史は、
癌の元凶ということから、総否定が蔓延しています。
「葉巻」だ、「パイプ」だなんてことはほとんど否定されています。
かつて喫煙については自分自身も禁煙をしていましたが、
改めて「葉巻」に取り憑かれた私が、大きく気づいたのは、
日本が「グローバル化」を語るのはすべて産業経済でのことであり、
「葉巻」・「乗馬」・「ライフル撃」・「鉄道模型」などの「文化」は、
日本でも余り表立ってこず、欠落していたということです。
そこで、「葉巻文化」をクラブづくりとともに、
日本の「キセル」での喫煙文化も加味することで、
確かに喫煙が病因的な元凶であったとしても、
国際的に文化を語り直すことで、政治や経済を離れた文化を共有する
「グローバル化」の語り直しを行う重要性を見直したいと思いました。
葉巻クラブの結成を言い出したら、とんでもなく様々な人からの
参加申し込みがありました。
そこでこのクラブのマークやすでに商品化しているデザイナー仲間と
クラブ結成とその理事長までを決定して国際的な存在をめざします。

*『葉巻文化、その道具こそプロのデザイナーの仕事だ』
*『葉巻文化と筆記具文化の統合性は凄いのだ!』
*『知ったとしても、ダンディズムがあると思う!』
*『酒とタバコと、そして・・・』
*『風土とゲマインシャフトがグローバルへ』


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『知ったとしても、ダンディズムがあると思う!』


   


     2月 7th, 2015  Posted 12:00 AM


私にとって、このブログを連日連夜書き続けることは、
私の決定事項であり、私確認、私の修行、行学だと思っています。
昨夜からまた書き始めました。
風邪を引いて寝込んでしまい、どうしても書けなくて、
きっと連夜読者諸兄の方々に心配かけてしまっていると思いました。
また、今夜取り上げることも、テーマは葉巻ですから、
もう禁煙している私が書けば、心配されて叱られることも承知です。
しかし、もう60を過ぎたのだから、禁煙を辞めようとか、
真剣に考えてしまいます。が、やはり、喫煙が癌の原因は明確です。
それでも、私は深く考え込んでしまいます。
やっと煙草を吸うことになって、私は、人類と煙草の関係を
相当に調べたことがあります。
なんといっても名作は、ダンヒル氏だったと思いますが、
人は、地面に土で小さなトンネルをつくって、
その前で煙草の葉を燃やして、その煙を吸ったことから、
現在の煙草、それこそ、その文化史が始まっていきます。
特に、男性には、ダンディズムとしての葉巻やパイプに至ります。
先般も、担当ドクターに尋ねました。
「たまには葉巻はアロマセラピーですよね」、
「ダメですからね」・・・・・・(やっぱりか)・・・でした。
それでも、私は葉巻の本を何冊か読み、ますます心惹かれています。
そうしてとうとう発見してしまいました。
新年毎に限定されて登場する今年=未年記念の葉巻でした。
あぁ〜なんとしても本物が見てみたい。しかし・・・
ワイフに叱られること間違い無しです、
が、自分で確かめないことには、この想いを再確認することは不可能
というわけで、この葉巻が届きました。
素晴らしいケースに収まっているなんとも言い難い葉巻でした。
まだ、喫煙しているわけではありませんが、
葉巻が癌と関係など本当にあってほしくなかったと思います。
出来るならば、毎年、このシリーズを目前に置いてみたいと思います。


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『「葉巻」にはダンディズムが確かに宿っている』


   


