10月 14th, 2020 Posted 12:00 AM
目次を見る
7月 13th, 2020 Posted 12:00 AM
7月13日 先負(丁巳)
『関数としてのデザイン』
インダストリアルデザインは
これまでのデザイン言語辞書を
再編纂、結果、職能名義の
変更をもって、
社会的存在性を再訴求する
段階にきている。
artificial heart:川崎和男展
Tags: イ ンダストリアルデザイン, デザイン, 再編纂, 再訴求する, 変更, 存在性, 川崎和男のデザイン金言, 段階, 社会的, 結果, 職能名義, 言語, 辞書
Posted in APHORISM
目次を見る
6月 3rd, 2020 Posted 12:00 AM
目次を見る
5月 2nd, 2020 Posted 12:00 AM
目次を見る
11月 11th, 2019 Posted 12:00 AM

1988年(昭和63年)に開校した鯖江市「高年大学」の校章は、
私がデザインを引き受けました。
今年、開学40年を迎えた、社会人のマークです。
私の記憶では、当時「コシヒカリ」に重きを置いていると考えて
それをふまえてデザインしたと記憶していたのですが、
実際のデザイン意図は、鯖江市の花・ツツジでした。
ツツジのマークゆえに、デザイン意図は、
「総状花序の記号性を引用し、半円形の構成で
その重なった印象は人生経験のある
高年者の存在性を象徴するとともに、
生涯教育による限り自己啓発への意欲を垂直線で表現する。
そして、柔らかな楕円形態による造形は、
地域社会での高年者同士の親密感をイメージしている。」と
高年大学のしおり、本年度40周年記念号の歩み・文集にも
巻頭に、校章とともに掲載されています。
毎年、500名弱の高年者が様々な文化やら理工までのカリキュラム、
部活動に励まれています。授業料は年間3000円で、
60才以上から入学できます。
人生100年時代を生き抜く生涯学習の場です。
それこそ、私自身がその年代になっています。
Tags: 100年時代, 1988, 500名弱, イメージ, カリキュラム, コシヒカリ, ツツジ, デザイン意図, マーク, 人生, 人生経験, 半円形, 地域社会, 垂直線, 存在性, 巻頭, 年代, 年間3000円, 引用, 意欲, 授業料, 掲載, 文集, 昭和63年, 校章, 楕円形態, 毎年, 生涯学習, 生涯教育, 私自身, 総状花序, 自己啓発, 表現, 親密感, 記号, 記念号, 記憶, 象徴, 造形, 部活動, 開学40年, 高年大学, 高年者同士, 鯖江市
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
目次を見る
11月 2nd, 2017 Posted 12:00 AM

英国にはPDEという国家資格があります。
それはグラスゴー大学とグラスゴー美術学校でスタートしました。
PDE(Product Design Engineering)であり、修士号資格。
これは大学で技術を学び、美術学校でデザイン。その逆もあります。
要は、デザインと技術を共に学んだというデザイナーの称号です。
これを創りあげるために、名古屋に在住していた教授がいました。
そのグラスゴー美術学校は、チャールズ・レイニー・マッキントシュ
(Chales Rennie Mackntosh)を記念した学校です。
マッキントシュの作品では、このハイバックチェアには、
いわゆるデザイン史におけるアーツアンドクラフト運動と
本来は日本発のアールヌーヴォーが彼の椅子に息づいています。
そして、見詰め直してほしいことがあります。
写真両サイドのハイバックチェアは、アールヌーヴォー、いわゆる加飾性。
この加飾性は、室内調度の決定因です。
したがって、室内との調和性が最も問われている作品です。
ところが、中央のシンプルさはマッキントッシュの名作になっているのです。
理由は、空間での存在性だけではなくて、
空間の質を椅子存在が決定づけていることです。
いわば、座るという行為に対応するよりも、
空間質を決定づけていることによって、
自宅でも室内そのもののいわゆる質量までを制御しているということであり、
世界の名作椅子のほとんどは、室内での使い勝手よりも、
室内そのものを演出する象徴的な存在の決定因になっていることです。
結局世界の名作椅子は10点であれ、50点であれそれこそ100点選別しても、
バウハウス時代やシェーカー教徒、アジア:中国の禅所乗物、
ソクタツやテンスからは逃れることができません。
もはや、人間工学で椅子は絶対に語れないことに気づくべきでしょう。
最大の理由は、
使い勝手よりも結局は空間質の決定因が求められているということです。
おそらく、恩師・柳宗理のバタフライスツール、
倉俣史郎のハイ・ハウ・ザムーン、内田繁のセプテンバーを
デザイナーの私はやはり追い抜ける椅子デザインをしなければなりません。
* 『イスと空間、空間の質量を自在化するデザイン』
* 『歴史的作品からの刺激をどう受け止めるか』
* 「『闇に座す』=土・立、修辞学的な造形の込めた願い」
