kazuo kawasaki's official blog

Posts Tagged ‘乾燥’


『無人島なら使いなれたナイフ一本』


   


     12月 9th, 2019  Posted 12:06 AM



「無人島なら、絶対にナイフで十分です」。
とは言え、私には刃物が現状のまま生き延びていくとは思えません。
それには三つの判断していることがあります。
日本刀は、もうすでに過去の硬度がありません。
またとんでもない「ダマスカス綱『風』」の包丁が流行したり、
進化したはずの包丁が旧時代のリバイバル、後退さえもしているのです。
そして、切れ味は、見せ方ではなくしっかりと基準で表すべきです。
無人島に携帯するナイフの扱いも重要です。
フェザースティックを出来る能力が必要となり、
自然物で燃やすには、燃えるもの(燃料)と酸素(空気)と温度、
この三つが大事です。
火口(ほぐち)には、松の皮や、最も大事なのは松ぼっくりなら、
それだけに燃えますが、ミカンの皮も、燃えるのです。
ただし乾燥が必要です。
そして、科学的にはがマグネシュウム棒が必要です。
自分を守る、生きる力とナイフです。


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『流行の安易なデザインを全否定する正当なデザイン』


   


     2月 18th, 2014  Posted 12:00 AM



私はもう一度書き残したい。
PCメガネと呼ばれる安易で科学性の無いメガネがヒットしました。
私は脳天から怒りがありました。
可視光線でのブルー系色がモニターから過剰に発光してるから、
このブルー系をカットするレンズのあるメガネが安価で登場。
案の上、これはホンの一時、流行現象になりました。
それこそ100円ショップにこのメガネが登場したのです。
このブルー系色カットレンズは、全く目の生理現象に無知でした。
PCモニター、TVモニターから発光される視覚生理で最も重要なこと
それは、「ドライアイ」=角膜が乾燥することこそ、
実は目の生理現象を正常さを狂わせるということです。
決して青色カットすれば、
モニターへの視覚生理を保護するわけではありません。
最重要なことは「ドライアイ」を防ぐことになります。
そこでメガネとモニター、両方のデザイン経験から、
私は、ドライアイ防止のために、液晶膜を10秒間に1or2回遮断、
この回路を込めた正当なドライアイ解決メガネを商品化しました。
この商品デザインは当初は、なかなか理解されませんでしたが、
結局、角膜の三つの油層・水層・ムチン層それぞれが、
ドライアイになることこそ、最悪の視覚細胞を痛めるわけです。
もし、端的に青色カットというのなら、
それは紫外線防止と同等のガラスレンズよりプラスチックでも、
十二分の可能になります。
このことをデザイナーは知っているでしょうか?
流行とまでなったPCメガネはかえって視覚に無理を与えています。
デザイン=問題解決の目標はドライアイ防止が正解だったのです。
メガネフレームデザインは視覚の問題解決であるべきです。

「本当のモノは信じられることにつながる」
「PCメガネはドライ・アイ対策でなければいけない」


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『本当のモノは信じられることにつながる』


   


     1月 16th, 2014  Posted 12:00 AM



巷では何を間違ったのだろうか、
安易なPCメガネが一時的に流行しました。
LCDモニターは可視光線の青色が目に悪いということで、
PCモニターには必須のメガネアイテムが登場しました。
これはとても安易な発想ですと私は発言を繰り返しました。
と同時にすでに6年前の発想で一度は商品化した「ドライアイ」対策、
その再商品化を試みました。
PCを凝視すると、極端に眼球が乾燥することの方が問題です。
「ドライアイ」、つまり、眼球の角膜には三つの層があります。
油層・水層・ムチン層があり、眼球層が凝視を連続して乾燥することが、
最も角膜を痛めることにつながります。
私自身、当初はモニターの凝視がドライアイを促進すると考えていました。
だから、モニターを時々シャットさせる実装を考えていましたが、
モニターが故障している印象があるということで、
眼鏡に液晶をシャットダウンする方式でアクセサリー化を考えました。
それが、安易なPCメガネで登場したとき、
これらのメガネでは単に青色カットだけではドライアイを防げないという、
その結論に達しました。
すでにPCメガネは100円ショップにもあるぐらいです。
青色カットもそれなりの理由を認めないわけではありませんが、
PCモニターとの関係性は「ドライアイ対策」が本当に必要な効能性です。
この性能を実装で解決をして、身体・眼球・角膜との効能を果たしてこそ、
PC眼鏡レンズの機能性が効用をもつ機能性になるのです。
最近はようやくそのことが認められ始められたようです。
若者雑誌に登場するようになりました。
「ドライアイ」を防御する機能性はさらにここから進化させられそうです。
そのような技術は、液晶モニター特性・ドライアイ症因防止効能、
そしてより未来あるヘッドマウントへの進歩を導くでしょう。
すでに、そのメガネデザイン開発に入っています。
しかし、「ドライアイ」が角膜を痛めることの防御効能を性能化し、
その機能的でファッション性のあるデザインが求められ始めました。
そのデザインの効用と効能を日本の技術で国際化させたいと考えます。


