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Posts Tagged ‘マナー’


『外出すると・・・これだけはやらざるをえない!』


   


     11月 2nd, 2015  Posted 12:00 AM



なるべくもはや外出をしないでおきたい、
今ではすっかりと私はそのように思っています。
自宅に潜んでいるのが最高です。
外出するのなら、今は大きな条件をそろえています。
最も理想的なトランスポテーション装置が必要ですが、
現在の飛行機、ヘリコプター、鉄道、自動車もほとんどが最悪です。
これまでは自分デザインの車イスでしたが、
もはや体力的には、
米国製の軽量といっても20Kgの電動に乗っています。
しかしどうしても、今は月1度だけの講演は引き受けていますが、
そうなると、最も大変なことは私が車イスであることも含め、
移動のための衣類などが増えてしまいます。
これまで、どれだけの旅行用鞄を使ってきたでしょうか?
今はワイフがキャスターのバッグ一つは手持ちになります。
そして行き先向けホテルにそれも多いと2~3ホテルにバッグを送付。
どれだけ手荷物を減らすかが問題です。
ところが私は使わなくてもついつい趣味性のモノを鞄に隠し入れて、
見つかってしまい叱られます。
ただ今は、万一、天災・地震などを考えると、
最低の救急用品が必要になりますから、
この判断は相当に私には難しいことだと思っています。
国内の主要都市であれば、コンビニで万一はほとんど事足ります。
しかし、海外でも最初の訪問地では様子が不明であり、
特に車イス対応では問題がありますが、
それはむしろ国内の一流ホテルですら間違いが多いのです。
「お客様、私どもはユニバーサルデザインに基づいて・・・」
なんてことを発しようものなら、
(ユニバーサルデザインっていうのは自分が日本に持ち込んだ)と、
そんな顔つき=喧嘩態度になるらしく、ワイフは厳しい顔で私を制します。
最近は、ホテル予約が困難になりつつあります。
理由は、(嫌な)中国人観光客があの爆買いとかで来日多しです。
私は「なぜか」電動車イスで彼らにぶつかってしまうのです。
彼らのほとんどは謝罪しませんから、
「なぜか、それも激しく」私の電動車イスは暴走します。
このあたかも無意識なる暴走は仕方ありません。
決まって、マナー無しの中国人に私の電動車イスは暴れます。
先日は銀座で一人っきりで買い物をしました。
いつもワイフやスタッフがいるのですが、思いっきり行動しました。
ちょっとだけ暴れざるをえなくて、ホント困りましたが、
スワット仕様の手袋は凄いなって思いました。
何をしたかって?一応大学人であり障害者ですから、
そのモラルは遵守しました。


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『車いすのレジリエンスとノルアドレナリン』


   


     7月 5th, 2015  Posted 12:00 AM



最近は身体に明らかに歪みもあり、
大学の同級生がシーティングエンジリアリングのデザイナーゆえ
今度、正確な測定とシート設計をしなければなりません。
もう電動車いすです。米国製で20Kgでとても馬力があります。
電動車いすになって最も気づくこと、かつての車いすでもでしたが、
歩道の傾きは相当なものです。
建築でも安上がりの建物の廊下なども平滑度はありません。
大勢の人混みの中では、スマホしながら歩いている人が余りに多く、
また、銀座や京都では中国人のマナーの悪さには、
ほとほと嫌になるほど、喧噪であり彼らには必ずぶつかるのです。
<私がぶつかっていっているとも言われますが・・・?>
そして、最近とても怖いのは駅のプラットホームです。
写真は、新大阪駅で、ここまで来ればひと安心ですが、
カメラシャッターを押せないほど、
狭いホームを一人で駅員さんの後ろに付いていくのは体が緊張します。
これまで、列車の中で車いすの人は多くて3組見ましたが、
やがて車いすの人が増えてくることは間違いありません。
そして駅のエレベーターに平然と元気な人たちが居ると、
海外では必ず優先されますが荷物も無く若い連中だったら注意します。
それこそ、「車いすだからと言って優先されると思うな!」とか、
その筋の人にも数度出逢っていますが、
私は必ず喧嘩を売ることにしています。
「交番で決着つけよう」とか、自分のノルアドレナリンが出てきます。
これは体調にすこぶる悪いのです。
このノルアドレナリンは肝臓に貯まっていきますから、
この消化方法を考えます。
ともかく、車いすの上の私は、
あらためてレジリエンス手法を考えます。
駅のプラットホームではこれまで
視覚障害者の人が落ちる事故防止策がありますが、
今後は電動車いすでのホーム幅は、
改めてリ・デザインの必要があるでしょう。


