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Posts Tagged ‘工業デザイン’


『ケータイからスマホへの工業デザインは革新されるべき』


   


     8月 27th, 2018  Posted 12:00 AM



ケータイをどれほど使って来ただろうと思います。
そして、結局、2年程度だった気もします。
ここには、モトローラとソニーを出しています。
まず、モトローラは当時、G マーク審査委員だったから、
日本のモトローラまで調査に行ったことがあります。
その時にも、<これじゃ、ケータイはこのメーカに負けるかも?>。
そんな気がした内部の実装構造でした。
モトローラが大きなファッションブランドとの形態ブランドは、
現在のスマホまでは行ってはいませんでした。
その後、ソニーのたった69g(覚えていました)の小さな電話機は、
ちょうどソニーとエリクソンでした。
まず、どう見てもこれらの工業デザインにはしっかりとした、
携帯フォルムが完成していました。
現代のスマホには、ここまでの形態デザイン開発がありません。
もちろん、形態デザインがいいとは思っていませんが、
現在のスマホとの工業デザインでは全く違っています。
やがては、全てが透明パネルになるかもしれません。
また、最も必要なモノ=スマホであり、
最も不必要なモノ=スマホまでのアンケートがあります。
これは工業デザイン的な大きな差異です。
ようやく、政府の大きな仕事も提案者に伝えられたようです。
ここには工業デザインが転機となるかもしれませんが、
まだまだ工業デザインそのものがデザイン変革するべきです。
現在の家電やカメラなどには新たな手法がいるでしょう。


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『国内最大の海洋建造物が2017年、出来上がり』


   


     7月 24th, 2018  Posted 12:00 AM



「シップ・オブ・ザ・イヤー 2017」は余り知られていません。
「カー・オズ・ザ・イヤー」はよく知られています。
よく船舶や海洋物でもそのような賞がと聞かれます。
なんと言っても「日本船舶海洋学会」が選んでいるのです。
そして、今年は全長400m、幅が58.5m、の日本初の
「MOL Truth」=20000TEUコンテナ船で
国内最大建造物が出来上がりました。
私自身、「関西海事教育アライアンス」で、
阪大院、神戸大院、大阪府立大院で9年間「海洋デザイン戦略論」を
半年間担当していました。
シップ・オブ・ザ・イヤーでは、日本船長協会などの名誉会長などで、
私が担当者ではまだまだ若い審査委員です。
何しろ私の恩師(先般まで審査委員長)もいますから。
そして、国内最大の建造物がようやく韓国に勝ちました。
このことはまだ本当に知られていません。
https://www.jasnaoe.or.jp/soy/を参照していただきたいと思います。
この領域では、韓国が優れていたのです。
また、日本がこれまで水産産業でも開発してきた技術が、
中国をはじめ禁止されていることも知られていません。
日本の水産産業はじめ、船舶や海事製造物も、
とても国際的に「苛め」られているのです。
私の役割は、「工業デザイン」を船舶などに応用させるのですが、
正直、まだまだ叶っていません。


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『京都に隠れ家あり』


   


