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Posts Tagged ‘実務’


『手書きにこだわる「東京人」・12月号』


   


     11月 1st, 2019  Posted 12:00 AM



文房具がとっても人気なんでしょうか。
私の約100本万年筆のコレクション(もうやめようかと・・・)、
モノへの執着は伝わっているのでしょうか。
まさしく偏愛文具からの様子が、
愛すべきキャラクターが見えて、楽しい号の「東京人」です。
それこそ、久しぶりにライターの高瀬文人氏は、
私の「商品展示会」にも来てくれましたので、
恰幅のいい彼も十分にしなやかに受けとめた
厚さ1mmを波形5mmのカーボンファイバーの椅子も載せてもらいました。
インタビュー取材はデザインを生み出す発想、表現、伝達で、
脳の「起電力」を掴み取る話を一気にしました。
これも学生時代に、散々鍛えられたデッサンやスケッチ、
それだけではなくデザインストロークの訓練からの覚醒です。
そして、私は手を大切にしていますから、目に見える一番の道具である、
「手」の手入れも余念なく、普段は手袋で保護しているくらいなのです。
昨日は鯖江市から来客もあり、
私が伝えられるような考えや技はつまびらかに
モノづくりに関わる後輩たちに伝えたいとセミナー開催を予定しました。
そろそろ、とくに鯖江や福井の眼鏡の専門家に、
生理学的にも網膜が丸いことや神経細胞を解剖学などまで、
全く知らないマスコミから、私の実務、実践的デザインを話します。
ちょうど、高瀬氏は、次には「宇宙」をとりあげたいというので、
最初の日本人宇宙関連のいとこを紹介しました。
やはり本物の話、実務者から話を聞くべきだと彼にも伝えました。


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『公立も国立も二つの名誉教授ゆえ少子化の制度』


   


     10月 31st, 2019  Posted 12:00 AM



デザイナーとしての実務を重ね、48才から大学人になりました。
大学人として、名古屋市立大学と大阪大学の名誉教授、
つまり公立大学法人と国立大学法人に在籍し
その称号を授与していただくのは
なかなかないことで、その評価を有難く思っています。
スタートした名古屋市立大学から大阪大学へと移籍し、
様々な研究プロジェクトに取り組み、教え子を育てました。
公立大学は総務省+文科省であり国立大学は文科省の管轄です。
名古屋市立大学教授としては市の職員として、
市の公務員対象のデザイン教育講座を受け持つこともありましたし、
市政の未来づくりへの会議にも参画していました。
また当時は大学院レベルで、
名古屋市立大学と名古屋大学の単位互換を
デザインとロボット研究の講座間で行おうとするも問題山積で、
生田幸士先生(現・東京大学名誉教授)と説得にあたり、
ようやく実現したということもありました。今では当たり前です。
とは言え、大学の事務方も市の職員で、
大学としての規模が限られている一体感がありました。
今でも、食堂のおばちゃん、事務方も、
生協の調達の担当者もSNSなどで繋がっています。
一方、大阪大学では、格式、威厳ある会議や会合があり、
そのリーダーシップを担う立場が求められます。
名誉教授会や、医学系の退役教授会も、
その脈々としたつながりは流石です。
国レベルの研究と大学間の連携なども可能になります。
私の人工心臓も東大との連携で実際に実験することができていました。
そして、研究についての予算を決定する学術振興会の会議では
かっての旧帝大と早稲田大と慶応大が最終決定の任務に就いています。
この会議では、あまりにも流れに沿った内容に随分と文句を言いました。
現状の流れを変えてもらいたいと思う方が、
私を登用してくれたのだと思いますが、
真実をストレートに言いすぎる私は、
キャリアに変革することは叶いませんでした。
これからは、大学の構成も大きく変わっていくでしょう。
これだけの大学が、
国立、公立、私立などが「少子化」に向かっていくのです。
教育の重さはわかっています、
それ故に誰彼なしに入学そして無償化ではなく、
それこそ子ども達が志を高く持てるよう、
制度化=60割高卒を導いてもらいたいです。


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『デザインは全てに入り込むこと、だから知識知恵を』


   