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「HMDを『スカウター』と呼んでいる・商品化されたモノ」


   


     8月 11th, 2013  Posted 12:00 AM



メガネフレームのデザインをしている私には、
瞳孔距離の設定と顔面から頭部周囲の適合化をねらって、
私のブランドでの製造企業とベンチャー・スカラ社で、
HMDは「スカウター」という名辞をして今も販売しています。
深夜のテレビ番組で紹介されて一時ヒットしました。
この造形であるプリズム反射が今も応用されているモノ、
グーグルグラスなどには大不満が残っています。
つまり、このプリズムと瞳孔距離設定は困難です。
この当時に、「ドライ・アイ」の問題が浮上しました。
モニターを見つめることで、目に負担がきているのは、
青色反応の生理現象以上に、角膜の乾燥が問題なことであり、
モニターの青色よりも、むしろ私は近赤外線の問題があります。
特に、モニターが「プラズマディスプレイ」は大問題が、
総務省も欧州からも問題視されていて、
その頃、欧州は日本からプラズマ輸出に規制をかけました。
結局、当時厳しく批判していた私までバッシングをうけましたが、
すでに、国内企業はすべてプラズマモニター生産は撤退しました。
この当時からすでに商品化してきた系譜を現在生かしています。
根本は、液晶や有機ELなどを光学系にどう実装するかでした。
ようやく、今進めている画像表示は実像と虚像の組み合わせです。
バーチャルとリアル画面を眼前に、
それも瞳孔距離はすべての人が異なっていますから、
位置選択ではなくて、自分の瞳孔距離を自己決定できるべきです。
そういう意味では、この商品化はある段階でしたが、
今でも、自分一人で十分にスマホにある映画は楽しめます。
そして、これもすべてがβチタン製ですが、
顔面装着性能は確実な設計にしています。
これもその当時に工学と光学と実装を眼球にメガネ化しました。
この経験は非常に大きかったと思います。
これまでのプレゼンテーション画面は、
明らかに未来を創出する「統合デザイン」の実例設計です。
こうした経験が、新たな「スカウター」デザインに繫がってます。


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「伝統は熟知必然・実例としての和紙か和風紙か」


   


     11月 12th, 2012  Posted 12:00 AM



ふるさと福井で、伝統工芸に出逢えたことは幸運なことでした。
打刃物・和紙・漆器・陶器・木地・織物などでした。
その中で和紙といっても「越前和紙」は、
日本の源流ともいうべき産地は1500年の歴史でした。
私は改めて「紙」を見つめ直す大チャンスに恵まれました。
それは「和紙」を
原材料・漉き方・乾燥・模様などを
徹底的かつ身体的に覚えることができました。
よって、いわゆる洋紙の世界を和紙から眺め直すことができました。
ところが現代において、
和紙を取り巻く商環境には二つのとんでもないことが起こっています。
まず、和紙作家という存在。
和紙問屋と和紙販売店舗の無知識さです。
私は、和紙店では徹底的にそのことを追求することにしています。
また、和紙と勘違いされる「和風紙」の氾濫があります。
「和風紙」というのは、産地では「半草」と呼んでいるものです。
産地は重々に知り尽くしていますから、「半草」というのです。
つまり、「半草」というのは紙パルプを混在させているのです。
また、こうしなければ、
「和紙」は現代生活の中で短所いっぱいの不良品になってしまうのです。
日本の和紙が本来の伝統的な品質性能を保持するには、
原材料=楮・三椏・雁皮に相当な手仕事時間が必要となります。
しかし、
そんなことをすればとんでもなく高額な商品にしなければなりません。
また紙粉が多くて、印刷素材の品質には至りません。
したがって、和紙作家というデザイナーのほとんどが、
「和紙」の品質と性能については無知です。
まして、和紙商店という老舗であっても、
無知なところがあまりにも多くなってきました。
私は、「和紙」について最も熟知しているデザイナーは、
日本では、
最初に和紙をデザイン対象とした森島紘氏と私だけだと自負しています。
和紙商店に私などが顔を出せば、店員さんはみんな逃げてしまいます。
「和紙」について、
なんとしても次世代デザイナーを育成しなければならないと思っています。
また、和紙職人も「本物」であるべき人物が必要だと言っておきます。
少なくとも、越前和紙産地には、
かつて「オータキペーパーランド」で組んでいた仲間がいます。


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