     10月 24th, 2017  Posted 12:00 AM




京都は私にとってはやはり日本の代表都市だと思います。
東京は私には首都と言っても時代流行の軽薄な都会でしかありません。
日本の文化を支えてきたのは、越前=福井県と美濃=岐阜県であり、
これが文明を伝統化して文化を支援したというのが私の信念です。
なぜなら、京都も奈良も、根本的な文化を支えてきた労働の里=鄙は、
福井県と岐阜県であることは間違いありません。
なぜなら、刀剣、和紙、漆器、陶器は、この二つがあればこそです。
私の母方は、宮大工でありそれは紀州から京都に住み、
関ヶ原にて秀吉と家康に分断され、負けた一族は逃げて越前のもっと鄙に
隠れ住むことでした。
奈良には「お水おくり」があり、京都には「鯖街道」があるがごとく、
都文化を支えていたと言い切れます。
そして私自身、ワイフは京都生まれ京都育ち。
よって、毎月、映画を観ることにして京都には滞在します。
私は身しょう者対応が出来ているのは、日本では京都と金沢であり、
それがなんとも文化を最もシンボル化していると判断しているのです。
そして、これは京都の隠れ家でもあり、スタッフに先般、初めて見せました。
正直、私は家という住処意識は全くありませんから、
これは私の一応隠れ家ですが、ほとんどがいずれはワイフの住処でしょう。
この家の設計は友人の作品でもありますが、
手づくり感を大事にする友人建築家と工業製品感が当然という私、
この対立は、設計から施工にあたって大変な論議をしたものです。
この家が建つ前には、ほとんどが空き地でしたが、
今ではすっかりと住宅地になっていますが、
造形的には平屋建てのたたずまいは美しいと思います。
私は建築デザインよりも工業デザインがどれほど繊細で難しいかを存分熟知。
日本の住宅建築は、工業デザインが主体であるべきと思っています。
だから日本の住宅建築で最も軽視されてきたのは、
耐震性や土砂災害であり、それ以上に、
すべての住宅にはシェルターが必須だったことです。
「家」のパターン・ランゲージで言えば、
日本の住宅には絶対にあらゆる自然災害と防衛としてのシェルターは、
本当に大切だったと今は特にそう思います。


* 「スイス政府防災マニュアルは憲法の具体解説」
* 「青い空は動くのです、しかも晩夏の空にアラート不要」
* 『観光都市はエスノセントリズムから解放されること』
* 「車とエレベーター」
* 『「森羅万象悉く紙なり」とは神と死に直結している』


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『情報戦とマッハ戦から無関係であってほしい』


   


     10月 6th, 2017  Posted 12:00 AM



敗戦国には隠れた剥ぎ取られている技術進化があります。
それは機械工学=テクノロジー・エンジニアリング・テクニックがあります。
それは特にインダストリアルデザイン・プロダクトデザインにも
大きな影響を残していますが、そのことに気づかない悔しさがあります。
それは敗戦国家が欠落しているテクノロジーです。
私自身、知る必要など無いと思ってきましたが、
トゥルーズに行ってドイツ人デザイナーと仲良くなったときに、
彼は酔いも手伝ってこんなことを言いました。
もし今度世界大戦になったら、日独伊同盟などしないでおこう、と。
なぜなら、現代の特にジャンボジェットは、
日本人とドイツ人がいなかったら「絶対に進化していない」こと。
拳銃デザインは必ず著名デザイナーの作品であることでした。
ようやく、日本も飛行機が創れるようになりました。
それでもなかなか商品展開出来ていません。
とりわけ人間工学という本来の軍事技術は、日本では特殊な領域だけです。
私は軍事技術が素晴らしいと言っているわけではありませんが、
拳銃からジェットそれも戦闘機は個人的にも私の知識+見識にしています。
そして、日本のH2Aロケットは、直ぐにミサイルになります。
紹介するXASM-3は日本のあの零戦以来の対空ミサイル戦闘機としては、
第5世代戦闘機として、とても優れているということです。
わが国は原爆被災の敗戦国家ゆえに軍事技術に詳しい必要無しですが、
デザイナー、とりわけ工業デザインならば知り尽くす必要があると、
私自身は伝えたいと思っているからです。
ファントムという戦闘機を趣味で真剣に調べていたころ、
戦闘機とマッハ=音速のことでは、
日本の戦闘機はユーロジェット音速2.0には負けていて音速1.8かとか、
そんなことに一喜一憂していた時期があり、
少数の男の教え子には講義の途中にそんな話をした程度です。
今、私は改めて第六世代の軍用駆逐艦や軍用機器が見えだしたなら、
このマッハ4.0とも言われる大型ミサイル戦闘機が
決して使われないことを祈るばかりです。


* 「H2Aロケット・はやぶさ・しらせ=日本技術の結集象徴」
* 『完全命中の投げる行為がミサイルであるという知識』
* 『あの街から知識が近づいてきていた』
* 「素材革新での造形言語が与えた影響は形態言語すら変更」
* 「デザインは記号論的な『造形言語と形態言語』での論理化」