     3月 2nd, 2019  Posted 12:00 AM



これは「言語聴覚士」のテキストです。
リハビリは主には「理学療法士」「作業療法士」「言語聴覚士」などの
専門職によって施術支援されています。
この言語聴覚士は、米国ではオーディオロジスト(聴覚療法士)と
スピーチランゲージパソロジスト(言語療法士)に分かれていて、
修士や博士課程を経なければならない専門家です。
この分野こそ、デザインが加わるべきです。
私は、いくつもの既往歴と障がいがあり、
また デザイナーでもあるけれど、医学博士だから、
嫌な存在でしょうね。
ともかく、このマンガは、「ハリガネ絵」であり、
ハリガネ絵は精神的に悪いのです。
もはや見かけない家具調テレビや黒電話の絵で、
その名称がみんなわかる?と思います。
絵やカードを使って、「読む」「話す」「聞く」「書く」を学び、
その状態をチェックしながら訓練していきます。
その他のサンプルも一つのアッタシュケースにおさめ、とても高額です。
改訂され、図版の更新、データ化と、
このリハビリそのものが情報化されるべきです。
情報化されれば遠隔でもっとも対応可能なリハビリです。
私なら例えば、言語聴覚士に、
「薔薇」と「絢爛豪華」を書いてみて、と意地悪を言うところです。
そんな漢字も書けないなら言語は指導出来ないよと。
医師の国家資格は、「身体に刃物をいれてもいい唯一の職能家」です。
「毒とも薬ともなる調剤資格を持つ」のが薬剤師です。
看護師は「医師の判断と指示がない」と医療行為はできません。
そうなると、デザイナーとしての職能は?
デザイン教育で「生理学」程度は修めておくべきでしょう。
これからのデザイナーが実務、実践で手掛ける範疇として
昨晩に書いたブログ「海洋にデザインを」を
一読していただければ「海洋気象学」をやるべきです。


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『徹底的な「Ship of the Year」では海洋学が必要』


   


     3月 1st, 2019  Posted 12:52 AM



Ship of the Yearの審査が、今年度も始まります。
日本船舶海洋工学会が,
毎年、技術的、芸術的、社会的に優れた船舶と海洋構造物を選考し、
賞を決定、その奨励につとめています。
私は年齢的に、審査会となれば審査委員長が多いのですが、
ここでは私は若いほうです。
キャリア十分な皆さんが白熱の審査にあたっています。
私の恩師は、一昨年まで審査委員長でした。
日本船長会名誉会長や日本建築学会名誉会長などが
審査委員会メンバーで、審査のためには
徹底的に自分も船舶や海洋構造をやらなければいけません。
恩師の命令は、「船舶や海洋にデザインを」です。
そのために、神戸大大学院・大阪府立大大学院・大阪大大学院が
参加する「関西海事教育アライアンス」で、
演習「海洋デザイン論」を9年間担当していました。
神戸大の院では船長教育、阪大の院ではキャリア育成、
大阪府立大の院ではエンジン構造学習得をやってきました。
私も懸命に、海洋を講義をし、浮力やエンジン学や船舶海洋学と向き合い、
審査会に参加しています。
この審査会でのプレゼンテーションは、とても怖いと言われています。
学者から船長協会会長、建築家、ジャーナリストなど
それぞれの専門家たちから、多角的に最も難しい質問がとんできます。
やっと、九州大の私の弟子・准教授が地元の船にかかわっています。
そして関西海事教育アライアンスの教え子・TA も、
船舶の実務者となり、確実に執行役員コースに参加していました。
日本ではまだこの分野にデザインが入れていません。
師に従い、デザインの道を開けるよう今年も務めます。


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staffblog 9月18日


   


     9月 18th, 2018  Posted 11:55 PM

9月18日


本日は、ホテル名古屋ガーデンバレスにて、
2018年度合同講演会にて
講演させていただきました。


名古屋の企業の方のご縁で、
文具やプラスチックなど様々なメーカーの
方々の前でお話しする機会をいただきました。


年に一回行われる講演会とのことですが、
開場満杯のお客様にお越しいただきました。


モノづくりの基本に関するお話から、
今、話題のキーワードに至るまで、
実務としてのデザインについて、
展開させていただきした。


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01月17日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     1月 17th, 2018  Posted 12:00 AM

01月17日 赤口(己酉)

デザインを未だに装飾と、
デザイナー自らの勘違いは
デザインの不勉強どころか
知性と才能の無いことを
自白している。

よって、
デザインが「問題解決」実務であり、
その
応答・回答・解答には
必ず「美しさ」がることを知るべきだ。



「川崎和男 強い人弱い人」


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『「戌年」の私に10年前発想デザイン使命がやってきた』


   


