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Posts Tagged ‘季節毎’


『切手収集は子どもの頃から、そして今では趣味』


   


     9月 11th, 2016  Posted 12:00 AM



趣味という世界は、特に男にとっては
子どもの頃=男の子としてスタートするものです。
しかし、最近は○○ガールとか○○○女子というコトの方が増えました。
これが現代性では「いかに女性の方が優れてきた」かということです。
さて、自分自身は何でもすぐに趣味の世界に飛び込んでしまいます。
これは明らかに一人っ子であったことで、一人遊びに熱中していたからです。
自分の趣味性は、いわゆる男の子として知らないことを増やす癖、ゆえに、
切手、古銭、マッチ、牛乳の蓋、タバコのパッケージ、一升瓶の蓋など、
一通りそんなモノの収集癖が趣味の世界に近づいたのだと思います。
結局、美大進学から最終的には今なおオーディオの世界で、
それを職能とするデザイナーになりました。
最近も、阪大病院には郵便局があって、立ち寄れば切手を買っています。
が、それは手紙を書いたときには、季節毎や時代風を選んでしまうものです。
しかも、今では自分の切手も作品写真でつくることが可能になりました。
手紙を書いたときにどの切手を選んで貼るかは楽しみの一つになっています。

+切手は、日本の伝統色と浮世絵シリーズと東海道五十三次シリーズ

* 『書を教えるべきだったー和紙の味覚、趣味の聴覚を』
* 『ずばり、自分ぴったしのモノ世界のモノマガだ』
* 『ウォッチよりも妖怪メダルに意味がある、と思う』
* 「ブライスというたかが人形に、されどの本質」
* 『物欲によるモノの美と美あるコトへの自分』


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『季節毎にやりとりは40数年になります」


   


     8月 22nd, 2016  Posted 12:00 AM



この季節になるとわが家にプレゼント送付されるブドウたちです。
あるデザインのモデルショップの社長との話です。
自分が東芝で全くの新人であった頃に、まだ4人でスタートしたばかりの
小さなモデルショップでしたが技術的には最高の仕事でした。
上司を口説いて、デザインモデル=モックアップを依頼してから、
その社長には、私のデザイン活動を見てきてもらいました。
ところが、自分が車イスになったときには、東芝で箝口令があったのです。
しかし自分は交通被災後、救急病院での手術とリハビリ病院入院しました。
おそらく、その頃、「川崎はこの世からは消えてしまっていた」ようです。
退院すると、東芝に籍をおいたままに赤坂でデザインスタジオを開設し、
オーディオ関連のデザイン活動を東芝の競合以外の製品デザインに従事。
ところが、あるプロジェクトでは、どうしてもモックアップモデルが必要で、
自分はおそるおそる、そのモックアップメーカーに電話をしました。
すると「川崎さん?どうしていたのですか?とても心配していました」と応答。
自分はやむにやまれずモックアップ製作をしなければならず、
電話をしたけれど、モックアップへの予算は僅かなことを伝えました。
「何を言っているですか社長命令で電話依頼があったら全て只で受けること」
その回答がきました。依頼したら案の常、最高の出来映えのモデル。
社長からは「出世払いでいいよ」とのことでした。
やっと、社長と食事もできる仲になっています。
その社長からはいつも最高級の季節毎のフルーツや最高の牛肉が届きます。
社長はすでに日本各地にモックアップだけでなく、実装モデルも可能な
メーカーをいくつかに拡大しています。
私がやっと生き返ってきて、今なお、デザイン界での色々を相談できます。
教え子がモックアップを頼みにいけば、
「川崎さんの教え子らしい、礼儀正しく躾されている」と言われます。
モデルを頼んだら、必ず、商品になったらそのことの報告を守っている
優秀な教え子だけが、やはり、今なおお世話になっています。
自分のデザイン代表作のモックアップは全てこのメーカー製です。

* 「3Dプリンターの素材と成型精度」
* 『本物に出会う「漆器」にもささやかな未来が見えた』
* 「造形の言語道断」
* 「フリーランススタートの頃」
* 「#教えることは教わることです。だから教える立場を!#」


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