kazuo kawasaki's official blog

Posts Tagged ‘中学生’


『樹木は夜眠っている、造園技能が絶対に必要』


   


     9月 6th, 2018  Posted 5:56 PM



どうして樹木が倒れるのでしょうか?
この話を書くと、私は祖父のことを思い出します。
樹木は「息をしている」のだから、その息を変えないように、
この話で考えると、実際は「深夜に植栽を植え替える」という話です。
まず、植え替える樹木の場合は、それからその樹木は、
なんといっても、樹木の主根を大事にし、しかもその土地の
土壌さえ樹木によっては違うらしいのです。
そして植え替える土壌には、蒔き塩と酒をかけます。
そして植栽する樹木の土をまき散らして、
あたかもそこにその樹木があったようにするのです。
確かにいくつかの方法がありました。
私が祖父(最後の宮大工)から」聞いたのは小学校のころでした。
そのやり方を最も知ったのは、小説家・立原正秋にありました。
どの本かは忘れてしまいましたが、中学生になって、
祖父の話が小説に描かれていました。
最近では、都市計画で植栽の植え替えで、深夜に行うことなど、
誰も知らないから、強風でわずかの樹木もすぐに折れたり、
それこそ、根っこから剥がされているのです。
このところ、風力で植林された木が折れていると、
宮大工の造園技能を知るべきだと私は思います。
本当に祖父からの話は、樹木は夜になると眠っていること、
それは私の記憶でしたが、立原正秋をもう一度知りたいのです。
それこそ、ソメイヨシノは遺伝子交換されているので、
30年で朽ち果てるのでしょう。


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『危機解決学としてのコンシリエンスデザイン』


   


     8月 28th, 2015  Posted 12:00 AM



私は危機解決学としての実務デザインとして、ここから開始しています。
私は生きていくことを、
いやそれだけを懸命に考えていたのは青春から壮年期でした。
今や、人間が生きていくことが死んでいくこと、
このことが老年期になると日常的に思い至ってしまいます。
最も、私は28歳で交通被災、45歳で心臓障害、62歳で敗血症ですから
よくもまだ生き延びていると思います。
確か、28歳で交通被災したとき、心無いドクターは私に、
「君は40歳が限度、ほら統計でも明らかでしょう」と言われました。
ところが気づいたら40歳になり、Apple社でコンサルタントでした。
63歳で阪大を定年退官して、
ひたすら、March 11.2011・東日本大震災へのデザイン復興策を
デザイン中心主義で考えついたのは、
「最悪な状態」に対してそのデザインは?
いや、何が最悪な状態へのデザインか、でした。
その根本は、「生き延びる」ことです。
確実に日本での犯罪は減少していますが、最近の殺人事件では、
まだ13歳程度の中学生が殺されます。
私は「コンシリエンスデザイン看医工学」で、学際の統合化を
四つの解決学にむけたデザイン、その具体化に取り組んでいます。
防犯・防災・安全・安心への実務的デザインの具現化です。
特に、防犯では、もっと確かな監視カメラや、犯罪者への管理です。
すでに首都直下型地震も予測値が具体化されてきたと思います。
感染症の増大も日々高まってきています。
危機管理学では机上の論理に終わるでしょう。
それなら、「最悪な状態」=生き延びることへのデザイン提案です。
ただ残念なことは、なかなかこの問題解決にデザインをという、
次世代デザイナーが本当に少ないことです。
もうサラリーマン化している企業病のエンジニアもデザイナーも不要。
私は「最悪な状態」にデザインを賭けてくれる次世代デザイナーを
真剣に求めています。


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8月26日 staffblog


   


     8月 27th, 2012  Posted 1:02 AM

8月26日

首都圏に住む
中学生、高校生、大学生を対象とする
「こども国連環境会議推進協会
生物多様性Forum講演」
を行った
BOSS(川崎和男, Kazuo KAWASAKI)


テーマとしては
・デザインの力(理想を求める力)
・Peace-Keeping Designの取り組みについて
を中心に学生たちにデザインの領域を超えた
様々の話を熱く語りました。


質疑応答の時間も沢山の質問がありました。
その中で、
「クリエイティブの源はなんですか?」
という質問に
「感動、感激、感謝することを
 いっぱい経験しなさい」
と答えました。
BOSS(川崎和男, Kazuo KAWASAKI)

講演会に参加してくれた学生の皆さん、
本当にありがとうございました。


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