     1月 3rd, 2018  Posted 12:00 AM




今年は「戌年」であり、私の人生では6回目です。
いわゆる数え年なら70歳になりますから、人生最期で引退となります。
どういうわけか、毎年歳末になると翌年の十二支シンボルをいただきます。
昨年歳末は富山市と関係があって、薬品業界の方から、
富山名産のお酒でしかも十二支シンボルパッケージ入りという限定商品、
それがやってきました。
私にはある動物的な勘があると思っています。
もう10年前に「ドライパウダー薬品」を思いついて、
それで阪大博士課程では、それをテーマにしてきました。
正直なところこの研究が何に繋がるのかは私の中では「いつの日か」、
そんなことを夢見ていたのですが、
「先生、薬品がドライ化するのですか?」と、
この質問を何度も学生たちから受けていました。
これは経鼻型と言って、鼻で吸引してすぐに動脈にという考え方でした。
いくつものいわゆる「出す宛て無しのラブレター」という
私なりのアドバンスデザインでしたが、
きっちりと10年経って、ある薬品メーカーから、
このドライパウダー吸引機器のデザインは見ておられたらしくて、
今年はその開発に入ることが出来そうです。
その使命を持ってこの犬がやってきたのだと思っています。
さらに、この薬品メーカーでの薬剤には、
これも私がずーっと「デザイン不完全」と思っていたモノがありました。
これにも大きな革新を与えることが出来そうです。
おそらく人生最期のデザイン実務の大きなテーマ、
それはまだ誰もが果たしていないこと、
デザインされても私は間違いと思っていた、
そのデザイン実務ができそうです。
それは言語論、形態論、空間論が記号論になるモノだということです。

*「酉年」シンボル


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『超右翼ゆえにある絶対的な平和戦略』


   


     12月 26th, 2017  Posted 12:00 AM




負けたら駄目だと思っています。
私の父は7.5年、青春の日々を騎兵として、情報軍曹として、
満州、蒙古、中国を南下、インドネシア解放戦線、メコン川で白旗。
私自身、米国Apple本社でWASPたちと闘いました。
1990年代、JAPには絶対、パソコンは創らせないと実感して以来、
私は右翼、それも超右翼なのでしょう。
今や専守防衛には平和意識を強力に培った防衛隊に護られています。
日本は室町時代から「喧嘩両成敗」があり、
一端、刀に手をかけただけでも切腹でした。
確かに第二次大戦は追い詰められた「油断」そのものでした。
しかし零戦をシンボル化すればあの伝統技術は引き継いできたのです。
米国は日本にとんでもなく不良品を売りつけてくれましたが、
日本はすっかりと見破り、不良具合を指摘しつつ、
わが国独自のスティルス戦闘機を開発して米国に不良不足の特に
ソフトウエアの詳細を突きつけています。
しかし、左傾化して平然としているマスコミは何も報道しません。
敵は身内(左翼)にありだと私は断言しておきます。
また舞い戻っている「羽織ゴロ」たちは、マスコミだけではなく、
いずれ私は書き残さないといけないと思っています。
日本から突きつけられているスティルス戦闘機を見て、
米国はわが国が敵国ではなくて本当に良かったと思っているはずです。
だから英国が近づき、中国も、アジア各国も日本は、
もはやアジアの島国ではないと思うのも当然でしょう。
零戦のあの性能は伝承されているのです。
専守防衛ゆえに、決して攻撃をしないでいる日本にこそ、
真の平和論、平和戦略があるのです。
そのことを私は絶対に立証すべくコンシリエンスデザインと危機解決創成、
その実務を果たし切りたいと考えています。
かって、靖国問題・教科書問題・南京虐殺問題・慰安婦問題を
中国での講演レジメにしたときには、
「あなたは一生中国には入れないでしょう」と言われました。
けれども時代は動いていますから、来年には中国の政治体制も、
必ず大変更されるはずですが、こうした武器たる戦闘機威嚇などは
全く無用になってほしいと願う超右翼の一人です。


* 『「新聞紙」というメディアが消える日が近づいている』
* 『米軍の北朝鮮侵攻はわが国の問題である』
* 『手づくりから物事デザインと事物デザインを決める』
* 『軍事技術である人間工学 は軽薄に語るべきでない』
* 『GRiD社キーボード位置をどう乗り越えるかだった』


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『KK適塾に医師であり教授であり作家・久坂部羊先生』


   