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『リムジンはただ乗って使用してるのに所有している』


   


     9月 15th, 2017  Posted 12:00 AM



車は所有欲と使用欲が見事に3通りある製品です。
所有すること=持っていたい車、使用する車=車なら
ともかく移動手段で十分、所有もするし使用もすること。
車遍歴は、所有することが個人史になる対象物です。
そういう意味では、おそらくリムジンを所有する人は僅かだと思います。
名古屋時代、私に九州のある女性オーナーから仕事の依頼がありました。
初対面でいきなり言われたのが
「川崎さん、奥歯は大丈夫ですか?」
「えぇ!」
「すごく懸命に仕事をする人は、大抵、奥歯がやられて抜けるんですよ、
プロの野球選手ほど、そういう人多いですから」
私の奥歯は虫歯もあり、どうしたものか、と考えていたのです。
彼女は、病院、歯科医院、介護施設などの経営者でした。
「私が依頼する仕事と同時に私が経営する歯科医院はとてもいいですから」
とのことで、奥歯のインプラントなどをすることになりました。
そんな会話をしている中で、東京にほとんど車移動がかなり辛いこと、
そうしたら誕生日も聞かれたのです。
ある日、彼女から突然電話があり、
「誕生プレゼントを大阪港まで運んだから、
リムジンを運転できる人を寄越しなさい。
遠出するリムジンはもう使わないし、リムジンはもう一台あるから、
一台誕生日プレゼントするね」、と、
思いもつかないリムジンが私の元に来たのです。
キャデラックのリムジンは、眠れるように、改造もされていたのです。
実際私は運転できません。スタッフの一人が車にも詳しく、
運転もすぐにマスターしてくれました。
丁度、私はGマークの総合審査委員長でしたから、
東京-名古屋は深夜にも眠って往復しました。
それは使用しているのですが、所有もしているわけです。
ともかく、ワイフが嫌がったのは、車が停止すれば、
必ず、その車から誰が出てくるのだろうと見詰められることでした。
私はこの車を使用しているにも関わらず所有感を満たしてくれるのでした。
ただ流石に大阪大学の教官としてでは使わないので手放しました。
しかし、車への自分の欲望をしっかりと見詰め直すことが出来ました。
工業デザインを教える立場として、カーデザイナーをめざす教え子には、
全てを修士課程で学ばせて車メーカーから企業留学を全員させました。


* 『日本で商品展開が不可能だったカーデザイン』
* 『「福祉車両」とは決して言ってはいけない車』
* 『白い歯のためには徹底的なメインテナンスが要る』
* 「U4(UFO)だった、わが研究室」
* 『大学キャンパスで3番目になった私の研究棟看板』


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「K7デッキのテープ配置とビートルズ」


   


     6月 7th, 2017  Posted 12:00 AM



K7というのはフランスでは、「K:カ・7:セット」テープを表します。
そして、カセットテープとビートルズの登場は同時期でした。
K7とビートルズが同一時期なことが生活での音楽シーンを変えたのです。
一般的には、カセットテープが平面から垂直に至るまでの
技術進化が困難だったことは知られていません。
私はAurexのデザイナーとしてオーディオ担当だったので、
カセットテープが垂直になるこの技術進化に、
相当に深くデザイナーとして関わっていました。
まだようやくカセットテープが斜め配置時に、
マリオベリーニのデザインでこのデッキが登場した衝撃は忘れられません。
ここまでのデザイン提案が見事に商品になりました。
もの凄く大きなショックでした。
それは当時カセットデッキでのテープを垂直にするエンジニアまでも脱帽。
その商品化はYAMAHAでした。
YAMAHAのオーディオ機器が決して売れないと言われていた木目は、
逆に大ヒットになりました。
しかし、当時若かった私ともう一人の若手エンジニアで猛反対した素材、
それはベリリウムのスピーカーコーン。
それこそ、今でも使っている馬鹿メーカーがありますが、大問題素材です。
いわゆる環境ホルモン問題を何ら解決していません。
ところでマリオベリーニのデザインは私にとっては夢の造形デザインでした。
彼のスタジオには大きな発砲フォームのモデル製作器があるとのことでした。
最近では次世代デザイナーは、彼の造形デザインを熟知していません。
これは工業デザインにとって大きな問題だと私は思っています。
いわゆるデザイン知ったかぶりする連中に分かるでしょうか?
このデザイン造形の美、造形デザインでの美です。
すなわち、造形デザイン・デザイン造形は「美しいモノ」づくりであり、
それは「コトづくり」デザインを設定するということです。
「コトのデザイン」が優れていても
モノのデザインに美しさが無ければそれはデザインとして失敗であり、
ましてデザイン受賞できるモノでは無いということです。
このK7デッキのデザインが象徴的です。