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2月26日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     2月 26th, 2015  Posted 12:00 AM

2月26日 癸酉(友引)


観光客である中国人、
マナーの悪さに呆れかえる!
しかし、
観光客ゆえ、「買いまくる」らしい。
だから、
観光なんて、「乞食(こつじき)産業」だ。
乞食産業は、私の喧嘩・論理対象である。



川崎和男「喧嘩道」


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「新幹線ホームのエレベーターは再デザイン必要」


   


     11月 26th, 2012  Posted 12:00 AM



車椅子になって、まず不便極まりなかったのが鉄道でした。
ある政治家秘書の方と陳情に行ったことがあります。
その後、扇千景大臣が視察して3年後に、
新幹線ホームにエレベーターが設置されました。
だから、車椅子の者にとっては結構便利になりましたが、
これからの高齢社会を考えると、
駅ホームとエレベーターの設置数はもっと増加させるべきでしょう。
しかも、日本人マナーはすこぶる悪くて、
障害者も妊婦も優先されるわけどころか、
階段を使うより楽だから、
平然とエレベーター利用者は数多いと言っていいでしょう。
ガラスで封じ込められたユニット的機器としてのエレベーター、
そのデザインは、醜悪な形態言語になっています。
そして、エレベーター機構技術が
進化しているとは言い難いと私は思っています。
透明で機構や実装構造が見えるというのは、
それなりの技術成果かもしれませんが、
機構整理されたデザインにまで完成度はありません。
まず、地震になれば、エレベーターは停止させなければなりません。
駅構内やホームが火事ということはほとんどありえないでしょうが、
火事には使用不可能となる機器システムです。
私は、まず、公衆が利用・使用し、
駅が所有するエレベーターの「記号性」を問い直しておきたいと思います。
この透明化された機器システムが「意味していること」と、
「意味されている」存在性を再考すべきだと提案しておきます。
それは、公的なモノである性能性・機能性・効能性、
こうした「意味作用」が
エレベーターの造形言語は何であっただろうかということです。
おそらく、この造形言語を追い求めれば、
新たなエレベーター技術を進化させる革新的な発想を
造形言語の意図からうながすことが出来ると確信している次第です。


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「駅構内エレベーターについて」


   