     12月 23rd, 2017  Posted 1:00 AM




2017年歳末を目の前にして、ようやく「KK適塾」第一回目を開催。
もはや聴衆の皆さんは顔なじみが増えました。
おおよそはプロのデザイナーたちが多いのです。
今回講師をしていただいたのは、大阪大学の招聘教授であり、
医師であるながら作家とし、「破裂」や「無痛」という
医学系ドラマの作者でもある久坂部羊先生でした。
個人的には、久坂部先生とは阪大の大イベントだった
「医の知の未来』適塾175年・緒方洪庵没後150年」で共に講師でした。
その時、私は橋本左内を語り、先生は医師でもあられた父上の死を、
あまりに見事に医療問題として語られました。
今回、まったく画面も使わずに「病気になっても早死にしてもいい生き方」。
PPK=ピンピンコロリというキーワードでした。
さらに、誰もが生きていたいという欲がありますが、
治らないならどう諦めて死を素直に受け入れること。
早期癌発見って何?
癌擬もあるかも知れない?
生検での転移そのものがあるかも?
などなど、医療技術の進化は私自身が毎日体験しており、
私自身、身体障害者1級、心臓障害者1級で、
来年は3回目の除細動器埋め込み手術を受けます。
そういう意味では、理想的な死は毎日考え、
3度重篤状態での臨死経験もしてきました。
おそらく、今も医師であり、何が医療で、その医療を行う医師たちの
いわゆる権威権力闘争を内部告発のごとく小説化されてきました。
私はデザイン界にも、現代社会の中では、
デザインの長所短所、制度化する権威主義は
小説化されていないほどとても遅れた職能だと思っています。
なんと言っても、治る病気は治すが、治らないなら治さないとか、
本当に安楽死なんてこの日本では難しいこと、
病院には行かないという重大決心の実際などを聞かしていただいた話でした。
そうした中で、私はこれまでの「コンシリエンスデザイン」を、
アンケートからもその実務そのものを僅かながら紹介しました。
次回は来年の2月2日に、いわば仲間である東京藝大の若手教授の話です。


* 『芸術工学からコンシリエンスデザインに』
* 「除細動器埋め込み入れ替えより生還」
* 『東京藝大からの二人の講師を迎えて「KK適塾」』
* 『いのち・生きること、命は与えられたもの』
* 「『医の知の未来』適塾175年・緒方洪庵没後150年=大阪大学」


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「法学部学生が発見してくれたデザイン運動」


   


     12月 3rd, 2017  Posted 12:00 AM




思いがけない、それも阪大の学生たちから自分デザインPKDを発見。
それも法学部・国際公共政策学科のチーム研究そのテーマになりました。
PKD=Peace-Keeping Designが阪大の中からテーマ選択されたのです。
彼らは豊中キャンパスですから、私の吹田キャンパスに学内バスで来訪。
最初、メールが来たときに、ここまで調べての面会申し込みでした。
科研費:科学研究費申請では、退官後はその申請書などには、
医学部・工学部はもちろん・経済・法学・理学・文学などで、
知財権から学際性としてのデザイン関係はそのアドバイスや指導もしました。
それは私には、経済では海外への輸出からデザインがどれほど関与かまで、
さらに学術振興会での申請判断もしていました。
最も学術振興会は税金分配に手法を根本から変革すべきです。
キャリア主導や文科省天下りでの決定精度は変更すべきです。
デザインは学際的に本当に重要なことがこれほどあると教えられてきました。
とりわけ、阪大の学生たちは本当によく勉強しています。
むしろ、教官たちは未だにデザインの意味はき違えが多過ぎます。
本当に自分の専門とデザイン=問題解決+価値創出が分かっているのは、
少数で、もはや私の友人教授たち、
しかも彼らはそれぞれの専門分野でも国内外に有名な教授たちだけです。
さて、今回、法学部の学生達と半日、彼らからの極めて専門的な質問は、
私のこれまでの試作やモデル、発表会、企業との実務開発詳細まで
応答回答をしつつ、新たな問題を教えられたと思っています。
以前も、これをかなり有名な国際コンペに、
「遺伝子検査システムデザイン」も応募し、
日本代表でしたが、落選したので私は意義申し立てをしました。
そうしたら、国際コンペにも関わらずデザイナーである審査委員が、
問題意識もなく、しかも無知過ぎることに私は仰天したぐらいです。
先般もミラノ工科大学デザイン学部長が来学していただき、
もはやデザイン領域の拡大にびっくりされていて大学間協定を進行。
比して、KAIST=韓国科学院大学院大学やフランス芸術大学は
すっかりと理解分別されています。
最近、若い才能で優れていることには二つの原則が彼らのものだからです。
それはコンピューターとデザイン、
アナログもデジタルも無関係であり、必ずデザイン実務との融合です。
改めて、「KK適塾」でのコンシリエンスデザインは伝えようと覚悟しました。
比して、本来の国内デザイン系は相当に遅れてきています。
今回は学生たちから教えられました。


* 金融工学の始祖はマルクスだった_14
* 「BOP-Businessの前にPKDありきです!」
* 「PKDの途中報告」
* 「17年間という時間は『私・きもち時間』だと思っている」
* 「シリンジの問題解決・2006年から取り組んできた」


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