参考:Aurex 私デザインは5060


* 『K7の最高機種デザインはAurexデザインだった』
* 『ビートルズに出会った世代の幸運さ』
* 「メディアアイテムの変遷が青春時代だった」
* 「ヘッドホンにはヘッドホンアンプ必要なり」
* 『スマホは使用感だけでは技術進化は見えない』


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『68歳、青春の日々を金沢で再度、行学に』


   


     2月 27th, 2017  Posted 12:15 AM



68歳、その初日を迎えます。
25日に金沢に帰りました。
金沢美術工芸大学産業美術学科デザイン系同期卒の会に参加。
一泊して26日誕生日は、ホテルから金沢駅街を散策して、
今じゃ船のように揺れるサンダーバードで帰宅しました。
デザイン系同期卒業の会は、45周年です。
40周年に50周年をと、約束をしましたが、ひょっとすると、
循環器や癌で会えなくなるということで集まろうということになりました。
私たちの世代は工芸繊維デザイン・商業デザイン・工業デザインの3専攻。
全体は産業美術学科であり、(もはやデザインは産業支援を超えてきた)
デザインは産業を支援するデザインだったわけです。
結局もうこの際だから「あの頃・・・」という話になり、
「そっだったのか」、爆笑連続でした。
当時、私は絵が下手であり、皆があまりに車の絵が上手くて、
「なんで、車の絵?」
「なんでプラモデルが上手すぎるの?」
ハァ、何しにこの学校に?
「カーデザインって何?」と周りを困惑させていたのです。
徹底的に「リピート  !」課題やり直しを命ぜられていたのです。
周囲が余りに絵が上手すぎて、
デザイナーを諦めたとかの話がいっぱいありました。
それでも、全員が「人生で一番輝いていた4年間」でした。
そして、北陸新幹線での観光客の多さには圧倒されました。
しかし、一方では例えば、九谷焼き、漆芸の商品が、
値上がりしていました。
(嘘だろう、この作家の作品、高すぎる!)
これは観光都市が必ずこうして真の文化がこわれていくのです。
いわゆる金沢市は京都化していくのを見てしまった気がしました。
それこそ、ちょうど「プレミアムデー」制定とかで、
国家方針(霞ヶ関)も狂ってきている気がしてなりません。
それこそ、リゾートシティ計画=観光都市とか言われると、
リゾートというのは「何度も休養で通いが出来ること」です。
しかし、観光ともなればそれは「乞食(こつじき)」なのです。
ともかく、もはや人生の残り僅かを
行学の自己決定をやり尽くす覚悟でと決めているのです。


* 『造形デザインがレジリエンスデザインを具体化解答』
* 「『形と性能』・デザイン成果=造形言語と形態言語」
* 『もっと豊かな鉄道システムの統括デザインが急務』
* 『4年ぶりの金沢、駅のホームで・・・』
*『乞食=こつじきの地になってならない! 造形美の神社』


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『大物主神から事代主神、このコンテクストの卓球台』


   