* 『理念という思想からの発明がデザイン造形を決定する』
* 「誤謬へのシンボライゼーションプロトタイプ」
Tags: Chales Rennie Mackntosh, PDE, Product Design Engineering, アーツアンドクラフト運動, アールヌーヴォー, グラスゴー大学, グラスゴー美術学校, シェーカー教徒, シンプル, セプテンバー, ソクタツ, チャールズ・レイニー・マッキントシュ, テンス, デザイン史, ハイバックチェア, ハイ・ハウ・ザムーン, バウハウス, バタフライスツール, マッキントシュ, 人間工学, 使い勝手, 修士号資格, 倉俣史郎, 内田繁, 制御, 加飾性, 名作, 存在性, 室内調度, 恩師, 技術, 柳宗理, 椅子デザイン, 決定因, 禅所乗物, 称号, 空間の質, 空間質, 美術学校, 英国, 調和性, 象徴, 質, 質量, 選別
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ
目次を見る
8月 15th, 2017 Posted 12:00 AM
08月15日 大安(甲戌)
簡素とは、
質素で素朴なことでは
絶対に違う。
潔白で無飾な
絶対的な存在性にある
美しさである。
川崎和男の発想表現手法
目次を見る
7月 29th, 2017 Posted 12:25 AM
「デザインは機能である。」という、
この断言がズーッとデザインを縛り付けてきました。
未だにこれは念仏にしか私には思えません。
デザインは、性能・効能・機能と価値であり、
「問題解決の美的な応答・回答・解答」だともう40数年も主張しています。
そして、「神は細部に宿る」というのを、
私は先祖(宮大工家系)からの巻物には、
「寸は尺よりも長し」を自分に言い聞かせてきました。
先日、間も無く商品化の製品をこのブログで発表しました。
それはこのメーカーがそれもDESIGN TOKYO展で、出展したからです。
これはイタリアのある有名ブランドの生地・繊維見本帳を見て、ここまで?
絶対に乗り越えるという動機で、
このサンプルデザインの部位をハンガーにしたのです。
それこそ自分なりには徹底した細部設計と仕上げでの精度に拘りました。
日用品のハンガーはもう廉価も廉価。
しかし、2本1組みでの商品の高級化を目指しています。
ハンガーへの人類の歴史、ハンガーの進化、その一つを追いかけた、
私デザインの「モノの存在性」という
美的な価値表現です。
だから性能・効能・機能の日本ならではの高価値表現のデザインです。
* 『藤原行成の書体との出会いは先生からの指示だった』
* 『パノラマ的な拡大は詳細を見詰めることだ』
* 『最近見なくなった竹藪、その思い出』
* 『享保の手帖から私が学び直したこと』
* 「黄金コンパス・黄金比と白銀比を身体化するには」
Tags: DESIGN TOKYO展, デザインは機能, ハンガー, 主張, 価値, 先祖, 効能, 動機, 商品化, 問題解決, 回答, 存在性, 宮大工, 宿る, 寸, 寸は尺よりも長し, 尺, 巻物, 廉価, 応答, 念仏, 性能, 有名ブランド, 機能, 歴史, 生地, 神, 神は細部に宿る, 細部, 縛り付け, 繊維見本帳, 美的, 製品, 解答, 進化, 部位, 長し, 高価値表現, 高級化
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ
目次を見る
7月 10th, 2017 Posted 12:00 AM
2017年度「日本文具大賞」は、毎年、応募点数が審査委員5名は、
まず、応募されている商品を各自が全てを資料やwebsiteで確認。
そして現物を一同に介した審査会場で確かめて論議を尽くします。
結果、企業と言うまでも無く、
小さな文具店が独自開発された「小道具箱」、
これをデザイン部門グランプリにしました。
審査委員長として心配したのは、まさか店主判断で選び抜いた文具店商品。
この大賞受賞となれば大ヒットしますから、注文に応えられるかでした。
それは素材は硬質パルプパスコ材を職人技で一つ一つが製造されています。
「箱」は必ず蓋がある器です。
要素はボックス器とカバー器、そしてその強靱さと軽量さです。
それは伝統的に乾漆文箱があるわけですから、
このコンテクストを私は見抜いて、素材であるパスコ材:紙材には、
まだ日本製にする技術は遅れています。
元来は欧州でのセルロース素材:紙材にあたかも乾漆造りのような仕上げ。
蓋の精密な職人技と単純明快な造形は
モノとしての存在性が美しく、他の商品を圧倒していました。
確実にロングライフ商品としての効能性があり、
ボックス性能は使い勝手での機能性を全うした美しいデザインでした。
今年度は文具業界に海外製品が数多く応募されてきて、日本製の危機感が
私はじめ審査員全てが意識していました。
それだけに、乾漆文箱を彷彿させるほどの職人技は、
メーカーでは無く文具店店主の文具大好き感が見事に反映していたのです。
おそらく今後の日本、その文具モノづくりが、
一人称デザインから始まっていることです。
