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Posts Tagged ‘ラフレンダリング’


『イラスト・漫画はデザインスケッチでは無い』


   


     3月 22nd, 2016  Posted 12:00 AM



デザイナーにとってスケッチは明らかに一つの技能であり技術です。
ただし、僕は恩師・故柳宗理先生からは、
「レンダリングなんぞ上手くなるな」と教えられましたが、
僕はいつも反抗していました。
「レンダリングが描けないと企業入社は出来ない」と
たてついていましたし、実際はクラス(工業デザイン専攻)の中では
基本的な入試でのデッサン力も無くておそらく最低の下手くそでした。
だから社会人になって、レンダリングが上手くなることは
僕には義務でした。
実際、フリーランスデザイナーになってからも、
デザインスケッチとラフレンダリング、レンダリング技能を
日課として
自分精進の大きな目標でした。
それからパソコンの登場では、Macintosh 128kに、デザイナーの未来、
つまり、MacPaintとMacDrawに将来のデザイナー技能が見えてきました。
多分FullPaintで僕自身がトレーニングをして描いたのが
パソコンでのレンダリング、その最初のものだったと考えています。
今では、iPad Proで、かなり描ける時代になりましたが、
パソコン、EWSでのレンダリングソフトは全て追いかけてきたと思います。
しかし、最近はデザイナーがスケッチ技法での大きな間違いがあります。
簡単に言ってしまえば、
デザイナーにとってのスケッチ、それからレンダリングというのは、
あくまでもデザインスケッチであり、
その基本はデッサンでも「デザインストローク」での訓練が必須です。
それは、いわゆるイラスト描法でも、まして漫画描法でもありません。
なぜ、イラストや漫画では「デザインスケッチ」にはならないかを
書き残しておきたいと考えます。
すこぶる簡単です。
イラストにしても漫画にしても、そうした描画、特に漫画には
画枠があるのです。
つまり、画枠内でのイラストや漫画では、デザインの根本である
「発想の限界」を与えてしまうのです。
発想に限界を絶対に与えない手法である技能=技術がデザインスケッチでは
必ず求められなければなりません。
私はたとえばモレスキンにしても蛇腹の「ジャパニーズスタイル」を使い、
パソコンやiPadであれば、画面を相当に大きく拡大して使います。
デザインスケッチでは、
決して限界を与える画材や手法は使うべきではありません。
レンダリングを全否定していた故柳宗理先生には
描画に与えられる画枠からの解放を教示されていたのです。


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『私のデジタルアイディアスケッチとスタイラス』


   


     3月 28th, 2015  Posted 12:00 AM



デジタルスケッチのために、私はスタイラスを自作から始めて、
一つ大きく気づいたことは、「弘法筆を選ばず」でした。
つまり、どんなスタイラスであろうと、
デジタルスケッチがいかに簡単に描けるかでした。
私のデザイン対象であるメガネフレームのスケッチを載せます。
このアイディアについては、
未だ検討中ですが、まだクライアントには見せていません。
そしてこのスケッチからのアイディアは読み取れないでしょうが、
私にはすでにスケッチ毎に検討は蓄積されていて、
これからはスタイリングスケッチに入っていきます。
私の心情として「デザイナーは絵・スケッチが描ける」ことです。
そういう意味では、
紙とペンやマーカーとの闘いは40年もやってきましたから、
このアナログ手法から、デジタル手法へは、なんといっても
正直なところ手がなかなか付いてきませんでした。
アスリートがランニングをするように、
毎日、スタイラスとPadとのスベリ感覚を鍛えて、
紙とマーカーとの接触感覚とようやく一致してきたと思います。
だから、このスケッチ技法を学生たちに教えられるでしょう。
さらにスケッチTips、この裏技も教えることが可能です。
ともかく、デジタルスケッチは、Padとスタイラスで、
これまでの鉛筆から水彩、マーカー、油絵の具まで表現は
きわめて容易になりました。それだけにもっとデッサン力を
毎日磨いていく必要があると私は認識しています。
ようやく、TV取材だと、デザイナーとしてスケッチを描く場面を
よく求められますが、私には可能になりました。
私はレンダリングは、時間を要しますが、
ラフレンダリングとしてのアイディアスケッチは、
若い自分のように50枚程度は、
ほとんど「瞬間芸」的にもデジタルスケッチは描けます。


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『日本で商品展開が不可能だったカーデザイン』


   


