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Posts Tagged ‘先手’


『先手のこと・チェス戦法から』


   


     2月 4th, 2014  Posted 12:00 AM



チェスは絶対に得意になりたいと思っています。
だからコンピュータ相手に時々練習しますがまったく下手です。
理由は以前にもブログで書いたことがあるかもしれません。
それは映画でのチェスシーンのこともありますが、
『シシリアン・ガンビット」という心臓の治療方法があります。
この治療方法が私に適用するまで入院しました。
これは、循環器専門のドクター達がシシリア島での
医学会で決定された心臓疾患治療のひとつでした。
β治療薬=心臓の働きを一定にする薬を使います。
つまり、交感神経・副交感神経の働きを抑えるβ治療薬を、
どんな感情の動きも遮断し、心臓が情動で影響されないこと。
だから、真実私はこの薬で心臓への情動は遮断されています。
結局、怒りも無く、はしゃぐことも本来はないのです。
したがって、いつも冷静でいられるのはこの薬のおかげなのです。
β遮断をして心臓の頻拍が起こらないように先手を打つことです。
これを「シシリアン・ガンビット」というのは、
チェスでクィーンを戦法で使う「クィーン・ガンビット」を
模した先手戦法を引用した名辞です。
そのことを具体的に知ってから、チェスが上手くなりたい、
チェス戦法の「クィーン・ガンビット」を知りたいのです。
もう一つは、「先手をうつ」ということから、
私は「デザインという先手」という著作も出版しました。
デザインは問題解決という実務だけに、
いつでも問題が起こらないような先手を打つことも重大です。
次世代のデザイナー志望を見るとき、
ちょっとも先手を思いつかない人物には才能がありません。
すなわち、先手=ガンビットというのは、思いやることです。
デザイナーに必要な先手を思いつかない想像力には、
私は「才能無し」と明言することにしています。


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「光造形から3Dプリンターへの系譜は人工人体へ繫がるか」


   


     5月 24th, 2013  Posted 12:00 AM



人間はほとんどの人が長寿を願っています。
「長生き」することの大事さを最近わかります。
私が「人工心臓=Artificial heart」にたどり着いたのは、
人工心臓がArtartで挟まれた言語性が象徴しているのです。
「芸術性・新たな革新」にほかなりません。
本当は光造形が日本の発明であり、
その進化は「生体医工学でのマイクロ&ナノテクノロジー」にて、
その進化を成し遂げました。
日本の高密度な技術進化は、人間の寿命に結びついています。
現在、日本人の寿命年齢と健康年齢では10年の格差があります。
つまり、寿命つきるまで生きるほとんどは病院介護が必要です。
ところが、健康寿命はその人たちより10年早く逝ってしまいます。
命果てるまで要介護者が必要ゆえに、医療制度や税金が必要であり、
健康年齢での死は、脳溢血や心臓障害などで10年早く死亡です。
この根本的な理由は、
わが国の工業産業での技術進化は見事に敗戦からも復活しました。
しかし、ポスト工業社会のままでは、
情報社会への対応は大変に遅れたということです。
たとえば、プロのデザイナーとして、
「世界の何とか標準にわが国は準じていないから・・・」とかを
よく耳にします。
私は明快に、
「そんな世界基準こそ、わが国、クライアントが創ればいい」と、
主張すれば、私との敷居が高いと言われます。
しかし、世界の動向に、デザインは、
その先手=ガンビットを打つことですし、
私も60代ですから今後が見えてきています。
結局、「人造人間」というロボットに技術は集中しますから、
ヒューマノイド、メカノイド、アンドロイド、アバターへと
実際は工業時代成果と情報時代成果の二つの技術は、
さらに、
遺伝子制御技術・光重合技術・電磁波制御技術が加わるでしょう。
そうして、
その工業技術・情報文化・遺伝子制度・光制御文化・電磁波進化、
この五つが必ず、光造形から3Dプリンターを実装置として、
アンドロイドとアバターの創出に向かうものと思います。
そのための「問題解決」の解答は、
ロボット学者・石黒教授の新書である
「糞袋(くそぶくろ)の内と外」に記載された、
「人間とは何か、何が人間か」になるでしょうかという著作に、
その重要なヒントがあるようです。
これが、今の私の60代の、プロとしての想像です。