     11月 19th, 2014  Posted 12:00 AM



私は45歳で完全に禁煙をしました。そして、盟友たちには、
会えばすぐに執拗に禁煙を強調していましたが、
私自身60代になってからは禁煙をすすめることをすっかり止めました。
今なお、喫煙を絶対に止めない盟友たちは、日本の才能です。
私が禁煙したときには、喫煙の道具、パイプも捨ててしまいました。
今になって、喫煙が体に悪いというサイエンスの証明は、
とんでもないサイエンスだと言わざるをえません。
私自身、初老になったら、絶対に「葉巻」なんだと思っていました。
だから盟友たちに見習ってもう喫煙も構わないだろうと思っています。
おそらく、この話を書けば、ワイフはじめ叱られそうですが、
最近は「葉巻」のイロハを習っているくらいです。
葉巻は癌に無関係であって欲しいと思っていましたが、やはり喫煙。
サイエンスを恨まざるをえませんが、
葉巻の香りはアロマセラピーだと思っています。
そして、無論、人類が喫煙に目覚めてその文化は本当に豊でした。
しかし、禁煙はそれをすべて壊してしまいましたが、
もはや、葉巻とその葉巻周辺のモノの歴史はダンディズムです。
したがって、タイムレスプレッシャーという喫煙の一服は
人類が培ってきた確かな文化だと言わざるをえません。
それこそ、湿度を70%で自然物である葉巻の管理から、その周辺に、
私は心を惹かれていますし、それこそ、カーボン製のモノまでが
すでに出来上がっていたのをみると、これは喫煙ではないとさえ、
私は主張したくなりますが、まだまだ私には知識がありません。
先般も葉巻の専門店で話を聞いていて、その深さに圧倒されました。
そこで、もう唯一になってしまったジッポーのライターを、
部品一つ一つから、すべてをやり直しました。
先般も、盟友と食事をしたときに、たばこと葉巻をプレゼントして、
彼はびっくりしていましたが、
「もう、人生も最期だから」と言ったら、深く納得していました。
私は、絶対に人生の最期までに葉巻への知識は存分にします。



『きっとまた心配されると思うが・・・ダビドフの文化』


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『きっとまた心配されると思うが・・・ダビドフの文化』


   


     10月 15th, 2014  Posted 12:00 AM



私は心臓を患ってから確かに禁煙をしました。
すでに正直、駅構内などで喫煙をしている場所は耐えがたい空気。
喫煙と癌の関係も明白な現在、喫煙は罪悪的な行為になっています。
私は父からタバコはこれからとロスマンズを渡されました。
先般、パリでロスマンズを見つけて1カートン買ってきました。
私の周囲にいる日本の宝とも言える、建築家、編集家、舞踊家にも
禁煙を結構厳しく言っていましたが、60になってから辞めました。
というより、私も65になったんだから、もう構わないとすら、
そう思うようになっていますが、ワイフはじめ周囲からは
厳格に叱られています。
しかし、紙巻きたばこ、パイプと、言わば学んだ実践ダンディズム、
これは忘れがたいことがあります。
ただ、パイプにはそれなりの記憶がありましたが、
葉巻については、まったく無知識でした。ところが、最近、
そのプロの方から丁寧な説明を受けました。
葉巻は全てが自然物であり、パイプ煙草のような加工零とのこと。
特に、葉巻で最高峰と言われているダビドフについては、
その長さや喫煙での室内アロマセラピー的な効果などに惹かれました。
ナンバー2に始まってナンバー2に必ず戻ると言う話は、
私をとことん惹き付けました。つまり、葉巻を始めると、
様々な葉巻それらを自分にあうかどうかで逡巡しますが、結局は、
このサイクルに戻ってしまうということです。
私なりに調べてみれば、葉巻も癌とは関係があることは明らかです。
周囲を巻き込む可能性もあります。
それだけに、シガーバーの存在があるわけです。
ただ、私をひきつけたのはこのブランドではパジャマがあったこと。
葉巻の高級ブランドのモノづくりは、結局、眠りへのコトデザインを
パジャマにアソート化していました。
喫煙、禁煙、癌との関係、ゆえにであっても、確実な文化性です。
そして気づいたのは、デザイナーがデザイン対象として灰皿、
今では全く代表作になりませんが、葉巻用というのは無かったこと、
すべてが紙煙草であり、葉巻喫煙作法の灰皿を探したいと思っています。


『タバコ・喫煙再開せず』
「酒とタバコと、そして・・・」
『出張したホテルでも・「眠りの鎧」として』


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「オーディオの恩師はダンディズムの恩師でもある」


   