     3月 27th, 2015  Posted 12:00 AM


私の教え子でカーデザイナーのインハウスデザイナーは、
すべての教え子が企業留学をしました。
カーデザイナーでもすべてエクステリアデザイナー達です。
私も一応、男の子感覚で車所有にはある拘りがありました。
ともかく、左ハンドルでなければ車イス使用には無理です。
また、海外メーカーではすでに車イス仕様車もあるのですが、
日本に輸入ができない、そんな仕来りが未だに残っています。
何度か、試みましたがこのほぼ私には既得権保護はおかしいのです。
すでに、自分用はSL500を改善して使ってきましたが、
おそらく、自分の生涯では最期の車種を選んできました。
そんなおりに、これは!と思っていた車種が日本展開が無理だった、
そのスケッチとレンダリングを見ました。
私にとって、カーデザインのスケッチやラフレンダリングは、
スケッチ技法を教える最適な手本だと思っています。
そして、これまではスピードライマーカースケッチでしたが、
今や、Padでのデジタルスケッチが可能になってきました。
このデザイン技能にも私はほとんどこれまでの技能の展開をすべく、
Padのアプリケーションやスタイラス選びをしてきましたが、
もうほとんど、スタイラスも進化をしてきて、
どのスタイラスであれ、使いこなすことが可能になっています。
それは特に、私自身がデジタルスケッチ技法を教えたいからです。
おそらく、これから、カーデザインの進化が激変するでしょう。
しかし、日本で展開が不可能だったというこの車種の
スケッチは実に見事でしたが、デジタルレンダリングは下手でした。
宣伝になるので、これ以上を見せるわけにはいきません。
が、あの車種とスケッチと分かる人には、この車種は明らかです。
ともかく、自分の車を決めるにあたっても、
デジタルスケッチまで見てみたいと思っている次第です。


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「iPad Stylusを使うと分かること」


   


     2月 24th, 2012  Posted 12:00 AM


最近またスピードライマーカーやコッピクも使っています。
それは学生やインハウスデザイナーにマーカースケッチを教えるためです。
そして、iPadでスケッチやラフレンダリングも実演して見せます。
iPadのスタイラスは自作もし、
さらに市販されているモノは随分試しました。
最近は、oStylusが進化してoStylus DOTになりました。
自分なりに、導電ウレタンを仕込んで、
タッチ感覚の柔らかさなども試してきました。
最もタッチ感覚を確かめるのは「草書体」を書いてみるのが一番です。
アップル銀座で、私なりの使い方、
コツを実演して見せたいと考えています。
SketchBook-Proがプロダクトデザインでは使いやすいと思っています。
やがて、コピックで紙に描いていくのは
一つの表現形式にはなるでしょう。
が、おそらく、iPadの進化とともに、
スタイラス一本で、鉛筆からボールペン、
マーカー、水彩表現まで完璧になるでしょう。
実際はもうそうした表現形式は統合されていると判断しています。
それは、書道がスタイラス一本で確実にまかなえるからです。
アップル銀座でショーアッププレゼンする企画を進めたいと考えています。


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『資本主義からの逃走』
    「スケッチ価値、資本構造」


   


     7月 29th, 2010  Posted 12:45 AM

スケッチ修行
デザイナーになるための基本は、「スケッチ」です。
特に、インダストリアルデザインやプロダクデザインでは、
スケッチのトレーニングは不可欠です。
アイディアスケッチ・ラフスケッチ・ラフレンダリング、
そしてレンダリング=それも実寸大です。

・美大入学にて

工業デザイン専攻は、みんな車の絵を描いていてそれがあまりにもみんなが巧いので、
不思議でした。
思い切って尋ねました。
「どうして、みんな車の絵ばかり描いているの?」
クラス中がひんやりして、尋ね返されました。
「お前さ、この大学なんで入学してきたの?」と。
「えっ・・・!」
「ここは、カーデザイナーになる大学だぜ」
「・・・カーデザイナーって何・・・・?」
入学当初、
デッサンや基礎実習がメチャクチャ下手だった私は思いきりクラスでの存在性を失いました。

・東芝にて

「ラフレンダリングはもういいから、早く、レンダリングに書き直せ!」
「(エッ!・・・これレンダリングなのに・・どうすれば???・)」
私のデザインスケッチからレンダリング(完成予想図)までの修行は、
そのままデザイナーになるためのことでした。
しかし、「レンダリングなんて描くな」という教授もいました。
「レンダリング=商業主義べったりのデザインになる」というのがその理由であり、
デザインは商業主義に迎合やおもねるものだということでした。
けれども、私の理解では、デザイナーの「スケッチ」は、
発想の定着であり、理想をイメージ、それも明確な視覚的説得性の表現。
そのために、アイディアスケッチからレンダリングまで、ともかくNo.1になりたい。
やがては私のスケッチが「商品」になってほしいとすら夢見ていました。
2006年・金沢21世紀美術館での「個展」以来、私のスケッチが「商品」になりました。
ただしそれほど大したアート作品でのキャンバス号数いくらという画家的な価値はありません。
私が資本としてのデザイナースケッチが「資本」だと言い切るのは、二つの理由です。

● 将来を「描き出す」生産財であること。
● 「問題解決」の一つの手段であり、応答・回答・解答であること。

商品としてのスケッチ
すなわち、デザイナーのスケッチは、まだ社会的な認知性はありませんが、
「資本構造」を支える重大なモノだということです。
最近は、CG技法でのレンダリングがありますが、
それよりもデザイナー個人の「手描きのスケッチ」は、もっと高価値構造へと繋がるでしょう。


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