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Posts Tagged ‘博士課程’


『やたらと大学が増えていますが疑似大学生多い』


   


     8月 2nd, 2020  Posted 1:06 AM



大学での学びは専門知識の習得と、実習や研究など
知の創造があり、社会への扉を開く人財を養成、育成しています。
やはり本格的な「研究」は、大学院からで、前期課程となる修士
でも足りず、後期の博士課程になってからでしょう。
例えば、芸術・デザインは、知の「創造」と「創出」だけがありますが、
これは医学や法学、経済などとは異なり、出口での資格制度がないので
あくまでその才能の可能性にかけて送り出しています。
大学は入学競争で、AからFのランク付けがあります。
私は総合大学で大学人だったので、芸術系に限らず
この大学のランク付けはとても気になります。
AからCまでが大学入学資格の学力基準を満たしていて
それ以降は高卒未満あるいは中学程度の学力です。
特に日本人は「少子化」ですが、D以下の大学がいっぱいあるのです。
今後は国立、公立が増えます。
私立ならDからFランクの大学はこれまでの大学ではありません。
大学を減らすことを論議しなければいけないでしょう。


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『人工腎臓=やっと実現の時期が見えてきた!』


   


     3月 6th, 2015  Posted 12:00 AM


これは私が名古屋市立大学大学院博士課程の頃、
最初に試みようとしていた人工腎臓の最初の光造形モデルです。
私は光造形がどうしてもやりたくて、恩師に相談、
そして、新設される名古屋市立大の芸術工学部で教員になりました。
学部が完成し、博士前期課程、そして博士後期課程になり、
その時には、人工臓器の腎臓を人工化するために、
現実の腎臓を模式的にそのまま光造形でモデリングをしました。
21世紀に入ってすぐに人工腎臓は、このモデルからスタートでした。
その時から、人工腎臓を追いかけてきました。
光造形は元来は日本の発想であり、
現在の3D-プリンターではここまでの造形はまだ無理です。
今現在は、人工透析でダイアライザーで人工腎臓が可能です。
しかも人工透析患者は年々拡大しダイアライザーも進化しました。
この進化を私はずーっと見てきました。それだけに現状の欠点を
デザイナーとして発見してきました。
この4月に医療機器専門企業のショールームデザインを監修します。
当然、現在、ダイアライザーとこれからの人工腎臓を展示します。
先般人工腎臓の展示を私は、現在実際の腎臓模式モデルにしました。
それは、ダイアライザーを進化させていくためには、
この模式モデルが最も腎臓のことを観客に知ってもらう方が、
とても好都合だと考えたからでした。
それは現在のダイアラザーを進歩させる未来性を
デザイン実務で問題可決させる最適な方法だと判断しました。
腎臓は両目や鼻腔のように左右対称の臓器であることも
私はとても大事なことだと考えています。
そして、ダイアライザーでの性能素材はセルロースであることも
とても未来を誘因していると私は判断しています。
私が人工腎臓に気づいてすでに15年も経過しています。
もし、私自身が人工腎臓が出来なくても、
基礎理論とデザイン実務は必ず残しておきたいと考えています。


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「KAIST:韓国科学技術院へ」


   


     11月 13th, 2011  Posted 12:00 AM


1971年に新設された韓国科学省の大学。
韓国では入学が最も困難といわれています。
KAISTは
Korea Advanced Institute Science and Technology
博士課程の学生は兵役免除される唯一の国立大学です。
したがって、この大学出身者、
特に、インダストリアルデザイン出身者は、
ソウルの副市長であったり、
韓国主要産業の理事職についているゆえに、
韓国での「デザイン」は制度設計から商品開発まで、
とても勢いがついてきたのだと私は判断しています。
阪大とは特にインダストリアルデザイン学科系と提携。
私の学生が短期留学したりしている関係にあります。
学科長とは、名古屋市立大学当時から親交があり、
彼自身は阪大で博士号を取得ということもあって、
大学間提携をしました。
明日から、「Progressive Inclusive Design」の
実務例、特に、PKD=Peace-Keeping Designでの
「経鼻吸引ワクチンの検査から吸引器具開発」を
紹介してきます。
したがって、
「Progressive Inclusive」についてと、
医工連携へのデザインや、3.11についても
語ってくるつもりでいます。
写真は昨日も紹介した「私の研究室からのおみやげ」です。


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