     9月 25th, 2016  Posted 12:00 AM



リオのオリンピック・パラリンピックでは、
「日本製でなければ・・・」というスポーツ用品が
相当にありましたが、筆頭は何と言っても、卓球台です。
デザイナー・澄川伸一氏のデザインであることが話題になっています。
彼が来宅してくれて、疑問点を聞きました。
それは、水平度はどこで調整しているのだろうかということでした。
「やっぱり、そこだったんだ」で大納得。
最近は、日本のデザイン界で盗作が相次ぎデザイナーって腐っている、
こんなことを言われてしまいます。とんでもないことです。
ロゴのデザイン料が高すぎると市民運動になるとは、とても遺憾です。
彼のスタジオならロゴ周辺までの仕事がきっと満載しており、
デザイン成果は国際的です。ローカルならず行政のデザイン対価そのものが
実は未だに安すぎるのです。これには自分も反省をしなければなりません。
よくあの金額でOKであったとさえ評価すべきことです。
廉価すぎるというのがプロ=職能のデザイン対価とは海外から「なぜ?」です。
さて、あの卓球台はなんと恩師・柳宗理先生と天童木工での発明デザイン、
バタフライスツール、そのコンテクストがこんなに見事に適合していました。
これまでTVでも紹介されなかったこの話を聞いて、
先生が生きておられたら少しニヒルな批評あっても「凄い」の一言です。
なぜなら、かつての東京オリンピックでは丹下健三氏の代々木競技場、
ポスターの亀倉雄策氏が有名ですが、インテリアは柳宗理先生。
聖火台からトーチ、トーチ輸送装置器具は恩師・柳宗理先生の作品でした。
トーチ輸送装置器具はようやく消えずにアテネの火を守れた
発明的なデザイン輸送装置になったのです。
「建築とグラフィックデザインと工業デザイン」、
このそれぞれの個性を調整し勝見勝先生のデザインディレクションで、
世界で「デザインがオリンピックをまとめた」
最初のオリンピックになったのです。
なんとそのコンテクストがあの卓球台に
澄川氏はしっかりと受け継いだのです。
これまで、特に卓球台はコーナー処理や使い勝手で選手たちから、
不平不満の連続だったのですが、卓球台デザインのすばらしさは、
別途にメダルを合同企業に授与されたほどです。
しかし、これも記さなければなりません。
なんとGマークグランプリとは言わずとも、
Gマーク100に入っていないとは、元総合審査委員長として残念。
「コトのデザイン」からすでに35%?も通過?、
確かにあの制度は褒章制度ゆえ赤字。
受賞数のあり過ぎは大間違いゆえに、Gマークは認知度があっても、
国家的褒章制度は「破綻」しています。
日本のコンテクストでは「大物主神」モノの美神様からの指示で
「事代主神」コトを伝える、情報仕組みの神に伝達があったのです。
この見識無き審査委員に歴史のコンテクストを告げます。
もっと真剣に「美」でこその「モノの美」知識から
見識も悟識もある審査委員になってください。
デザイン界はまずは「大物主神」から
「事代主神」の代理役職能だということです。
デザイン界はもとより、ライバル心はあってもジェラシー心では、
「美」は創れません。目先の利益もあるでしょうが、未来の美が目標。
あの卓球台は柳宗理先生の思想を受け継いだ素晴らしい成果だったのです。

* 『理念という思想からの発明がデザイン造形を決定する』
* 「*貿易国策の一つがGマーク賞制度、その審査委員資格*」
* 「商品・コミュニケーションから意味論的デザイン」
* 「ロンドンオリンピックでのハードとストロング」
* 『現代妄想には闘い続けなければ大間違いの世情になる』


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『開学70周年「金の美」展の自分デザイン作品展示』


   