この小さな文具店主の発想であることは、
実際に、表彰式で「旦那さんに感謝する」と聴衆全員が知ったのです。
プレゼンターの審査員から、涙ぐんでいて挨拶できるだろうか、
とても喜んでもらっていると私に耳打ちしました。
なるほど発表をしてグランプリトロフィーを落としてしまうほどでした。
文具大賞グランプリは必ずヒットするだけに、
一つ一つ職人技製造で供給出来ることが心配です。
美しいデザインの文箱が登場しました。
* 『セルロース素材によるわが国の基幹産業化』
* 『経緯が敬意に、形態言語から自分の造形言語化を』
* 『大物主神から事代主神、このコンテクストの卓球台』
* 『文具大賞「システム手帳」の再発明と効能性という機能』
* 『超軽量で収納コンパクトな電動車椅子をめざして』
Tags: 2017年, カバー, グランプリ, セルロース素材, トロフィー, パスコ材, ボックス, ボックス性能, ロングライフ, 一人称デザイン, 乾漆文箱, 伝統的, 使い勝手, 効能性, 単純明快, 危機感, 器, 圧倒, 大ヒット, 大好き感, 存在性, 審査会場, 審査委員, 審査委員長, 店主判断, 強靱, 応募点数, 文具モノづくり, 文具店, 文箱, 日本文具大賞, 日本製, 機能性, 注文, 海外製品, 独自開発, 硬質パルプパスコ材, 箱, 精密, 紙材, 美しい, 職人技, 蓋, 軽量, 造形, 道具箱
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ
目次を見る
7月 13th, 2016 Posted 12:00 AM
ヒラリーとテンジンと言えば、エベレスト初登頂です。
登頂に囚われていた自分には、
ヒラリーとなればFiloFaxというシステム手帳です。
このシステム手帳が有名になる以前から使ってきました。
以来、どれだけのシステム手帳を買い換え使い厭きてきたことでしょうか。
そして、もはやシステム手帳はスマートホンで充分でしたが、
日本の開発力は凄いと感心する商品が出てきました。
まさにシステムにふさわしいノートフィルから、様々な手帳の体系を
見事に商品として成功させているモノが、日本文具大賞に応募。
すでに現物を見ていただけに他の審査委員の評価がとっても楽しみでした。
案の定、「やっぱり、よく出来ているな〜」との声が多くて
当初からグランプリ候補でした。
日本文具大賞はグッドデザイン賞の評価は超えていると確信しています。
理由は明解です。
なにしろ、この評価で優秀賞であってもこの数年は大ヒットします。
文具というきわめて日常的な200円から5000円程度の、
ややもすれば衝動買いするモノですが
このささやかなモノには夢があります。
つまり、社会的な存在性が日常化する効能性=すぐに自分とモノの関係が
社会と時代にマッチングしています。
ましてここまで体系化が果たされている性能は、これまでのシステム手帳を
完璧に陵駕していることは明らかですから、
性能と効能が効用と効果をならしめて機能性は充分です。
それは発明が明らかだからです。
180度開閉すること。表紙は合成皮革だからこその一枚仕上げであり、
これまでのシステム手帳をとても軽量にしています。
「機能部門」のグランプリ賞品として
確実に国際競争に立ち向かえるでしょう。
ただし、自分は審査委員長ゆえ、
もっと厳密には要求がこれまでも残ります。
しかし、それを是正するメーカーが無いことには、
国際競争には勝てないことがあります。
この製品にももっと「体系」・「システム手帳」から、「手帳システム」を
なんとしても開発してほしいのです。
*『わが哲学の恩師・中村雄二郎先生』
*「ISOTでの勘違いを発見」
*「TV番組の役割は終わっていることを再確認!」
*『映像と音像を変えるHDMIケーブルの進化』
*「審査会=日本文具大賞からスタート」
Tags: 180度, 180度開閉, 200円, 5000円, FiloFax, さやか, エベレスト, グッドデザイン賞, グランプリ, グランプリ候補, グランプリ賞品, システム, システム手帳, スマートホン, テンジン, ノートフィル, ヒラリー, マッチング, メーカー, モノ, モノの関係, 一枚, 仕上げ, 他, 以前, 体系, 体系化, 優秀賞, 充分, 凄い, 初登頂, 効果, 効用, 効能, 効能性, 厳密, 合成皮革, 商品, 国際, 国際競争, 声, 夢, 大ヒット, 存在性, 完璧, 審査委員, 審査委員長, 当初, 応募, 性能, 感心, 成功, 手帳, 手帳システム, 数年, 文具, 日常化, 日常的, 日本, 日本文具大賞, 明らか, 明解, 是正, 時代, 有名, 案の定, 楽しみ, 様々, 機能, 機能性, 機能部門, 現物, 理由, 発明, 登頂, 確信, 確実, 社会, 社会的, 程度, 競争, 自分, 衝動買い, 表紙, 製品, 要求, 見事, 評価, 買い換え, 軽量, 開発, 開発力, 開閉, 関係, 陵駕
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
目次を見る