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11月12日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     11月 12th, 2011  Posted 10:00 AM

11月12日 友引(辛未)

三十五年間のデザイナー活動や
大学人活動では、
「先手としてのデザイン」に
徹してきたと自負している。

『デザインという先手』あとがき


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6月1日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     6月 1st, 2011  Posted 10:00 AM

6月1日 先負(丁亥)

「十分な先手を討つ」
というデザイン、あるいはデザインによる
「十分な先手」とは、
どういうことか。

これを充分に考えてみるということが、
プロフェッショナルな態度であると
思っている。

『デザインという先手』十分なる「先手」


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5月27日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     5月 27th, 2011  Posted 10:32 AM

5月27日 仏滅(壬午)

デザインこそ、
時代を読み取り、次の時代を引き込んだり、
誘発する創造的な行為であると
確信している。

これを逆読みすれば、
「先手を討っていない」ような創造行為を
デザインと呼ぶわけにはいかない。

『デザインという先手』十分なる「先手」


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5月26日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     5月 26th, 2011  Posted 7:47 PM

5月26日 先負(辛巳)

デザインは、戦略であり、策略である。
まさしく
「先手を討っていく」ことに
つながっているのだ。

『デザインという先手』十分なる「先手」


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4月29日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     4月 29th, 2011  Posted 11:50 PM

4月29日 大安(甲寅)

デザインというのは、
先手であるとともに、
デザインをしていくためには、
感激があり、感動が日常的な人間でなければ、
絶対につとまらないと私は確信している。

『デザインという先手』はじめに


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4月28日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     4月 28th, 2011  Posted 12:24 PM

4月28日 仏滅(癸丑)

「シシリアンガンビット」という、
心臓発作への医学的予防薬剤処方がある。

ガンビットとは、
「先手を撃つ」ということである。

『デザインという先手』はじめに


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『資本主義からの逃走』
  「Ambient=情報空間に向かうMedia Alliance」


   


     9月 16th, 2010  Posted 12:00 AM

起動音
Ambientを、音楽環境と定義、
いやそう呼称したのは、1970年代のブライアン・イーノです。
マイクロソフト社がWindows95の3秒間の起動音は、
ブライアン・イーノに依頼をしています。
そして、このいわばジングル的な音響が、新しい情報化その進化を伝えることになりました。
実際、彼の作品には”Going Unconcious”というのがあります。
しかし、この起動音は「コンピューターのある空間」へのAmbientだったという意識は
当時はまったく無かったと思います。
むしろ、MacOSのGUIを引用していたことの方が私の記憶にあります。
これらのGUIによって、世界中がパソコンを日常の道具となり、
ユビキタスの概念も登場してくるわけです。
ところで、大阪万博では、クセナキスが日本をテーマとした「響き・花・間」も、
すでにAmbientの先手だったと私は認識しています。
クセナキスはもともと建築家でしたが、
現代音楽と環境、サウンドやレーザー光線などのインスタレーションは、
情報空間を予知して表現だったと思っています。
この作曲ではIBM360が使われていたと記憶しています。
情報空間に音楽空間が結びつくことを、私は「Media Alliance」とひとまず呼ぶことにします。
これは、「Media Integration」からの進化形となっていくでしょう。
私はこれを「Media Alliance」としてのデザイン文脈づくりをしていきたいと考えています。


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1月15日川崎和男のデザイン金言 Kazuo's APHORISM as Design


   


     1月 15th, 2010  Posted 9:00 AM

1月15日 赤口(乙丑 )


物事に対して先手を打つということは、
デザイナーの役割でもあるはずだ。

懸念することを「冷静に熱く語る」、
つまりはガンビット思考が
必要なのだ。



『デザインの極道論』あつい


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