     5月 19th, 2013  Posted 12:00 AM



オーディオからデザイナーになってきたことは、
私の最大の幸運だったと本当にそう思っています。
これは2002年7月4日25年ぶりに恩師の本宅前で会った写真です。
オーディオ評論家という人たちには、
オーディオ機器のデザインというよりも、
その本質である音質を技術性能や営業投資効果と、
その評価と判断を受け、なおかつ彼らの推奨をもらうことでした。
正直、私はほとんどの評論家、
彼らのセンスを認めていませんでした。
本当に、人間として最悪な商業主義の方もたくさんいました。
高校時代に会ってたら、殴っていたと思います。
本当に信頼し、人間としてはもちろんのこと、
オーディオだけの評論家よりも、音楽から芸術まで、
さらにデザインとなると、当時はほとんどが駄目でした。
たった3名を私は認めていました。
ついでに述べれば、当時、いつかはこの人も評論家になる、
そんなことを幾ばくかの上司からも聞かされながら、
「あの人になったら、最悪だ・・・」。
まさに、現代、そういう評論家が大家と言われていますが、
本当に最悪の評論を書いています。
親しい教え子たちには、
あの人の評論なんて無視してかまわない、と伝えています。
そんな中で、私の恩師は、西洋人形からパイプから、
ともかく「ダンディズム」ということの本物を知りました。
恩師とともに、あるオーディオ誌で連載を持ちました。
しかし、編集部方針には合わず、すぐに辞めました。
あの時の私の予測に、現代はなってしまっています。
その頃、<そんな時代になるわけがない>とか非難されました。
ところがどうでしょう。
やはり、商業主義方向はさらに進んでいまやベッタリの誌面です。
オーディオの物欲は、ダンディズムの極致です。
オーディオ機器の前に、音楽があり音響があり、機器があります。
それどころか、基本は科学性と芸術性が見事に、
デザインに集中しています。
「デザインベクトル」はオーディオに突き刺さっていますから、
それはダンディズムそのものの物欲を超えることかもしれません。


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「三つの革命を促してくれた『光造形』デザイン」


   


     5月 8th, 2013  Posted 12:00 AM



私は大学人を選んでもう18年目になります。
なんとしても自力でやりたかった事が「光造形」でした。
それ以前に心臓発作で何度か倒れて、
結局、162日間入院して担当医への質問攻めをしました。
流石に担当医は、一般書から専門書を私に貸していただきました。
私は人体が中空な物の集合体だと思ったのです。
「光造形」は大学でそれなりの設備が無ければ不可能でした。
様々なトポロジーの代表形態を想像力で、
当時のEWSと3D-CADでは、とても困難でしたが、
とりわけ、私を惹き付けていたのは心臓でした。
それは私がやがては「心臓障害者認定」までなりましたが、
これは見事に空洞の中に中空なパイプがトポロジー空間でした。
私は、次の三つを次世代の革命と予想して、
講義や講演ではその具体例をグラフィカルに見せていました。
  ● 遺伝子革命・・・iPSが具体例
  ● 光重合革命・・・光造形から3Dプリンターへと進化
  ● 電磁波革命・・・エネルギー(水・食糧・電力)を意図
この三つの予測はほぼ的中していたと思います。
それでも、おそらくデザイナーとしての半分は、
この進化や連鎖を思考し、具体例を「見える形態=言語」へと、
私は様々な概念や理念で希求してきたと思います。
もっとも私はデザイナーですから、
その世間的な信頼性はいつでも、
「デザイナーは外観の造形専門家」とみられてきました。
しかし、美大時代から、
「デザインは造形という手法で問題解決を提示すること」でした。
したがって、
遺伝子革命や電磁波革命は、
私の科学性=知識性を高めてくれましたから、
直接的ではなくとも、
私の「造形手法での問題解釈」を支援してくれました。
そして、「光重合」では光造形システムから、
3Dプリンター、さらにはこれを取り巻く環境までを知りました。
しかも、この三つの革命は、やっと入り口にきたようです。
私が特に3Dプリンター素材に拘っているのは、
「中空」です。
そうした素材が、「危機解決」という、
人間として生存する日常での最適な応答・回答・解答こそ、
この国難・日本の産業に出来ないかとさえ思っています。