     9月 13th, 2016  Posted 12:00 AM



秋には、東京・金沢・ニューヨークで、
銀座の全ての画廊は金沢美術工芸大学卒業生の美術・工芸・デザイン
それらの作品による展示会で埋めつくされます。
今年度は開学70周年ということで、日本各地、関西地区は、
京都市美術館で関西在住の卒業生が作品を展示します。
自分は毎年の参加は見送ることたびたびでしたが、
恩師から電話をいただき、「展示しなさい」とのことで、
後輩に締め切り後に展示の了解をもらいました。
作品は、今、開発中の「デジタルアッサンブラージュ」です。
展示のためには、もう一度、先輩・同輩・後輩すべてがプロですから、
実働モデルは再度、丁寧に磨きをかけ直しました。
正直なところ、デジタルアッサンブラージュゆえに、
32インチ液晶モニターが仕組まれていてセンサー稼働は外しました。
自分の作品はすべて映像が作品集として流れます。
工業デザインにとって、いつもやっかいなことは、
実物やスモールモックアップモデルは、その展示が大変ですが、
作品集として映像展示は、そのコンテンツ次第でした。
実際、自宅玄関には埋め込まれた55インチ縦のアッサンブラージュが
現在は、夏画面で、水・金魚・くらげ・花火・大阪城が、来訪者毎に
センサーキャッチし、しかもそれは照明をも変えてくれます。
これは今、自分デザインの代表作、
デジタルサイネージの限界を打ち破る
新たな社会提案をめざしています。
今回の「金の美」展には参加をしました。観てください。


* 『介護看護環境のためのデジタルアッサンブラージュ』
* 『自宅玄関には涼しさを「デジタルアッサンブラージュ」』
* 『改めて自宅玄関のデジタルアッサンブラージュ』
* 『風神雷神図=風景から情景のアッサンブラージュ』
* 『デジタルアッサンブラージュでの映像音場照明空間』


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『日沈む景観であっても景気はデザインが主導する』


   


     6月 13th, 2016  Posted 12:00 AM



大阪城は現在、大阪谷町に残っています。
秀吉は日いずることと日沈むことの両方見ていたのだと思います。
大阪には夕陽丘と名前があるごとく、
日沈む美しさ、その「景観」の歴史性があります。
自分自身すでに大阪に住んで10年です。
そして自宅からは日沈む「景観」を毎日見詰めているのです。
遠方には瀬戸大橋や大阪湾までが見えるときもあります。
この10年大阪の景気は低迷を連続し、しかも大阪は犯罪が最多。
この10年大阪そして関西の景気は、少なからず行政力低下が、
「景気」刺激無能と、断言できると考えることが可能です。
理由は、産業の基盤である「金型づくり」は、
国内では25%のシェアを持っています。
ちなみに、関東62% 東海1% 中京12%で、技術力は中京です。
このことは自分が大阪にデザインの焦点を合わせてきた見通しでした。
大阪そして関西が例えば兵庫県の地場産業は他県を圧倒しています。
それなのに「なぜ、景気がこの低迷?」という理由を
昨日、この関西軸でデザイナーたちと対話をして、
関西のみならず日本全体での産業とデザインの関係を再整理しました。
無論、関西地方だけではなく、
日本全体のデザインと景気への期待観が終わっています。
しかし、自分が天職としてきた特に工業デザインにおいて、
決定的にある経営者から学ばされたことは、
「川崎さん、要求されるデザイン対価がこれだけなら、
デザイン料を2倍にすれば、デザイン効果は2倍になるね」、
この提案に震え上がった経験があります。
無論、この企業に不況の時代は皆無であり、業績はずば抜けています。
最近、デザイナーの若手は中国での仕事に惹かれているのは当然です。
若手から私にも中国依頼の仕事への参加を伝えてもらいます。
このことには「デザイン=策略」としている策略的な一党支配が明確です。
比して若手デザイナーの仕事を先人デザイナーが奪うことに平然たること、
さらに、盗作平然たることは絶対に許してはいけないのです。
「景気」を根本で変動させるデザインの再成立をめざします。

*『シュンペンターと象形文字を同次元に考える』
*『高層は50階以上がいいようだ』
*『景観への精神状況がそのままファッションに連鎖している』
*『悪夢は醒めたのだろうか・・・・・』
*『日本の低迷は企業経営前の知識不足』


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