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Posts Tagged ‘川崎和男’


8月23日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     8月 23rd, 2014  Posted 12:00 AM

8月23日 丙寅(仏滅)

私は日本人は「書」が
書けなければならないと思う。
「書」をしたためられないのは、
日本人としての
センスの大問題だと指摘しておく。

「書」はそれこそ、
幼少の頃からのたしなみである。

「川崎和男 強い人弱い人」


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8月22日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     8月 22nd, 2014  Posted 12:00 AM

8月22日 乙丑(先負)

デザイン出来るから
クリエーターではない。
クリエーターは、おそれく、
先天性49%・後天性51%だと思う。
その後天性とは、
ひたすらの修練と精進である。

しかし、
修練と精進、これを努力とみ言うが、
やり尽くしても、
先天性41%がすぐに打ち消してしまう。
そのことを知る必要がある。

「川崎和男 強い人弱い人」


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8月21日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     8月 21st, 2014  Posted 12:00 AM

8月21日 甲子(友引)

友だちをつくること、
人は友だちは生きている人だけ、
これは悲しい。

もう死んでしまった友だちが大事だ。
死んでしまった友だちは
その人の著作の中で生きている。
だから、
死んでいる友だちを
私は一杯持つことに決めている。

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8月19日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     8月 19th, 2014  Posted 12:00 AM

8月19日 壬戌(赤口)

人間の未来は、
「死」である。
生きていくことは
死んでいくこと。

だから、生きていく未来を
私たちは「豊か」にすることでしかない。
その「豊か」さは、
死んでいく毎日に、
その豊かさを
懸命に積み重ねていくことしかない。

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8月18日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     8月 18th, 2014  Posted 12:00 AM

8月18日 辛酉(大安)

統合することは
いとも簡単なことである。

この指止まれ、
この一声で、
まとめ上げることが可能だ。

しかし、
統合化するとなると、
それは途端に困難になる。
この認識力ある者にのみ
与えられた力量である。

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8月17日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     8月 17th, 2014  Posted 12:00 AM

8月17日 庚申(仏滅)

融合とは
とても便利な言葉である。
融合した学際性は
その免責性すら
割り出すことが不可能である。

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8月14日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     8月 14th, 2014  Posted 12:00 AM

8月14日 丙辰(赤口)

未来は目の前にある、と
思い込んでいる人がほとんどである。
これは大間違いである。

未来は背中にある。
「Back to the Future」
この真意は、
すでにギリシア時代から語られている。

「川崎和男 強い人弱い人」


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8月13日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     8月 13th, 2014  Posted 12:00 AM

8月13日 丙辰(赤口)

勉強、
生涯が勉強、
勉強をするから全人格的に成長する私?
という考え方をしている人がいます。
勉強することは、
それはある種の宗教的盲信です。

勉強などは、
生徒・学生であるための行動条件に過ぎません。

成長する自分のために、
あるいは
全人格性を修練と精進させるには
勉強することではありません。
それが「何か」が見えない知性から
智恵は生まれないのです。

「川崎和男 強い人弱い人」


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8月11日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     8月 11th, 2014  Posted 12:00 AM

8月11日 甲寅(仏滅)

自分の能力・知識は「情報力」と、
「歴史経験力」で智恵が生まれる。
そのためには、
自分の情報装置と
自分の歴史認識を元にする経験則には
常に新鮮さと最新性への姿勢が要る。

果たして、
そこまで自分を追い込んでいる人は
本当に僅かだと感じてならない。

「川崎和男 強い人弱い人」


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8月10日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     8月 10th, 2014  Posted 12:00 AM

8月10日 癸丑(先負)

歴史は権力で再作成されたモノにすぎない。
まして歴史小説はフィクションである。
小説は仮構に過ぎないから、
確信すべきコトでは無い。
しかし、
歴史から「学び取る」コトは、
知識と感性と感情の制御力を育む。
したがって、
仮構装置を歴史から
マイナスさせる力こそ、コトの創出、
鍛え上げなければならない一つだ。

「川崎和男 強い人弱い人」


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