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「位相空間で『ドッグボーン空間』という想像力」


   


     5月 6th, 2013  Posted 12:00 AM



トポロジー=位相空間という訳語に違和感がありました。
米国のRH Bingは、そのトポロジー的な対象を
様々に考え出しました。
彼のビイングズ・ハウスという、
二つの部屋がある家と名付けられた空間の家があります。
これは図で見ていても、その証拠立ては難しいと感じました。
この感覚に、いわゆる漫画的には、ドッグボーンがあります。
これは空間に穴が空いていますが、その穴のある空間の内部に、
さらに、ランダムなパイプがあるわけです。
そこで、これを「光造形」出来ないだろうか、
ということを名古屋市立大学時代に、
当時のEWSで試みました。
しかし、この形態が出来たのはたった一人でした。
あくまでも、RH Bingのトポロジー思考対象でしたが、
「ドッグボーン」という印象がまったく無くて、
それなら、まさに漫画に登場する形態にしたいという想い、
その想いをかなえるには、本当に、まず空間があるべきです。
それなら、「光造形の途中で、水を入れる」という無茶です。
そして、その水の中にパイプがあるわけです。
これが出来たのもたった一人しかいませんでした。
この二人が苦労したのは、
当時すでにEWSでは、
あるソリッドな空間を支えるサポートまで出来てしまうのです。
そこで、この二つのモデルも、
中空の中のパイプはソリッドです。
正直、このパイプ内を空洞にすることは出来ていません。
しかも、位相空間の「ドッグボーン空間」ですから、
デザイン的には、空間の中にある形態・言語・空間が造形。
私のイメージは、そこから「トポロジー」的な思考を空間に、
あるいは言語にしていく装置として、
空洞に穴があっても、その空洞にまた空洞のパイプが出来れば、
そんな想いが今、3Dプリンターの素材そのものに、
新たな期待があるのです。
それが「出来れば」!・・・
コレが可能になると想像しているのです。


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「酒とタバコと、そして・・・」


   


     2月 14th, 2012  Posted 12:08 AM


車椅子になってから酒はなぜか飲めなくなりました。
幸いというか、母方・父方両方とも酒は上戸でしたから、
酒は大好きでした。
ウォッカやニコラシカなどたまらなく好きでした。
ウィスキーは、父から高校に入ると教えられました。
「外でいづれ飲むようになるだろうが、
まだ駄目だから家で私と飲め」と言われて、
バランタイン17年をオンザロックで飲むようになりました。
「ウィスキーは水割りは造った人に申し訳ないから、
必ずオンザロックにしないと駄目だ」と言われました。
最初は、こんなもの、
美味いわけが無いのに・・・なぜ、って思ってました。
タバコは大阪で浪人し、帰省したとき、
母がチョコレートを帰阪するときにくれようとしたら、
「もう隠れて吸い始めているのか?」と父。
「いや、まだ吸っていない(いたづらで友人と始めたところでした)」。
「それなら、このタバコにしなさい、
ただし、これは洋モクだから、自分で買えるようになるまでは駄目だ」と。
それは、ロスマンズでした。
Aurexのデザイナーになってからは、
私が担当した機種の商品カタログには
必ずロスマンズを背景の小道具で入れてもらっていました。
心臓を悪くしてからタバコはきっぱり辞めました。
タバコも紙巻きやパイプも随分と凝っていたものですが。
老年になったら葉巻も本当に徹底したいと思っていたものです。
ウィスキーも名古屋市立大学病院時代は禁止されていましたから、
きちんと守ってきました。
阪大では「少しだけなら」とドクターに言われています。
そこで、最近は、日本酒・ワイン・ウィスキーを、
(もう人生終盤でいいだろう)と飲むように復帰しました。


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