     11月 5th, 2011  Posted 12:00 AM


車椅子移動は困難なこととても多いのです。
バリアフリー法や、ユニバーサルデザインブーム以前に、
ある国会議員の秘書の方と、
国土交通省に直訴したことがあります。
結果、当時の扇千景大臣が初めて東京駅を視察。
東京駅は敗戦直後の地下道が車椅子誘導に使われていました。
大阪駅も時折地下道(写真下)を通らなければなりませんが、
やがて改善されるでしょう。
大臣は地下道やその環境にとてもびっくりされ、
駅構内にエレベーター設置が、3年後から始まりました。
最近ではJRの駅構内にはエレベーターが設置されました。
ところがローカル線ほど駅員の方や、
エレベーター利用では、
駅員の方や他の乗客の方々にはマナーと親切さがあります。
大阪はじめ大都市でのエレベーター利用では、
乗客や駅員には親切心どころかマナーがありません。
このエレベーターを「我先に利用して憚らない人」は、
大都市ほど多いのです。
特に若者でカップルが荷物も無いのに平気で乗り込んでくる、
こんな場面になると私は注意をします。
最近は、スタッフやワイフも「刺されるかもしれないから」と、
心配してくれます。
ローカルの駅員さんは、
身障者や妊婦さん高齢者優先を告げてくれますが、
大阪駅は乗客のエレベーター利用のマナーは最低最悪です。
これが大阪の「倫理観無し、ひき逃げ事件多し」、
こんな事件多発につながっていると私は判断しています。
先般、新大阪駅構内で人身事故がありました。
結果、新大阪駅では駅員が北陸線ホームにはまったくいなくて、
発車時間優先のために、私は無理矢理下車させられました。
ホームと列車の間にはスロープが無ければ、
危険極まりないにも関わらず、無理矢理下車という危険さです。
間違えば、私自身がホームと列車の間に挟まる寸前でした。
当然に、抗議をしましたがその対応に呆れています。
JR西日本の体質が見え隠れしているのです。
今日、正式な謝罪が電話でありましたが、
私は、根本的な問題解決は、
もっと制度上にあると判断しています。
当然ながら、ハードとしてのエレベーターのデザインも
大きな問題があると思っています。
エレベーター設計とデザインは根本から革新すべきです。
折角私は車椅子に乗っていますから、気づくこと多しです。
これからは一段と高齢者で車椅子使用者は格段に増加です。
だから、ハードからソフトまでの「制度設計デザイン」を、
発言と提言、デザインを提案していきます。


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「資本主義からの逃走」
「デジタルファッションサイボーグ化・『夢の形見』の予知」


   


     2月 2nd, 2011  Posted 2:19 AM

ファッションアイテムのデジタル化
身につけるハードウエアの変貌。
私たちが身体化し携帯してきたモノ。
まず、腕時計があります。
さらに、メガネ、ブレスレット、指輪などです。
私はブレスレットも指輪も大好きですが、
ブレスレットも金属や貴石や新たな仕掛けがある健康バンドなどファッションアイテムは、
ある種の流行があります。
この流行感覚を観て、私は自分が取り入れることには何の抵抗もありません。
メガネは私のデザイン対象としてもう20数年以上「商品化デザイン」してきました。
さらに、iPodやiPhoneの周辺では、
ヘッドホンやイヤーホンは収集もすれば性能確認も私の趣味にもなっています。
とりわけ、ヘッドホンは東芝時代に相当の想いで製品開発や商品展開をしてきたので、
専門知識も評価判断力もあると自負しています。
ヘッドセットは、まだ日本ではビジネス現場ではファッション化していません。
おそらく私はこれから、
TVドラマで使用されてくれば流行ファッション化していくと確信しています。
ヘッドセットとブレスレットバイブレータは
これから必需品になるのではないかとさえ思っています。
ケータイはやはり着信音よりもブレスレットバイブレータがマナーになってほしいのです。
私はこの数年、メガネもどうやってレンズから解放されるべきかと
アドバンスデザインを開発してきました。
瞬きで、デジタルカメラを携帯しないで日常化させたい想いがあります。
私は、こうした身体化・携帯する・身に付ける、
そんなファッションが「デジタル化」されることをデザイナーとして望んでいます。
これは、Ambient Allianceをデザイナー意図として目論んでいることです。
倉俣史朗作品「クピド」の予知
さらにこうしたことはロボティックス・サイボーグ化していくことを
私自身もきっと望んでいるのでしょう。
倉俣史朗先生の作品に、キューピー人形「クピド」というゼンマイ仕掛けの作品、
それもレントゲン写真でも表現したモノがあります。
これは、夭逝したデザイナーの想像力が、
実は現代を予知していたアドバンスデザイン作品だったと私は考えてきました。
しかも彼のモノローグに「不発かもしれない・・・」という言葉を思い出します。
かってのデザイン評論連載は、最初がこの「クピド」評論から書き始めています。
今、明確に、倉俣先生の命日に私の評論は重なっていたことを確かめている次第です。


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